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  • ~プレイバック夏神奈川~

  • 投稿者:管理人
 
野球王国神奈川さんが連載してくださった『プレイバックシリーズ』の保存スレです。
1976年~2011年の夏神奈川大会を振り返った神奈川高校野球史です。

*こちらは保存専用スレなので投稿は御遠慮ください*

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  • プレイバック神奈川1976年夏

  • 投稿者:野球王国神奈川
  • 投稿日:2011年 6月12日(日)23時38分40秒
 
関東大会も終わりあとは夏の組み合わせを待つばかりで公式戦は一休み。その間なんかネタはないか考え、神奈川に越して来て30数年年、うち記憶に残る神奈川球界を簡単に振り返ってみようと思います。まずは1976年。何と言っても原・津末・村中・山口ら1年から甲子園でプレーしたメンバーの最終年となった全国が注目した東海大相模が主役。準々で秋覇者・横浜商(事実上の決勝)、準決で春覇者・武相を破り順当に決勝に。一方は第1シード藤沢商を小清水投手の投打の活躍により逆転サヨナラ勝ちし、準決で多摩をノーヒットノーランで退けた向上が決勝に。しかし決勝は東海大相模の打棒が爆発し19ー0と一蹴。原ら最後の夏、悲願達成に向けて万全の状態で甲子園へ。【その他】新城が春東海大相模を下して夏の第1シードを獲得するも多摩に初戦敗退。この時期、新城は春強く、多摩は夏に強かった印象がありました。又事実上決勝と言われた東海大相模と対戦した横浜商・羽二生(はにゅう)投手、初回相手の打球を足に受けながら根性のピッチングが印象に残っています。ちなみに甲子園優勝は初出場の桜美林。どう見ても東海大相模の方が強そうだと思えたのですが。結局4度目の甲子園も無冠。片や初出場、春関優勝の勢いで栄冠をモノに・・。なんじゃそりゃ!の1976年夏でした。


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  • 1976年おまけ

  • 投稿者:野球王国神奈川
  • 投稿日:2011年 6月12日(日)23時39分54秒
 
東海大相模は開会式直後の第一試合に登場し、釧路江南を5ー0で完封。向上戦19ー0からすると物足りなさを感じつつも津末の2本塁打もあり順調なスタート。向かえた2回戦はセンバツ準優勝・小山。序盤3回終了時点で明らかに1点勝負の様相。現に小山は無死走者を出せば連続送りバント二死三塁、一死走者を出せば送りバントと得点圏に進めプレッシャーをかけてました。7回ついにその成果が出て、悔しいサイン違いのパスボール(ワイルドピッチ)で決勝点が入ってしまいました。対する東海は背番号8の黒田投手(体格は津末、ボールはドカベンに登場する賀間投手のイメージ)の“重速球”に圧され散発3安打。東海の好きなタイプの投手と思っていただけに・・。最後の打者・原が三ゴロでゲームセット(泣)結果的に放った3安打が原・津末・村中の中軸だったのがせめてもの慰めだったかもしれません。

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  • プレイバック1977年夏神奈川

  • 投稿者:野球王国神奈川
  • 投稿日:2011年 6月12日(日)23時41分56秒
 
神奈川工の9回裏の猛反撃を凌いだ秋覇者・東海大相模、4回戦で第一シード武相を破って勢いに乗る桜丘をコールドで下した桐蔭学園、日大に快勝した春覇者・横浜商、好投手中田良弘の第一シード横浜を攻略した秋準優勝・法政ニの4校が4強進出。個人的にはこの年くらいから私学強豪高・大物喰い公立高・強豪私学と渡りあえる公立の実力高のすみわけ、勢力図が分かってきた頃でしょうか。決勝は春と同じ顔合わせとなった東海大相模と横浜商。東海、春は一蹴されたもののこの決勝は幾度のピンチをしのぎ食らいつき0ー0、あと1本が出ない横浜商、凌ぐ東海。横浜商・長谷部と東海・2年左腕佐藤が粘りの投球。そして耐えに耐えた東海が12回裏、確か一死一二塁だったか一ゴロで野手の二塁に送球が一塁ランナーに当たってそれ、二塁ランナーがサヨナラのホームイン。原世代が卒業したものの76年2年生レギュラー・セカンド斉藤直也主将(ここ一番で打っていた印象)、伊東捕手、サード中川、レフト角の4選手が中心となり神奈川4連覇の偉業達成。原・津末らが居なくなっても東海はやはり強い!を印象つけ、当分東海時代は続くと思った、のですが・・。【甲子園】神奈川でのの戦いが嘘のような初戦、0ー10で宇都宮学園に完敗。そして1県1代表となる翌年夏、いろんな意味で新たな時代に高校野球は突入しました。


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  • 1978年前段

  • 投稿者:野球王国神奈川
  • 投稿日:2011年 6月12日(日)23時43分2秒
 
この年高校野球ファンにはたまらない雑誌が創刊されました。そぅ報知新聞“高校野球”です。今でこそネットなどで全国の情報が容易く仕入れられますが、当時の全国情報は地方予選前に朝日新聞の展望記事を見るぐらいしかありませんでした。春のセンバツは勿論各地区大会で活躍した選手の写真、春の地方大会の成績が掲載される等自分たちでも“この学校は強そうだ”なんて予想してました。神奈川だけの視野から全国の情報も興味深いものになりました。そしてもう一つ、横浜スタジアムの完成です。立地条件、収容人数も保土ヶ谷・川崎の比ではなく、インフラとしては申し分ありませんでした。全国に先駆けて高校野球で人工芝グランドを使用することになり、夏の頂点に相応しい場所となりました。


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  • プレイバック1978年夏神奈川

  • 投稿者:野球王国神奈川
  • 投稿日:2011年 6月12日(日)23時43分43秒
 
17年ぶりに春を制し、第一シードで挑んだ法政ニが初戦で麻溝台に延長10回3ー5で不覚。この敗戦から翌年思いきった手を打つことになります。ベスト4は第二シード日大藤沢に勝った藤沢商をアッサリ下した桐蔭学園、麻溝台を下し強打・五十嵐が引っ張った柏陽をスーパー1年生・愛甲がノーヒットノーランで勝利した横浜、前年から佐藤、西の左右エースが残り5連覇を狙った秋優勝・東海大相模に3度目の正直でついに鬱憤を晴らした横浜商、川崎公立の雄・多摩に快勝した武相。結局法政ニ以外の春4強が夏も4強進出。結果からも分かるように準決勝・決勝スコアが僅差であり、実力は拮抗していました。決勝は横浜・横浜商の横・横対決。1、2年生主体ながら若さの勢いをそのままに攻撃、愛甲投手も終回まで躍動。9回裏横浜商も目覚め猛反撃、2点差に追い上げなお一死二三塁。次打者が放った二塁横からセンターに抜けそうな強烈なライナーを1年生・安西が捕球しそのまま二塁ベースを踏んで劇的な幕切れで15年ぶりの優勝。東海大相模の完敗、下級生主体で翌年以降も期待がもたれる横浜。9年続いた東海中心の時代から実に33年(現在も)続く横浜時代に変わったターニングポイントの年、公立ながら横浜商も完全に実力・地力が定着した感がありました。又甲子園には記念大会に相応しく高松商・徳島商・松山商・高知商の“四国四商”が出場する等、各地域の名門・実力校が結構出場していた記憶があります。そして大会終盤、二度も“奇跡”を目の当たりにした驚きの甲子園でした。


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  • プレイバック1979年夏神奈川

  • 投稿者:野球王国神奈川
  • 投稿日:2011年 6月12日(日)23時47分57秒
 
皆様ありがとうございます。甲子園他の思い出・話題もコメントいたたき恐縮です。さすがにお詳しい!さて1979年夏。1回戦で第3シード東海大相模対横浜商や、第2シード横浜商大対鎌倉学園など序盤からヒートアップの組み合わせ。前者は川崎球場まで見に行きました。横浜商・192cm巨漢ジャンボ宮城の投球練習に観客はどよめき、その球を弾き返す東海打線。勿体ない1回戦且つ4年連続の対戦は横浜商の競り勝ち。敗れた東海ですが、確か宮城投手と以後対戦したチームの中では最もヒットを打ち“強打・東海”の片鱗を見せました。横浜商大も鎌学に終盤大逆転を喫し敗退。ベスト4には川崎橘をコールドで下した秋春優勝、和田投手(その後法大で30勝)の日大藤沢、第1シード・桐蔭学園を再試合で大逆転した向上に快勝した横浜商、9回二死無走者から武相を突き放した藤沢商、桜丘を満塁HRで引き離した連覇を狙う横浜の4校。前年に続き春4強のうち3校が残りました。準決勝は打線が日大藤沢・和田投手の立ち上がりを捕らえ、投げてもジャンボが完封した横浜商、愛甲投手が藤沢商をノーヒットノーランに抑えた横浜が勝ち、2年連続の横・横対決。決勝も横浜商が愛甲の立ち上がりを攻め主導権を握り、投げては宮城投手が一世一代の投球。前年メンバーが多数残る横浜強力打線を僅か2安打に抑え、ノーシードから一気に46年ぶりの甲子園にかけあがりました。優勝の瞬間、宮城投手がグラブを叩きつけて喜んでいたのが印象深いです。【アラカルト】法政ニが3年計画の動きを見せ1年生主体の布陣で挑みました(結果ベスト16)。日大藤沢は秋春制しながらあと一歩届かず。秋関ベスト8敗退ながら、あわや春センバツ関東地区3校目に選ばれるところまでその実力を高く評価された和田投手が印象的で法大1年春から活躍したのは嬉しかったですね。 【甲子園】横浜商は組み合わせにも恵まれ県勢8年ぶりのベスト4。大分商戦では無死一二塁のピンチを“ダブル狭殺”(今思えば小倉さん仕込みの野球だったのでしょう)。上尾ー浪商・箕島ー星稜など“あと一死”からの名勝負あり、池田快進撃あ(大泥雨の東洋大姫路とのセンバツも凄く印象的)などなかなかの内容。春夏連覇を初めて目の当たりにした前年に次いで驚きの大会でした。

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  • プレイバック1980年夏神奈川

  • 投稿者:野球王国神奈川
  • 投稿日:2011年 6月12日(日)23時48分53秒
 
歓喜の年。この年は神奈川勢全国優勝10年周期説当該年と開幕前から盛り上がりました。中でも東海大相模・横浜・横浜商の3強は秋春連続4強入りし、更に春関で東海・横浜が初の神奈川決戦を演じるなど(勝ち上がりも両校力強く)、雑誌に全国優勝候補に名を連ねる程戦力が充実。初戦カードでは第1シード武相対法政ニ、第2シード南対日大の好カードがあり、何れもシード校が勝利。3強の一角、東海大相模は3回戦三浦相手に11四死球ノーヒットノーラン。TV中継中ベンチに戻ってきた投手に気合いを入れる意味で平手打ちしたシーンが映り、その後抗議・議をかもし次戦に無念の出場辞退。横浜商は4回戦でジャンボ・宮城が桐蔭学園を4安打に抑えるも1ー2で敗退。“少ないチャンスをものにして鍛え抜かれた守備で勝つ”という強豪が最も嫌がる桐蔭学園真骨頂の試合。2強が消える中、横浜は相手にも恵まれ向上/2年力投派・中川、武相/ノーヒッター・湯沢を攻略し決勝進出。もう一方は桐蔭学園が鶴見工/豪腕・青木、鎌倉学園/2年技巧派・松原に競り勝ち決勝進出。決勝は秋県1回戦と同一カードとなり、横浜・愛甲、桐蔭・近藤両投手が力投。横浜が中盤挙げた2点を愛甲が守り抜き2年ぶりの頂点。愛甲は3年連続ノーヒットノーランはなかったものの大会無失点で突破。終了後、渡辺監督はインタビューで“優勝宣言”も話題に。【アラカルト】以後“3強”と言われる年が幾度かありますが、この80年3強を超える3強はないように思います。個人的にはこの年の東海大相模は今でも歴代最強ではないかと思います。投手4枚、愛甲から12安打した強力打線(長谷川国利が4番)とバランスが最高でした。横浜との決戦を見たかったです。【甲子園】横浜が優勝候補筆頭の重圧にもめげず快進撃。とは言え3回戦の鳴門戦からは接戦の連続で、見る方も力が入りました。簡単には優勝できないもんだなぁと、全国制覇がいかに厳しく・大変・偉業であるのかが分かったような大会でした。でも優勝の瞬間はホント嬉しかったですね。

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  • プレイバック1981年夏神奈川

  • 投稿者:野球王国神奈川
  • 投稿日:2011年 6月12日(日)23時49分28秒
 
前年全国覇者で秋優勝も対外試合明けの横浜、3年計画勝負の年で秋春4強の法政ニ、秋春準優勝で好バランスの日大藤沢、強打で春優勝の武相、前年夏準優勝経験者を要し春4強の桐蔭学園、原貢監督が復帰の東海大相模、更に公立の横浜商・桜丘・南・多摩・湘南等、まさに神奈川強豪が相まみえた大会でした。ベスト8に全国制覇経験校5校が進出。第1シードも順当の勝ち上がり。ベスト4は初回先制パンチで挙げた3点を守り法政ニの“夢”を砕いた横浜、湘南の無失点左腕・片山を攻略した日大藤沢、桐蔭学園に途中無安打も終盤稀少なチャンスをモノにした東海大相模、9回裏武相に追いつかれながら延長で突き放した日大の4校。決勝は横浜ー東海大相模。1年前とはチーム状況が異なったノーシード対決。試合は大会を通じて際立った横浜の先制パンチが流れを生み9ー3で快勝しニ連覇。【アラカルト】対外試合解禁の横浜は片平・吉岡らのV戦士の存在や一番山本、長尾投手の丁寧な投球などまとまりを見せました。法政ニはあと一歩及ばず。初戦東海大相模ー相原では奇跡的な展開が。終盤まで縺れた試合、9回か10回裏ニ死一塁から相原の打者がレフト越え。相原のサヨナラ勝ちかと思われましたが、その打球はフェンスを跳ね返らずフェンス金網のボール1~2個分広がってできた“穴”を奇跡的に通ってエンタイトル二塁打となり、一塁走者生還ならず。結局そのピンチを凌いだ東海が勝ち、決勝まで進出。【甲子園】横浜は連覇を目指すも2回戦で報徳・金村の投打に屈しました。1回戦徳島商との9回裏、センター・山本のサヨナラ負けを防いだスーパー好返球がインパクト大。

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  • プレイバック1982年夏神奈川

  • 投稿者:野球王国神奈川
  • 投稿日:2011年 6月12日(日)23時50分23秒
 
【前段】1976~81年まで全く縁のなかった春センバツに横浜商が44年ぶりに出場。三浦・荒井・高井らもとまり、早稲田実・荒木を攻略し堂々の4強入り。PL学園と互角の試合もサヨナラ負け。【神奈川・夏】その横浜商と夏二連覇・横浜を軸に、春二連覇・武相、前年夏準V・東海大相模、秋春4強・鎌倉学園、秋準V・日大、秋4強・法政ニ、左右本格派・日大藤沢が追う展開。3回戦で鎌倉学園が上鶴間に敗退。初戦の入り方が今一で悪い流れが現実に。ベスト4は前年決勝カードで経験メンバーは東海大相模に劣りながらも実力の違いを見せた横浜、武相にサヨナラ勝ちした法政ニ、勢い上鶴間に快勝した日大、日大藤沢/左腕・山本昌広から挙げた“スミ3”を守った横浜商の4校。準決勝は波乱となり、横浜・横浜商の両雄敗退。法政ニー日大の少し地味な決勝は、エース桜井が熱中症?で途中降板ながら後を継いだ高橋が力投。3年計画勝負だった後の翌年、21年ぶりに復活!前年のエース西岡・田代・松浦・岡選手等より力は劣るものの、御園主将はじめ桜井・高田・中村・押久保選手らがチームを引っ張っていました。【アラカルト】開幕戦で前年メンバー多数残る相洋が1・2年生主体の桐蔭学園にコールド勝ち。この敗戦から桐蔭が奮起していきます。日大藤沢・荒井投手が2試合連続ノーヒットノーラン、山本昌と交互先発起用。和田・大和・三原と好投手が出るもののどうしても“神奈川の壁”に泣かされている印象。【甲子園】21年ぶり復活・法政ニが躍動。開幕戦の智弁学園、春日丘を下し3回戦進出。東洋大姫路・梅谷野球に敗退。大阪大会でPL学園に勝った春日丘に快勝したことでセンバツのお返しはできたかなぁ。でもこの大会はなんと言っても“攻めダルマ”池田・やまびこ打線!

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  • プレイバック1983年夏神奈川

  • 投稿者:野球王国神奈川
  • 投稿日:2011年 6月12日(日)23時54分19秒
 
【センバツ】史上初神奈川から桐蔭学園・横浜商の2校が選出。もし5校枠だったら横浜も!と思わせる秋関の県勢躍進。前年ベスト4メンバー三浦・高井中心の横浜商が開幕戦で前年準V広島商に快勝して快進撃がスタートし、準優勝。打撃が向上すれば“打倒・池田”へ膨らむ期待の夏へ。桐蔭は投手三本の矢で“スミ1”を死守するまであとアウト4つの二死一二塁から連続HRを喫し初戦敗退。【神奈川・夏】秋春いずれも横浜商・横浜・桐蔭学園が4強に入り“3強”形成。追う法政ニ、日大藤沢、鶴見工、藤沢商、鎌倉学園。鎌学は前年に続き早期、しかも初戦で上鶴間の返り討ちにあい逆転負け。強豪が横浜商側のヤマに集まり、はやベスト16で桐蔭学園対日大藤沢、法政ニ対東海大相模が激突。高橋・志村・古賀の桐蔭投手陣“三本の矢”に対し日大藤沢・山本昌の一太刀で日大藤沢が快勝。繰り出す東海投手陣を攻略し法政ニが勝利。勝者が対戦した準々決勝は詰まった適時打で挙げた1点を法政ニの小林・山本正が余裕の投球。“打倒・三浦”と“連覇”を視界にとらえる。準決勝は好左腕・小野が登板する前の先制パンチで横浜が相洋を下す。もう一方は先制を許すも相手ミスにつけこみ逆転した横浜商が法政ニの最終回ピンチを凌ぎ決勝進出。前年準決勝で苦杯をなめた両雄が4年ぶりの決戦。桐蔭と同様に白岩・横田・山本“三本の矢”の投手陣と、この1年“打倒・三浦”に駆けてきた県内随一の強力打線・横浜に横浜商・三浦が三たび立ちはだかり3ー1で勝利。三度の対戦は3ー1、3ー0、3ー1と全てロースコアで横浜商が勝利。エース三浦・西村・信賀・高井・中村のタレント揃いのチームがセンバツより円熟味を増し、“打倒・池田”の期待確率を上げ最終決戦の聖地へ。【甲子園】“打倒・池田”へ横浜商の他、中京・野中、箕島・吉井、興南・仲田幸、久留米商・山田、佐世保工・香田、高知商・津野、創価・小野、印旛・古瀬、茨城東・加茂川、宇都宮南・荒井ら好投手がズラリ。更に広島商、センバツ4強東海大一、同8強駒大岩見沢、同共に池田に敗れた帝京、岐阜第一、春九州覇者・鹿児島実、奇跡のPL学園、印旛など各地から続々実力派が名乗り池田包囲網。記念大会に相応しい内容。横浜商は惜しくも春同様に決勝で敗退したものの、この年度で最も安定した力を見せてくれました。正直、池田がPL学園に負けた時は“優勝できる!”と思ったのですが・・。【アラカルト】横浜商の西村、信賀、高井は今でも最高の1~3番ではないかと思っています。この年は、県大会“打倒・三浦”、甲子園“打倒・池田”と、王者に挑む強豪の構図の年でした。甲子園初戦、池田の相手は群馬・太田工でしたが、当時もし前橋工・渡辺久信が出場して池田に投げてたらどうなってたかな?なんて思ったことも。

【甲子園】“打倒・池田”に宇部商・秋村、仙台商・荻原、宮崎高鍋も追加しときます。【他地方】ライバル対決もヒートアップ。興南ー沖縄水産、高知商ー明徳、中京ー享栄、岐阜第一ー県岐阜商、東海大一ー静岡、創価ー明大中野(明大中野・武田は練習試合で池田を完封し一躍クローズアップ)、印旛ー習志野、日大山形ー東海大山形、駒大岩見沢ー東海大四等。徳島では鳴門・徳島商が池田に挑むも跳ね返られました。
  

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  • プレイバック1984年夏神奈川

  • 投稿者:野球王国神奈川
  • 投稿日:2011年 6月13日(月)00時02分8秒
 
忘れられない凄い年でした。【センバツ】秋関に桐蔭学園・志村、法政ニ・山本正の好左腕が出場。前年に続きセンバツ2校の可能性を期待しましたが法政ニが出場。大会前、大石光磨監督が“このチームで春か夏どちらか優勝したいと思っていた”とかなり手応えのありそうなコメント。前評判も良かったのですが、残念ながら2回戦で拓大紅陵に秋の返り討ちにあい敗退。【神奈川・夏】春V法政ニ、秋V桐蔭学園、秋春4強で今年が勝負の年の東海大相模が“3強”と見ていました。が、大会はとんでもない方向に。まず第2シード前年甲子園春夏準V・横浜商と秋4強・神奈川工が上溝南、東にそれぞれ競り負け初戦敗退。第3シード・藤沢商と湘南も初戦敗退。初戦の入り方が難しいなぁと思っていたら、3回戦では、何と優勝候補筆頭・法政ニが桐光学園(この頃はまだ一私学)に終盤逆転を許し敗退。4回戦で第2シード・左腕小野が最後の夏に駆けていた相洋、桐蔭との対戦を意識し過ぎた藤嶺藤沢が敗退。5回戦では、目の上のたんこぶ“法政ニ”の敗退で俄然優位と思われた横浜も桐光学園に敗退。波乱の中、法政ニを除く春4強が順当に勝ち上がったものの、ついにその3校も揃ってベスト8で敗退。結局ベスト4には、投攻守まとまる桐蔭学園、意気上がる綾瀬、強打覚醒の向上、豪腕蒲谷が投打で引っ張る関東六浦の4校。ノーシードが3校で桐蔭以外は甲子園未経験校の顔ぶれに。決勝には綾瀬の勢いを土壇場で跳ね返した桐蔭学園と、高橋・大塚の大型バッテリーの豪快HRで関東六浦・蒲谷を沈めた向上が進出。決勝は名勝負に数えられる死闘。中盤4ー0で桐蔭快勝ムードから、またまた高橋・大塚の強打が炸裂し向上が追い付く展開。同点後防戦一方だった桐蔭が14回のチャンスに畳み掛け勝負を決めました。【アラカルト】8強の中でも前年メンバーがかなり残った東海大相模が最短距離かなと思ってましたが、綾瀬の奇襲・思い切りの前に涙。翌日のスポニチには“東海大相模お前もか!”の文字と項垂れる写真を見た記憶があります。神奈川大会を見始めから、ここまで上位常連である強豪が敗れる“波乱”を目の当たりにしたことはありませんでした。【甲子園】3年連続県勢開幕戦を戦った桐蔭学園は2勝しベスト16。鹿児島商工・増永投手を攻略できず完敗。志村投手の投球・牽制術、ねちっこい打撃等、力は出してくれたと思います。


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  • プレイバック1985年夏神奈川

  • 投稿者:野球王国神奈川
  • 投稿日:2011年 6月13日(月)00時02分54秒
 
【センバツ】神奈川2位横浜が秋関ベスト4入りし11年ぶり復活。相川を要し大会前は前評判も高かったのですが、2回戦報徳に3回二死三塁までリードもタイムリーを浴びてから歯止めきかず2ー10で敗退。前年に続き優勝候補と言われながら県勢上位進めず。【神奈川・夏】センバツ出場で春V・横浜を軸に、パワー炸裂・東海大相模、二連覇狙う・桐蔭学園、秋V・法政ニ、春4強・日大藤沢、好右腕小野・武相、好バランス・横浜商、左右エース・山北等強豪中心の展開。前年よりは波乱は少なかったですが後半に差し掛かったベスト16、保土ヶ谷でドラマが。東海大相模が前年に続き綾瀬に逆転負け。法政ニが土壇場で山北に逆転を許し敗退。ベスト4は武相・小野を攻略し大会に入って打撃好調の藤嶺藤沢、綾瀬をコールドで下した山北、横浜商に競り勝った桐蔭学園、鶴見工を問題にしなかった横浜の4校。当時、準決勝の桐蔭学園対横浜が“事実上の決勝”と見てました。内容も最後はどちらが勝つか分からない状況まで横浜を追い詰めた桐蔭。0ー5から9回裏4点を返した粘りは見ごたえがありました。決勝は藤嶺藤沢と横浜。相川投手の肘の心配はあったもののさすがに横浜が勝つだろうと思っていましたが、後半藤嶺の積極的打撃に横浜守備の乱れもあり予想外の展開となり、9ー3で藤嶺藤沢が初優勝。名将木本監督14年ぶり神奈川制覇。【アラカルト】実力的には横浜がNo.1でしたが、決勝は相川投げられず、2年斉藤も力尽きました。東海大相模が2年連続で綾瀬に敗退。綾瀬のなんてことない横手軟投派投手にリードされて、焦りから相手陣営の術中にもはまり、強引に振り回してた東海打線はなにか面白かったです。横浜、東海ともリードされると“あんな球にも手を出すのか!?”と焦りだす始末で、やっぱり同じ高校生の野球なんだなと改めて実感。東海投手陣はこの頃(83~85年)はエース不在で名門にして“この投手陣は何?”と思うほど弱かった印象。又、公立普通校の“強豪”らしきチームが出始めた時期で山北(79年~)、城山(80年~)、綾瀬(84年~)、大清水(84年~)あたりは強豪私学と戦えるチームになっていました。【甲子園】初出場の藤嶺藤沢、相手が高知商・中山とついてなく、1回裏の高知商5点で終わってしまいました。1・2年メンバーが残る新チーム以降に期待が持てるかな、と思った程度です。



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  • プレイバック1986年夏神奈川

  • 投稿者:野球王国神奈川
  • 投稿日:2011年 6月13日(月)00時03分31秒
 
【85年秋】この年の秋からノーシード組合せ開始。つまり出場校一斉によーいドン。以後春県大会にも影響を与え、夏県大会でシード漏れする強豪あり、序盤から対決するシーンが多くなる。【神奈川・夏】前年に続き、好投手が少なく打高投低。春V・東海大相模、秋V・横浜商、秋準V・桐蔭学園、前年準V・横浜、春準V・藤沢商、好バランス・日大藤沢、春4強・法政ニと横浜商大、ニ連覇狙う・藤嶺藤沢、大型左腕村上要する・海老名、強力打線・相洋等、実力伯仲の展開。常連・武相が早速シード漏れ。1回戦で相洋対藤嶺藤沢が激突し、強打・相洋が2ー1で接戦を制す。前年より一条・斉藤ら投打の軸がおりバランスが取れていたと見られた藤嶺藤沢が初戦敗退。2回戦では桐蔭学園対強豪の域に達しつつある綾瀬が激突。両者譲らず見ごたえある内容で桐蔭がチャンスをモノにし3ー0で下す。3回戦でノーシード武相が横浜商大に快勝。ベスト4には、春対戦時に大敗した東海大相模を接戦でリベンジした横浜商、武相に続き向上も喰った津久井浜、9回松田をうっちゃった藤沢商、桐蔭学園を粉砕した横浜の4校。決勝はエース内田が復調した横浜商と大会通じて打撃好調の横浜。3年ぶりの両雄対決。横浜の長打に対し横浜商が短打で対抗、横浜以上に打線が繋がり11ー7でタレント不在ながらも頂点に。中村主将はじめ俊足の選手が多かったですが。この頃から横浜商は83年のような図抜けた選手は居ないものの、足も使う総合力で強豪私学と渡り合えるチームを作ってくる印象。【アラカルト】“これは凄い!”という好投手が見当たらず、正直物足りない感じがしました。打撃の方は、横浜に好打者が多く、とりわけ2年高井の桐蔭戦右打席の弾丸ライナー、藤沢商戦左打席の放物線を描いた2本のHRが強烈に焼き付いています。【甲子園】3年前の“記憶”から期待されましたが、初戦熊本工・緒方に打たれ9回サヨナラ負け。結構塁上を賑わせていたと思いましたが1本が出ませんでした。投手も平均的でしたし、やむ無しと言ったところか。県勢2年連続初戦敗退の年でした。

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  • プレイバック1987年夏神奈川

  • 投稿者:野球王国神奈川
  • 投稿日:2011年 6月13日(月)00時04分34秒
 
【センバツ】秋、準決勝で横浜商・横浜の両雄をそれぞれ破った藤嶺藤沢・新城。残念ながら関東大会では初戦敗退でセンバツ無し。【神奈川・夏】旧チームから主力が残る横浜、桐蔭学園を軸に東海大相模、藤嶺藤沢、藤沢商、2連覇狙う横浜商などが追いかける展開。というぐらいしか記憶になく、結構横浜・桐蔭の戦力が頭一つ出ていたように思いました。2回戦で早くも波乱、お馴染み綾瀬が第1シード藤沢商を喰い、前年敗れた藤嶺藤沢が第2シード相洋にリベンジ。最大の波乱は優勝候補と見ていた横浜が向上に敗れたこと。大曇天の等々力で瞬間を目の当たりにしました。天気同様、横浜にとっては重苦しい雰囲気の試合に。高井・酒井・相馬・石井・夏井・高橋建ら“今年甲子園行かなかったらいつ行く?”と思ったほどのタレント揃いのチームがまさかの初戦敗退。ホント分からないものです。ベスト4には快刀乱麻・若田部の鎌倉学園、藤嶺藤沢・一条、桐蔭・小桧山、萩原の好投手を攻略した横浜商、10年ぶりに行けるか東海大相模、向上を5回コールドで下してムード上昇する2年生に好選手揃う法政ニの4校。決勝は鎌学・若田部に打ち勝った横浜商と、前年からエース法政ニ・鹿志村を攻略した東海大相模。ライバル10年ぶりの頂上決戦に。初回のチャンスに4番打者が併殺で流れを掴み損ねた東海大相模、試合巧者らしくここぞのチャンスを点に結びつけた横浜商が古沢・仙田の継投で東海の反撃を絶ち2連覇。5回戦からの“毎回決勝戦”を制した勝負根性は大したものでした。古沢投手の力投によるところが大きかったとは言え、終わってみれば結局横浜商かという感じでした。【アラカルト】戦力充実の桐蔭学園。萩原・小桧山・大久保・田中・坂本・堺(大会は怪我?)ら好選手がいましたが延長で力尽きました。横浜同様明らかに個々の選手は横浜商より上でしたが・・。大器と言われながら春までサッパリの鎌倉学園・若田部が豹変し、ベスト4まで躍進。珍しく?東海大相模も投手石井、石島・門馬・稲葉・小川など打つだけでなくまとまっていた感じでした。門馬主将は大会終盤椎間板ヘルニアでとてもプレーできる状態ではなかったようです。【甲子園】83年時を思い出すような、王者がいて、それを倒さんとする各地の名門・実力校が出場し面白かったです。“ストップ・ザ・PL学園”でしたが、止めることが出来ない強さを見せつけられた年でした。個人的には佐賀工の初戦2回戦、東海大甲府戦で見せた江口投手の9回表のピッチング。最終回であんなスピンの利いた速球は見たことがなかったです。名将・大八木監督も脱帽の試合。


  • [15]
  • プレイバック1988年夏神奈川

  • 投稿者:野球王国神奈川
  • 投稿日:2011年 6月13日(月)00時06分3秒
 
高校野球では昭和最後の年。【センバツ】旧チームの印象が強烈だっただけに、桐蔭学園のベスト4はある意味ビックリしました。正直ライバル東海大甲府を破った時は“行ける!”と思いましたが・・。【神奈川・夏】その桐蔭学園と古沢復活すれば前年以上の戦力であろう3連覇狙う横浜商が軸。他チームとは前年同様力の差があったような見方をしてました。経験者が残る法政ニ、春V・東海大相模、春4強・日大藤沢、秋準V・鎌倉学園、主砲藤嶺・相洋、真下投げ岡本・大清水、下級生主体に切り替えた・横浜等が追う展開。武相が3年連続シード落ちで、3年連続3回戦で第1シードと対戦し、桐蔭に敗退。中盤戦突入直後、東海大相模が鎌倉学園の前に8回コールド負けしたのは衝撃的。東海の守備の乱れと鎌学の思い切った攻撃、リードされてる中での家城投手に緩急をつけられ東海打線のバットがクルクル回り快音なし。準々決勝で優勝候補筆頭・桐蔭学園が雨再試合で法政ニの奇襲にあって惜敗したことも驚きました。雨ノーゲーム時に劣勢だったチームの開き直りと、全く予期せぬ度胸満点の1年生左腕の好投でモノにした法政ニに勢いが出て、若さ猛爆の横浜、鎌倉学園、横浜商と共にベスト4へ。82年同様に準決勝で両雄が消えた決勝、中盤法政ニ打線が爆発し9ー1で6年ぶり頂点に。後藤を中心によく打ってた印象。法政ニが大会中盤、準々決勝を接戦で凌ぎ、準決勝横浜に打ち勝っての甲子園は6年前と少しダブりました。【アラカルト】5回戦、春4強の日大藤沢と下級生主体の横浜との対戦はどちらが第1シードなのか?と思わせるくらい横浜の圧勝。翌年から入学する年代から、在籍する3年(2年半)の中で必ず甲子園を経験することになる“礎の年”と言えます。【甲子園】法政ニ含め混戦大会。残念ながら2日目初戦福岡第一に食い下がりましたが敗退。ちょっと投手が弱かったですね。86年度に近い短い夏でした。

  • [16]
  • 1976~88年神奈川強豪

  • 投稿者:野球王国神奈川
  • 投稿日:2011年 6月13日(月)00時06分58秒
 
本日神奈川大会抽選会で明日以降のメイン話題はこちらにシフトするので、プレイバックシリーズは一旦区切ることにしました。【甲子園出場】80年夏V・横浜、83年春夏準V・横浜商が活躍し、全国区の強豪へ。又法政ニ・桐蔭学園も復活。【甲子園でも見たかった強豪(春か夏出場した高校は除く)】独断と偏見で見てしまいますが、77年横浜商、78年横浜商・武相・桐蔭学園、79年横浜・日大藤沢・桐蔭学園・東海大相模、80年東海大相模・横浜商・桐蔭学園、81年法政ニ・日大藤沢・日大・桐蔭学園、82年横浜・日大藤沢・武相、83年横浜・法政ニ・日大藤沢、84年東海大相模・向上、85年桐蔭学園・横浜商・山北、86年横浜・東海大相模・桐蔭学園・藤沢商、87年横浜・桐蔭学園・東海大相模・鎌倉学園、88年横浜商。【県内の強豪】この期間の13年は、横浜商・横浜・東海大相模・法政ニ・桐蔭学園・日大藤沢・武相・鎌倉学園・日大・藤沢商・向上等がコンスタントに上位(ベスト16)。この間、中には初戦敗退を喰らっている高校もありますが。また藤嶺藤沢が甲子園に行ったものの、“神奈川の強豪と言えば”この時期はこんなところが挙げられます。勝ち上がればいろんなパターンの強豪対決が見れるところに、“神奈川の面白さ”がありました。84年を除けばそれなりの強豪対決になっていますので、参加校は多いものの他県に比べると波乱のない県と言えます。東海大相模も甲子園出場から離れましたが、毎年のようにTVで見てたので不思議と“低迷”の感じは受けませんでした。横浜商業以外の公立では神奈川工・鶴見工・桜丘・南・秦野・湘南・綾瀬・山北・城山・大清水が健闘してました。それなりに伝統がある高校や、新しい指導者で力をつけた高校が強豪と互角、或いは喰ったりして“やってみなければわからない”面白さを醸し出してくれました。

  • [17]
  • プレイバック1989年夏神奈川

  • 投稿者:野球王国神奈川
  • 投稿日:2011年 6月14日(火)23時52分17秒
 
【センバツ】6年ぶりに秋関神奈川開催で、横浜商大が準V、横浜商が4強入りしアベック出場。前評判の高かった帝京・横浜商大始め関東・東京総崩れの中、最後の砦・横浜商が何とか初戦突破しベスト4まで進出。
【神奈川・夏】前年メンバーが残る春準V・横浜、横浜商、春V・桐蔭学園の“3強”を軸に、2連覇狙う・法政ニ、春夏出場狙う・横浜商大、東海大相模、山北、鎌倉学園、大清水等が追う展開。中でも横浜は春関優勝し、渡辺部長が“全国でもベスト4に入る”と自負するチーム力を形成。4回戦では“切り札的存在”の村中監督を迎えた東海大相模が横浜商に挑むも完敗。これで東海は横浜商戦夏の大会5連敗。同じ4回戦で第1シードの桐蔭学園、鎌倉学園、第2シードの藤嶺藤沢が敗退。ベスト8に県立強豪の大清水・山北・城山、そして横浜商・県川崎工を含めて5校が進出し、強豪私学もウカウカしていられない様相に。ベスト4は山北、横浜、横浜商、ノーシード日大藤沢。3年ぶりの両雄決戦かと思われたが、横浜商は守りのミスから崩れ日大藤沢に敗退。決勝は横浜ー日大藤沢、新たなライバル対決の始まりとなる。死闘となった名勝負は、勢いの日大藤沢が先手を取り、横浜が地力を見せ追いかける展開。7ー6の同点から延長11回の裏横浜がサヨナラ勝ちし、8年ぶりに頂点。
【アラカルト】とにかく横浜の戦力が強烈で、恵津・門間・原田・鈴木健・鈴木尚・小川他、87年に続くタレント揃い。横浜商はセンバツ4強に違わず実力があったものの、日大藤沢戦は先発投手を替える等少し“奢り”があったかもしれません。しかし、それまでの河原・神尾投手の安定した投球はなかなかのものでした。センバツ出場横浜商大の門間・伴野・矢沢・柴田等の強打も印象的。5回戦で法政ニが無名・大岡に大苦戦、9回表二死無走者まで追い込まれた展開から地力を発揮して逆転した場面は、悲鳴と歓声が交錯。
この大会はまとまった投手が結構いて、大清水・西台、秦野・中村、横浜緑ヶ丘・西田、城山・今関等の公立校エースが頑張りました。
【甲子園】横浜が東邦、上宮、仙台育英と共に“4強”の前評判で大いに期待されましたが、星稜に1ー5で敗退。春夏甲子園通じて初の初戦敗退。打てないことにつきましたが、当時横浜・上野監督の敗戦の弁は、チーム力を自負し過ぎた感のあるコメントに思いました。春関で帝京に勝ち優勝、そして“日本一の激戦区”神奈川の夏を制したことで“奢り”があったとしか思えない残念な初戦敗退でした。かなり期待していたんですが・・。

  • [18]
  • プレイバック1990年夏神奈川

  • 投稿者:野球王国神奈川
  • 投稿日:2013年 1月11日(金)00時03分1秒
 
長らくご無沙汰しておりましたが、再開させていただきます。

神奈川勢全国優勝10年周期説の当該年である1990年。

【センバツ】
ついに!ようやく!やっと!悲願の!という悲運の強豪・日大藤沢が甲子園初出場。それまで和田・三原・荒井・山本昌等好投手を擁しながらどうしても届かなかった聖地。

前年夏から荒木、帯川、佐藤ら投打の軸が残ったチームは初戦・高知に立ち上がり8得点するなど14ー0で圧勝。続く新田には逆転サヨナラ負けを喫したものの、神奈川実力校の力を示してくれた“ド派手な甲子園デビュー”となりました。

【夏県大会】
前年センバツ4強の経験者が残る秋V・横浜商、鈴木尚、新井ら強打を全面に出し連覇を目指す春V・横浜、秋春4強・桐蔭学園、センバツ出場・日大藤沢らが優勝候補。

2回戦で第1シード横浜と日大藤沢が対戦したビッグカードは前年に続き横浜がサヨナラ勝ち。結果、日大藤沢は夏の大会に3年続けて同一校に負けるという珍記録。

その横浜が5回戦で神奈川工に惜敗し、8強に公立校が5校。勢いに乗る神奈川工が綾瀬にサヨナラ勝ち、川崎北・河原と厚木・川村の延長16回までの熱投は河原に軍配、横浜商と桐蔭学園が、序盤に得点を重ねてそれぞれ鎌倉学園と湘南工大附を退け4強へ。

準決勝で土壇場で底力を発揮し川崎北に逆転した神奈川工と、桐蔭学園に快勝した横浜商が決勝へ。

決勝は神奈川工・吉田、横浜商・小泉の両左腕が力投。重苦しい展開から千金の一発(内田のアッパースイング)が飛び出し、横浜商が3ー1で神奈川工を下し3年ぶりに頂点。

終わってみれば順当な結果におさまった印象。

【選手権】
横浜商は津和野、日大東北を下し、秋田経法大附を9回裏同点に追い付かれなお二死満塁カウント2ー3の窮地を凌ぎ、延長12回の激闘を制して8強進出。しかし沖縄水産の前に力尽き、法政二・東海大相模・横浜と続いた10年周期の優勝はなりませんでした。



  • [19]
  • プレイバック1991年夏神奈川

  • 投稿者:野球王国神奈川
  • 投稿日:2013年 1月11日(金)00時03分47秒
 
90年夏の経験者が残る桐蔭学園が中心で進むと思われていましたこの年。秋は16強、春は準Vと無冠で迎える夏。

【90年・秋】
横浜、東海大相模等が藤嶺藤沢の前に早々に敗退する中、甲子園帰りの横浜商が横浜商大を下し優勝。
しかし秋関は共に初戦敗退。

【神奈川・夏】
春準Vながら潜在能力は県No.1の桐蔭学園、春桐蔭と互角の試合を演じた東海大相模、連覇目指す秋V・横浜商、春V・藤嶺藤沢が中心。横浜は1・2年生主体で翌年勝負の布陣。
8強4試合中、3試合が第1シード対第2シードで比較的順当な勝ち上がりに。

4強には5回戦で藤嶺藤沢を下した勢いで日大藤沢に圧勝した第3シード横浜商、東海大相模・吉田をとらえ春のリベンジなった第2シード横浜、横浜商大にサヨナラ勝ちした復活の兆し第2シード武相、桐光学園の猛追を凌いだ第1がシード桐蔭学園が進出。

準決勝は序盤優位に進めた横浜商に終盤横浜が迫り、最後は鈴木章仁のサヨナラHRで横浜がウッチャリ、序盤着実に加点した桐蔭学園が武相の反撃を絶ち、11年ぶりの決勝対決。
決勝は2回に畳み掛ける攻撃で6点を奪い主導権を奪った桐蔭学園が、終盤粘る横浜を振り切り11ー7で84年以来7年ぶりの頂点。高木大成、小野、岩崎、副島らを擁し最後の夏に能力開花。

【選手権・甲子園】
1番捕手・高木大成が甲子園で躍動。
対熊本工戦の初回センターに放った大飛球で観衆がどよめき、以降柳ヶ浦、鹿児島実戦でも好打や牽制殺など、好プレーを連発し大会No.1捕手の座を不動のものに。
鹿児島実と一進一退の好試合を演じるも惜しくもサヨナラ負け。

しかし、桐蔭学園始め横浜・東海大相模・日大藤沢等、下級生に好選手がおり、91年以上に面白くなりそうな気配を感じさせてくれました。


  • [20]
  • プレイバック1992年夏神奈川

  • 投稿者:野球王国神奈川
  • 投稿日:2013年 1月11日(金)00時04分41秒
 
この年の神奈川は結構インパクトがあったので、長くなりますがお許しください。

91年夏の戦いぶりからゴッソリ経験者が残る横浜、1年から注目された吉田・柴田・小川が最終学年となる東海大相模、甲子園経験者が残る桐蔭学園が3強かなと見てました。

【センバツ】
横浜・東海大相模の強力2校がアベック出場。

77年夏を最後に遠ざかっていた東海大相模がついに15年ぶり(センバツは17年ぶり)に復活。“切り札”村中監督就任4年目。黄金時代の選手が率いての復活は、90年日大藤沢悲願の初出場とはまた違う感慨深さがありました。

その東海大相模は快進撃を見せ、PL学園・天理を下し県勢9年ぶりに決勝進出。帝京に惜しくも敗れましたが、名門復活には十分すぎる程の結果を残しました。

逆に横浜は新野(徳島)を中盤まで無安打に抑えながら終盤大逆転を喫し残念ながら初戦敗退。

【神奈川・夏】
春関でセンバツ覇者・帝京を下して優勝した春V・横浜、センバツと春関共に準V・東海大相模、連覇狙う桐蔭学園の3強が大きくリードする展開。

8強はいずれも公立対私学の構図。
4強には、東海大相模に終盤3点差に突き放され勝負あったと思われた直後に逆転した横浜商、先制する大清水を中盤から圧倒し続けた横浜、翠嵐にコールド勝ちした日大藤沢、大会No.1左腕菊地原を攻略した桐蔭学園が進出。

準決勝は共に前半で試合を決めた横浜と桐蔭学園が勝ち、2年連続の決勝対決。

桐蔭学園の素質+強打と横浜の経験+総合力の決勝は珠玉の名勝負に。

桐蔭学園が副島の3ランHR等でリードすれば、横浜も中野のHRや鈴木章仁の満塁走者一掃の二塁打で追いつ等まさに互角の展開。
最後は桐蔭学園・高橋由伸の打でレフト線二塁打で決勝打、投で横浜の追撃を抑え10ー8で大会2連覇。

終了後、横浜・渡辺監督が“うちの選手達はよくやったが、桐蔭選手の素質が違い過ぎた”というコメントをしていた記憶があります。どちらも本当に好チームでした。

【選手権・甲子園】
桐蔭学園は開幕戦に登場したものの沖縄尚学に延長12回サヨナラ負け。壮絶な神奈川大会優勝の代償は大きく、故障者続出の状態でいきなりの開幕戦は酷だったでしょうか。

【アラカルト】
①横浜は秋春に桐蔭学園に勝ち、優勝しながら夏完全制覇まであと一歩の所でその桐蔭学園に敗れました。
②日大藤沢は秋春夏いずれも桐蔭学園に敗退。
③91年秋準決勝を観戦した時のこと。東海大相模ー鶴見工戦の2回裏、東海は左腕投手から3連続クリーンヒットしながらその3人が全て1塁牽制死するという珍プレーでスタンドも失笑。しかしこのチームがその後センバツ準優勝するんですから面白いものです。



  • [21]
  • プレイバック1993年夏神奈川

  • 投稿者:野球王国神奈川
  • 投稿日:2013年 1月11日(金)00時05分14秒
 
92年夏の戦いぶりから、新チームの投手力が未知数ながら経験者の残る横浜、東海大相模、高橋由伸・木下の軸持つ桐蔭学園が強いのかなと思っておりました。

【センバツ】
秋関準Vながら“東の横綱”として乗り込んだ横浜。

しかし上宮(大阪)との初戦、再三チャンスに引き離す“あと1本”が出ないもどかしい展開で延長の末サヨナラ負け。89年夏、92年春、この春と上位に進出してもおかしくない力を持ちながら甲子園の初戦3連敗。その上宮が結果的に優勝したのがせめてもの慰めだったでしょうか。

【神奈川・夏】
秋春上位進出した第1シード横浜、法政二、東海大相模。ノーシードながら夏3連覇狙う桐蔭学園が優勝候補。
第1シード3校が8強進出した中、好投手田中・伊達擁し久しぶりに上位進出が期待された法政二が初戦で武相に敗れる波乱。

5回戦の桐蔭学園・木下と日大藤沢・尾形の左右本格派対決は、桐蔭守備陣の乱れで挙げた点を日大藤沢が守りきり、前年大敗したリベンジと桐蔭学園の夏3連覇を阻止。桐蔭学園・高橋由伸は最後の夏も3本塁打を放つ活躍。

8強には公立校が3校。
4強には、2年前の準々決勝で大敗した横浜商に大勝リベンジなった日大藤沢、2年連続で大清水に先制されながら逆転勝ちした横浜、東海大相模の強力打線を福田投手がテンポよく抑えた横浜商大、3回戦で武相に勝ち勢いに乗る桐光学園を完封した技巧派好左腕・古瀬擁する山北が進出。
準決勝は、3年ぶりの対戦も好投手・尾形を中盤以降攻略した横浜が食い下がる日大藤沢を下し、技巧派好左腕・古瀬に7回まで翻弄されながら終盤8回に再逆転した横浜商大が山北を下しつ決勝進出。

横浜は3年連続、横浜商大は23年ぶりの決勝進出。

決勝は大舞台を経験する横浜有利と目されていましたが、横浜商大・福田投手がピンチにも落ち着いた投球を見せ、守備陣も固く2ー1で横浜を下し27年ぶりに頂点。

【選手権・甲子園】
横浜商大は甲子園でも落ち着いた試合運びで2勝。優勝した育英(兵庫)に肉薄するなど健闘してくれました。

特に神奈川勢がもたつく初戦を先行・中押し・ダメ押し快勝は、79年横浜商以来のスカっとしたものでした。

この年の横浜商大はいつもの“脆さ”がなかった印象です。



  • [22]
  • プレイバック1994年夏神奈川

  • 投稿者:野球王国神奈川
  • 投稿日:2013年 1月11日(金)00時05分57秒
 
93年夏決勝まで進出し、斉藤・紀田・多村らが残る横浜が断トツ。
【センバツ】
横浜と桐蔭学園がアベック出場し、大会前は優勝候補の双璧と目される。

横浜は初戦大勝するも2回戦で智弁和歌山にまさかの大敗。
桐蔭学園は北陽(大阪)嘉勢投手に初完封負け。
前年の上宮に続き、横浜に勝った智弁和歌山がセンバツ優勝するという“かませ犬”状態に陥ってしまった神奈川勢。


【神奈川・夏】
センバツ出場の横浜と桐蔭学園を、春準V・日大藤沢や前年代表・横浜商大がどこまで迫れるか。

2回戦で連覇を狙う第2シード・横浜商大が横浜商工に、第3シード・東海大相模が鎌倉学園に共に逆転負けを喫し初戦敗退。

優勝候補の桐蔭学園が4回戦で武相に競り負け。

8強に公立2校。
4強には、第1シード・横浜隼人に打ち勝った横浜商工、横浜商に競り勝った横浜、武相に快勝した湘南、粘る向上をサヨナラHRでうっちゃった日大藤沢が進出。

準決勝は、横浜と日大藤沢が危なげない勝ちっぷりで快勝。
横浜は4年連続、日大藤沢は5年ぶりの決勝進出。

決勝は、初回多村の三塁線を高いバウンドで抜ける安打で先制した横浜が以後も着々と加点し、7ー2で日大藤沢に快勝して5年ぶりに頂点。
横浜・紀田は4本塁打の大会タイ記録。

横浜は準々決勝の横浜商戦こそ4ー3の接戦でしたが、それ以外は相手を圧倒する強さを見せました。


【選手権・甲子園】
センバツも経験し、樟南・宇和島東・仙台育英と共に優勝候補として乗り込んだ横浜。

しかし那覇商(沖縄)に2ー4でまさかの初戦敗退。紀田も4四球と徹底マークされ、矢野投手も素晴らしいアウトローに快速球が決まるものの続かず踏ん張れませんでした。

正直、首脳陣や我々ファンもかなり自信をもっていたチームのはずだったと思いますが・・・。

春夏共に優勝候補と言われながら結果は1勝止まり。
当分神奈川勢の優勝は難しいなと痛感させられた年でした。



  • [23]
  • プレイバック1995年夏神奈川

  • 投稿者:野球王国神奈川
  • 投稿日:2013年 1月11日(金)00時06分35秒
 
94年センバツ出場し経験者が多数残った桐蔭学園に注目していました。

【センバツ】
その桐蔭学園と東海大相模がアベック出場。桐蔭学園は水谷投手の安定感と西沢・石野・吉田ら俊足揃いのメンバーを中心に秋関を制す等円熟味を増し、前年以上の評価で再び優勝候補の双璧(福留のPL学園)に。

桐蔭学園は初戦・宇部商(山口)に初回6点を先制しながら追いつかれ、引き離すものの再度宇部商が追いつき9回に決勝点を奪われまさかの2年連続初戦敗退。

石澤・石垣・原・森野・太田ら大型打線で勝負した東海大相模は初戦大勝したものの、2回戦で観音寺中央に完敗。

3年連続して優勝候補上位に挙げられながらこの年も悔しい結果となってしまいました。
88年からこの年までに神奈川勢が出場した7大会、負けた相手がその後優勝・準優勝するなど歯痒い時代でした。

【神奈川・夏】
センバツ出場した秋V・桐蔭学園と春V・東海大相模と桐蔭学園を、春準Vと躍進した慶応、前年経験者残る横浜が追いかける展開。
5回戦で桐蔭学園が湘南工大附に、東海大相模が横浜にそれぞれ競り負け、有力な優勝候補が姿を消し一気に混戦模様に。

8強に公立校は2校。

4強には、湘南工大附に効率良く加点し快勝した横浜商大、近年上位常連の相武台に快勝した慶応、川崎北とのノーシード対決を制した日大藤沢、関東六浦に逆転した横浜が進出。

準決勝は、春の再戦となり慶応が終盤粘る横浜商大を突き放し、日大藤沢が序盤前年覇者・横浜に7失点されながら中盤から追上げ逆転勝ち。日大藤沢は夏は1974年に初めて対決して以来9度目にして横浜戦初勝利。

慶応は32年ぶりの決勝進出。日大藤沢は2年連続の決勝進出。

決勝は先行した慶応に中盤ソツのない攻めで逆転した日大藤沢が逃げ切り、悲願の初優勝。

【選手権・甲子園】
日大藤沢は初戦・比叡山(滋賀)に苦しみながら終盤逆転勝ち。2回戦の観音寺中央との戦いは神奈川勢の甲子園名勝負。延長の末サヨナラ勝ちし“県勢の意地”を見せてくれました。PL学園に敗れたものの、90年春に続いてインパクトを残してくれた夏となりました

  • [24]
  • プレイバック1996年夏神奈川

  • 投稿者:野球王国神奈川
  • 投稿日:2013年 1月11日(金)00時07分18秒
 
神崎・尾形・石上・小野ら甲子園経験者が残る日大藤沢、稲嶺・森野が軸の東海大相模、丹波・池浦・阿部・幕田らが残る横浜に注目。

【センバツ】
エース急逝する不幸がありながら、松井投手が力投した横浜が2年ぶりに出場するも、大阪学院大に競り負け初戦敗退。
しかしこの時はセンバツのかかる秋関のインパクトが強く、初戦2ー4の9回裏二死無走者から逆転サヨナラ勝ち。横浜にこんな野球ができるのか?と神がかった試合でした。

【神奈川・夏】
センバツ出場した春V・横浜、秋V・東海大相模、連覇ねらう日大藤沢の3強に、前年準V・慶応、大八木監督率いる春準V・相洋、秋春4強・横浜商大と上野監督率いる平塚学園等がどこまで迫れるか。

第1シードの横浜商大が初戦伊志田に敗退したものの、8強にはそれ以外の第1・第2シード7校は順当に8強に進出。

4回戦で慶応を破り、5回戦で日大藤沢に善戦した横浜翠嵐や、東海大相模に善戦した厚木が健闘しましたが、8強前に公立校が姿を消しました。

4強には、東海大相模を終回突き放し秋決勝のリベンジなった横浜、唯一ノーシード湘南工大附属を圧倒した藤嶺藤沢、快進撃平塚学園の勢いを止めた武相、相洋のお株を奪う攻撃力を見せた日大藤沢が進出。

準決勝は、横浜が阿部の2ランHRで藤嶺藤沢との打撃戦に終止符を打ち、日大藤沢が前年同様序盤0ー5の劣勢から盛り返し9回サヨナラ勝ち。
横浜は2年ぶり、日大藤沢は2年連続の決勝進出。

決勝は、日大藤沢が先制するも中盤から横浜打線が神崎投手を捕らえ5回以降着々と加点し7ー3で下し、2年ぶりに頂点。

日大藤沢は94年度に続き、この年度も秋春夏いずれも横浜に敗退。
【選手権・甲子園】
センバツ前とは評価が異なり、優勝候補上位に横浜が名を連ねました。

初戦・北嵯峨(京都)に終盤まで追い込まれながら逆転勝ち。81年以来、実に夏の甲子園15年ぶりの勝利。

【アラカルト】
阿部・尾形・森野ら遊撃手に逸材揃いで、阿部・尾形のシートノックには惚れ惚れしました。
特に阿部の打球への入り、捕球送球が実にサマになっていて高校生のレベルを超えていた感がありました。



  • [25]
  • プレイバック1997年夏神奈川

  • 投稿者:野球王国神奈川
  • 投稿日:2013年 1月11日(金)00時07分53秒
 
軸になりそうなチームが見当たらず混戦模様の新チーム。

【センバツ】
青山投手の力投で桐蔭学園、東海大相模を破り、混戦の秋県を制した横浜商が関東大会でも準V。8年ぶりに出場。

初戦で優勝候補筆頭・上宮(大阪)相手に先制パンチを喰らわすも逆転を喫し、地力の差を見せつけられ残念ながら敗退。


【神奈川・夏】
共に秋は準決勝で敗退も春の県大会、その後の関東大会でも決勝に進出した桐蔭学園と横浜が頭一つリード。センバツ出場の横浜商、2年連続第1シードの相洋、勝負の年平塚学園等が追う展開。

3回戦で日大藤沢・館山が黄金井のHRで挙げた2点を守り、強打・相洋に競り勝ち、2年連続の対決を制す。

4回戦では法政二が平塚学園を1ー0で破り復活ムード。

8強に公立2校が進出。
4強には、横浜立野を一蹴した桐蔭学園、5回戦で日大藤沢を破って進出した武相に快勝した鎌倉学園、東海大相模との3年連続対決を圧勝した横浜、序盤法政二にリードされながら中盤から逆転した横浜商が進出。

準決勝は、桐蔭学園が序盤から流れを掴み、2年生好投手の長田・加納を攻略して鎌倉学園を下し、横浜商は横浜に14安打を打たれなが2点に抑え、最後は逆転サヨナラ勝ち。

桐蔭学園は5年ぶり、横浜商は7年ぶりの決勝進出。

両雄秋春に続く3度目の対戦は、1勝1敗に決着をつけるに相応しい大一番。

決勝は開始後序盤、強い雨脚で守備陣にミスで失点するなど荒れ模様。中盤桐蔭学園が逆転すると流れが落ち着き、川岸投手の力投で横浜商打線を抑え5ー3で勝ち5年ぶりに頂点。

【選手権・甲子園】
桐蔭学園は優勝候補上位に挙げられましたが、2回戦で西京(山口)に延長の末敗退。
この年も上位進出はなりませんでした。

【アラカルト】
桐蔭学園・横浜・横浜商は、秋春夏3季連続して4強入りする安定した戦いぶりでした。
横浜・松坂が秋の四死球連発からは想像できない夏の豹変ぶり。
横浜商戦、既に上級生が打ちあぐねる剛球を見ながら“新チームでこの子が投げる試合は負けないかもなぁ、2年生野手も結構残るし、更に一冬越したらどんな投手になるのか?”と大きな期待を抱かせる成長ぶりでした。


  • [26]
  • プレイバック1998年夏神奈川①東

  • 投稿者:野球王国神奈川
  • 投稿日:2013年 1月11日(金)00時08分58秒
 
【センバツ】
旧チームからそうそうたるメンバーが残り、力は断トツと思われた松坂投手擁す横浜が秋県、秋関、明治神宮大会と順当に突破。

優勝候補筆頭ながら、鬼門の初戦がカギを握ってましたが、報徳学園(兵庫)に苦戦しながら何とか突破して勢いに乗り、25年ぶりのセンバツ優勝を飾りました。

【東神奈川・夏】
記念大会で県を東西に区分けされ、横浜市と川崎市が東地区。

センバツ優勝後も、春県・春関Vの“無敵”横浜が抜けており、秋春関東出場の横浜商、秋4強の横浜商大、連覇狙う桐蔭学園、春横浜相手に終盤まで粘った慶応がどこまで迫れるか、でしたが・・。
第1シード・慶応が3回戦で桐光学園に完敗。
秋春、横浜との対戦がなかったのがかえって不気味だった桐蔭学園でしたが、4回戦で県川崎工に惜敗して姿消す。

慶応以外の横浜・横浜商・横浜商大ら第1シードは順当に8強まで勝ち上がる。

8強には公立4校。

4強には、鶴見にコールド勝ちした横浜商、県川崎工とのノーシード対決に勝った桐光学園、鶴見工を圧倒した横浜、横浜隼人との接戦を制した横浜商大が進出。

準決勝は、桐光学園は中盤代打策が功を奏し、横浜商を逆転。リリーフ佐藤が反撃を絶ち、初の決勝進出。
横浜は初回から横浜商大の小森投手に襲いかかり、準決勝レベルの試合ではちょっと見掛けない大量25得点。松坂投手も完封し、2年ぶりに決勝進出。

決勝も横浜の勢いが止まらず、桐光学園投手陣も横浜打線に木っ端微塵にされるも、攻撃陣は松坂に食らいつき3得点。
しかし力の差は歴然で横浜が14ー3で勝ち2年ぶりに頂点。

結局、横浜は6試合で77得点、3失点、チーム打率.470と秋春以上に力強さを見せました。
【選手権・甲子園】
“打倒・横浜”で全国から猛者が続々集結した大会も跳ね返して夏は18年ぶりに全国制覇。

何と言っても誇らしいのは、新チーム結成以来公式戦無敗で駆け抜けたこと。
高校野球の長い歴史の中で、後にも先にも“公式戦無敗”で駆け抜けたチームは出ていません。

これまで何度となく優勝候補に挙げられながら勝ちきれなかった県勢チームの鬱憤を晴らす快進撃は、今もなお瞼に焼き付いています。



  • [27]
  • プレイバック1998年夏神奈川②西

  • 投稿者:野球王国神奈川
  • 投稿日:2013年 1月11日(金)00時09分30秒
 
【センバツ】
日大藤沢が横浜と共に、春は“衝撃の甲子園デビュー”から8年ぶりに出場。

秋関で横浜に肉薄し準Vした実力を甲子園でも発揮し、堂々の4強入り。

実力を発揮することができれば、優勝候補と言われた過去の神奈川勢もこれぐらいは出来たのではなかったか?と思ってしまいました。
但し、準決勝は館山投手が先発していたら勝っていたのではないかと思うぐらい、実に勿体ない試合でした。

甲子園で初の神奈川決戦まであと一歩でした。

【西神奈川・夏】
横浜市・川崎市以外の地区を西に区分け。

横浜と秋県、秋春関東の覇権を争った日大藤沢、秋春いずれも横浜・松坂投手を打っている強打・東海大相模が軸。投手力が充実する鎌倉学園、春4強の平塚学園、強打・相洋が追う展開。

第2シードの光明相模原が初戦で秦野に、第1シードの茅ヶ崎北陵が3回戦で城山に敗れましたが、それ以外のシード校が順当に8強まで進出。

8強には公立2校。

4強には、長田・加納の二枚看板で悲願の夏を狙った鎌倉学園に圧勝した東海大相模、3年連続の対決も三たび相洋に快勝した日大藤沢、城山に今大会3度目のコールド勝ちを決めた藤嶺藤沢、試合後半に秦野を突き放した平塚学園が進出。

準決勝は、東海大相模が前半は1年生・筑川投手の力投、後半は打線が捕らえて藤嶺藤沢に大勝し、平塚学園の渋太い打線が好投手館山を攻略し、藤原投手がその後のピンチを凌ぎ日大藤沢を下す。

東海大相模は11年ぶり、平塚学園は初の決勝進出。

決勝は、打線好調の東海大相模有利と思われました。しかし先制した平塚学園が中盤の強攻策で一気に突き放し、藤原投手の打てそうで打てない球に東海大相模打線も焦りだし難しい流れ。
結局、平塚学園が東海大相模の夏21年ぶりの夢を砕き10ー2の大差で初優勝。

【選手権・甲子園】
横浜の戦いぶりとは対象的に、平塚学園が強打の九州勢と対戦した2試合は、投げて・打って・打たれて・打ってと“これぞ野球”と思わせる楽しい野球を見せてくれました。

【アラカルト】
この年、神奈川勢が甲子園で挙げた勝利数は春8勝、夏7勝の15勝。
お腹一杯の年でした。

  • [28]
  • プレイバック1999年夏神奈川

  • 投稿者:野球王国神奈川
  • 投稿日:2013年 1月11日(金)00時10分4秒
 
前年横浜の春夏連覇により、県内に紫紺・深紅の大優勝旗がある中で開催された99年度神奈川大会。

入学時から“大器”と噂された好投手・松本祥平擁する桐蔭学園、全国2連覇目指す横浜がどこまで出来るかに注目。

【センバツ】
松本・袴塚・斉藤のV戦士が新チームを引っ張り、横浜が2年連続出場。春夏連覇したチームが翌年のセンバツに出場したのは史上初。

3季連続での対戦となった初戦のPL学園(大阪)。前年同様両者一歩も引かない展開ながら惜敗。

【神奈川・夏】
春V・桐蔭学園、センバツ出場した秋V・横浜、前年経験者残る桐光学園、平塚学園、横浜商工。春準V・横浜隼人、秋準V・慶応、春横浜を破り4強・横浜商大、長澤・筑川投手健在の東海大相模が追う展開。

4回戦で横浜商大が湘南工大附属に終盤突き放され敗退。

5回戦で横浜隼人が武相力負け。
注目された桐蔭学園ー平塚学園は序盤から圧倒した桐蔭学園の勝利。

8強に公立2校。

4強には、南に4点リードされるも慌てず逆転した桐蔭学園、横浜商工の好左腕石井投手から初回1年松浦の先制2ランHRで流れをモノにした横浜、勢いに乗る湘南工大附属打線を長田投手が冷静なピッチングで完封した桜丘、武相の手塚投手を初回から攻略した桐光学園が進出。

準決勝
第一試合は、桐蔭学園が終盤横浜守備の乱れから“次の1点”をもらい一気に突き放し、2年ぶりに決勝進出。
第二試合は、桜丘・長田投手が準々決勝に続いて、桐光学園打線を翻弄して完封。長年神奈川で健闘する“公立普通校の雄”がついに初の決勝進出。

決勝は、桐蔭学園が桜丘の8失策から大量得点。16ー2で何とも言い難い結果ながら桐蔭学園が2年ぶりに夏の頂点。


【選手権・甲子園】
この年も桐蔭学園は優勝候補上位。
優勝はならなかったものの2勝し、1971年以来28年ぶりに8強へ進出。


  • [29]
  • プレイバック2000年夏神奈川

  • 投稿者:野球王国神奈川
  • 投稿日:2013年 1月11日(金)00時12分24秒
 
2000年度は、甲子園経験者が残る桐蔭学園、横浜。筑川・瀬戸ら1年生から主力の東海大相模に注目していました。

【センバツ】
東海大相模が秋県・関東Vで5年ぶりの甲子園。

1・2回戦は苦戦したものの、かえってそれが準々決勝以降の戦いに好影響をあたえた感がありました。

筑川投手の力投で智弁和歌山を破り、決勝進出3度目で初優勝。

横浜の優勝から僅か2年で神奈川勢が紫紺の大旗を手中。

【神奈川・夏】
センバツVの東海大相模、秋準Vの桐蔭学園、春Vの桐光学園、99年センバツ経験者が健在の横浜、好投手小山の相洋など混戦の様相。

第1シードの相洋が鶴嶺に完敗し初戦敗退。
東海大相模は初戦で藤嶺藤沢と3年連続対決、4回戦では日大藤沢、5回戦では桐蔭学園と試練の組み合わせになりながら8強まで進出。

8強には公立2校。

雨・再試合の影響もあり、準々決勝は横浜スタジアムで4試合。

4強には、武相との2年連続8強対決を制した桐光学園、金沢に地力の差を見せた横浜商大、東海大相模・筑川投手の指のアクシデントにつけこんだ攻撃と守備では菅沼投手を中心に併殺で凌いだ県商工、横浜隼人との“超消耗戦”を制した横浜が進出。

準決勝
第1試合。桐光学園が横浜商大投手陣に7本の長打を浴びせ圧勝し、2年ぶりに決勝進出。今大会ここまで全て2桁得点を記録し計69得点。

第2試合。横浜が初回から流れを掴み、先制・中押し・ダメ押しでエース級投手2枚も温存できる展開。県商工の快進撃を止めて、2年ぶりの決勝進出。
決勝は、横浜が桐光学園に2度先行を許しながら、7回松岡主将の走者一掃3塁打で逆転。エース小沢がその後の桐光学園の反撃を絶ち5ー3で勝ち、2年ぶりの頂点。

【選手権・甲子園】
横浜は2勝し8強進出。東海大浦安に敗れたましたが、横手投げの浜名投手の球キレを見たときに個人的には“一番当たりたく無い相手”と思ったものでした。

神奈川勢は3年連続して8強進出。
98年横浜の春夏連覇から少し流れが変わってきた感じでした。

【アラカルト】
神奈川大会の準々決勝は史上最も長~い1日だったかもしれません。
特に第四試合の横浜ー横浜隼人は、2回終了まで双方四死球・満塁のチャンス(ピンチ)がありながら1本が出ず(守る)、1時間ほど要し結局試合終了が21時50分前だったかと思います。

  • [30]
  • プレイバック2001年夏神奈川

  • 投稿者:野球王国神奈川
  • 投稿日:2013年 1月11日(金)00時13分11秒
 
畠山・大河原・杉浦ら選手権8強経験者が残る横浜、石井・藤崎ら神奈川準Vメンバー残る桐光学園、1年夏に甲子園ベンチ入りした深沢・村上が軸の桐蔭学園に注目。


【センバツ】
桐光学園が甲子園初出場し、1勝。

日大藤沢に比べれば意外と早く聖地にたどり着いたという印象でした。


【神奈川・夏】
センバツ出場で秋春Vの桐光学園、秋春の結果が今一つも能力十分で連覇狙う横浜が軸。桐蔭学園、百合丘、鎌倉学園、横浜隼人、藤嶺藤沢が追う展開。


第1シード4校のうち、横浜隼人が初戦で県商工に、鎌倉学園が3回戦で横浜商に、百合丘が4回戦で横浜緑ヶ丘にそれぞれ敗退する波乱。ただ、そうなってもおかしくない相手でもありました。


8強には公立2校。
ノーシードが4校進出するなど伯仲ムード。

4強には、横浜商・山口投手から初回二死無走者から4点を奪い逃げ切った横浜、第2シード平塚学園を5回コールドで下した桐蔭学園、光明相模原の猛反撃をしのいだ東海大相模、慶応・法政二にコールド勝ちしている神奈川工の勢いを止めた桐光学園が進出。


準決勝
第1試合、横浜・畠山と桐蔭学園・栂野の投げ合いは、着実に好機にタイムリーと相手ミスに乗じた横浜が桐蔭学園に完封勝ちし、2年連続の決勝進出。

第2試合、桐光学園が2年生主体の東海大相模に対して1年生左腕・望月投手を先発させる余裕。打線も中盤から突き放すなど、チーム完成度の違いで完勝し、3年連続の決勝進出。


決勝は名勝負の一つ。横浜・桐光学園の意地とプライドのぶつかり合い。

初回の3ランHR2本など計3本塁打した桐光学園の破壊力に対し、短打・四球・走塁など攻撃の総合力で勝負する横浜。


持ち味十分出しあい、最後は終盤に勝ち越した横浜が救援福井投手もあり、10ー7で桐光学園を下し2年連続の頂点。


【選手権・甲子園】
横浜が前年8強を超える4強入り。


期間中マスコミ取材ですっかりハナの高くなった日南学園・寺原投手を追い詰め、攻略した試合は痛快でした。

日大三に惜しくもサヨナラ負けでしたが、秋春のことを考えれば良く健闘したと思います。

神奈川勢は4年連続の8強入り。
98年以降横浜が出場すると相手が意識してくれた時期でした。


  • [31]
  • プレイバック2002年夏神奈川

  • 投稿者:野球王国神奈川
  • 投稿日:2013年 1月11日(金)00時13分50秒
 
この年度は、渡辺・上津原・坂下ら旧チームからゴッソリ残り頭一つ抜けた感のある東海大相模、福井・田仲・円谷・荒波ら甲子園経験者が残る横浜、栂野最終学年の桐蔭学園、夏快進撃の経験者が残った神奈川工に注目。

【2001年・秋】
筆頭・東海大相模が準決勝で平塚学園・柳川投手に完封負け。明らかに“勝たねば、打たねば”の呪縛。


平塚学園と桐蔭学園が秋関に進んだものの共に初戦敗退。


【神奈川・夏】
春Vの東海大相模、前年同様に秋春不本意ながら3連覇を狙う横浜が中心。秋準Vの桐蔭学園、春準Vの日大藤沢、秋Vの平塚学園、秋春8強の神奈川工、秋春4強で清原投手次第の桐光学園が追う展開。


3回戦で横浜が法政二に敗退し、15年ぶりに16強を前に姿消す。
夏に強い横浜も法政二には82年・88年に続き夏3連敗。


4回戦では第1シードの横浜商が鶴見工に敗退。


8強前に公立校が姿消す。


4強には、相洋・内山投手からスクイズでもぎ取った桐光学園、日大藤沢に初回4点を失いながら逆転し2年連続の対戦を制した平塚学園、横浜商工に今大会初めて失点したものの快勝した桐蔭学園、慶応に力の差を見せた東海大相模が進出。
秋の4強が揃って夏も進出。


準決勝
第1試合、桐光学園が平塚学園・柳川投手の毎度の立ち上がりの悪さを突き、2回までに8得点。その後の反撃を抑え、快勝して3年連続の決勝進出。


第2試合、桐蔭学園・栂野投手と東海大相模打線の大一番は、坂下選手の満塁本塁打で先制した東海大相模が7回コールド勝ちし、4年ぶりに決勝進出。


決勝
桐光学園・清原、東海大相模・上津原の緊迫した投手戦。
前年センバツ経験者の照沼、清原の効果的なタイムリーで2点を奪い、清原投手が東海大相模の強力打線を完封。2ー0で初めて夏の頂点に立つ。


優勝候補筆頭と言われた東海大相模ですが、秋の準決勝そして夏の決勝と甲子園のかかる試合でいずれも自慢の打線が沈黙。


対して桐光学園は清原投手が春までとは全く別人と化し、制球力抜群の好左腕に成長。


【選手権・甲子園】
桐光学園は初出場ながら2勝。3回戦で川之江(愛媛)に惜敗し、神奈川勢5年連続の8強入りはなりませんでした。



  • [32]
  • プレイバック2003年夏神奈川

  • 投稿者:野球王国神奈川
  • 投稿日:2013年 1月11日(金)00時14分47秒
 
混戦の様相。甲子園メンバーが残る桐光学園、荒波・成瀬が最終学年を迎える横浜かなと思っておりました。


【センバツ】
横浜が4年ぶり、桐蔭学園が8年ぶり。5年ぶりに神奈川勢アベック出場。


桐蔭学園・平野投手が秋関とは見違える成長を感じさせる投球を披露。


横浜は快進撃。98年以来5年ぶりに決勝へ進出し、準優勝。
戦いぶりも相手投手との相性・可能性を研究した布陣で挑むなど、ベンチ入りメンバー全員が“試合に出ても普通にプレー出来る”スタイルで、他校とは少し次元の違うところを見せました。


【神奈川・夏】
センバツ準優勝の横浜、連覇狙う桐光学園をセンバツ出場の桐蔭学園、春V東海大相模が追う展開。


春4強で第1シードになって期待がもたれた桜丘が初戦でセンバツ出場ながらノーシードの桐蔭学園にコールド敗退。


3回戦で横浜と対戦した港北が9回一死までリードし大健闘。翌日の新聞には“9点差の惜敗”の見出し。


8強には公立2校。


4強には、17年ぶりに8強入りした藤沢翔陵をコールドで下した東海大相模、5試合連続無失点の桐蔭学園との延長12回の大熱戦を制した横浜、厚木北を圧倒した横浜商大、県川崎工・内投手に追い詰められた8回に逆転した桐光学園が進出。


準決勝
第1試合、横浜・成瀬と東海大相模・小林の左右エース雨中の投げ合いは、少ない好機をものにした横浜が東海大相模を下し、2年ぶりに決勝へ進出。


第2試合、桐光学園有利の中、横浜商大は序盤から積極的な攻めと堅守で流れを掴み、給前投手も冷静な投球を展開。横浜商大が前年2回戦で敗れた桐光学園を見事完封し、10年ぶりに決勝進出。


決勝
準決勝同様に相手有利と思われた決勝は、横浜商大が横浜・成瀬投手の立上がりを攻めて先制。同点に追いつかれても冷静に試合を進め勝ち越しに成功して、加点。
前日に続き、給前投手が力投した横浜商大が7ー2で横浜を下し、10年ぶりに頂点。


横浜商大のこの2日間の試合内容は、93年を思わせる攻めと堅守に致命的なミスがなかったです。

【選手権・甲子園】
10年ぶり進撃再びの期待のかかった横浜商大でしたが、明徳義塾(高知)に初戦敗退。

【アラカルト】
今も語り草らしいのですが、準々決勝の保土ヶ谷球場(特に桐蔭学園ー横浜戦)は過去最高の観客が押し寄せたらしいです。
私は第1試合から観戦していたので、外が凄いことになっていたとは知りませんでした。


  • [33]
  • プレイバック2004年夏神奈川

  • 投稿者:野球王国神奈川
  • 投稿日:2013年 1月11日(金)00時15分19秒
 
2003年の旧チームから経験者が残る横浜、横浜商大、桐蔭学園、東海大相模に注目。


【2003年・秋】
優勝候補の横浜が3回戦で横浜隼人に敗退。

東海大相模・横浜商大に勝った横浜創学館・藤嶺藤沢が秋関に進出するも共に投手陣がメッタ打ち初戦敗退。


【神奈川・夏】
春Vの横浜が春関も制し優勝候補筆頭。連覇狙う横浜商大、秋春1勝1敗の横浜と雌雄を決するか横浜隼人、センバツ経験者が残る桐蔭学園、投打まとまる東海大相模、春横浜と接戦を演じた桐光学園が追う展開。


3回戦で東海大相模が平塚学園に延長の末敗退。


4回戦で、88年以降で9度目となる横浜と日大藤沢が対戦し、横浜が辛勝。翌日の日刊スポーツには“涌井笑み無し”の文字(和久井映見とカケたと思われます)。


5回戦では、前年8強で対決した横浜と桐蔭学園が顔を合わせ、横浜がねじ伏せて2年連続で桐蔭学園を下した。

8強には公立2校。

4強には、春に敗れた第1シード厚木西を逆転で下した横浜商大、豪快なHRで先制されながも桐光学園に逆転勝ちした横浜、横浜創学館を最終回に突き放した神奈川工、鎌倉学園をコールドで下した横浜隼人。


準決勝
第1試合、横浜が横浜商大・田澤投手を攻略。前年決勝で敗れた雪辱をコールドではらして、2年連続の決勝進出。


第2試合、神奈川工が序盤本塁打、相手ミスに乗じて先制。その後は2年生投手陣が冷静なピッチングで横浜隼人の強力打線を最小失点でしのぎ、14年ぶりに決勝進出。


決勝
横浜がスクイズで先制すると着々と加点。
打っては17安打、投げてもエース・涌井が神奈川工打線を完封。
横浜が12ー0と圧勝し、3年ぶりの頂点に。


【選手権・甲子園】
横浜がダルビッシュの東北と共に優勝候補筆頭の評価。


3回戦で馬淵監督曰く“過去最強の布陣”で乗り込んだ明徳義塾(高知)を下し8強入り。

準々決勝は涌井投手の疲労がピークに達し、駒大苫小牧に打ち込まれ敗れましたが、それまでの3試合は優勝候補らしい力強い試合を見せてくれました。



  • [34]
  • プレイバック2005年夏神奈川

  • 投稿者:野球王国神奈川
  • 投稿日:2013年 1月11日(金)00時15分55秒
 
選手権8強メンバーが残る横浜、山室・岡山の強力な投打の軸が残った桐光学園。ぐらいしか見当がつかなかった2005年度の新チーム。


【センバツ】
夏早々に敗退した東海大相模が、早速立て直し秋の県・関東を制して、優勝以来5年ぶりの出場。
優勝候補に挙げられ、初戦も力強い試合。毎日放送TVでの解説で“田中大二郎・角・小林は全国一のクリーンアップ”と言われながら2回戦であえなく敗退。


秋県から慶応が桐光学園、横浜を破り、秋関8強ながら、45年ぶりにセンバツ出場。
センバツでも粘り強く8強入り。その準々決勝の試合内容は淋しかったですが・・。


【神奈川・夏】
センバツ出場の東海大相模、慶応。連覇狙う横浜、秋春慶応に連敗で巻き返しなるか桐光学園、春Vの日大、前年準Vの神奈川工が追う展開。

4回戦で慶応と横浜が大和引地台球場で激突。中林投手が横浜打線を福田のソロHRだけの失点に抑え、夏39年ぶりに横浜戦勝利。


8強には公立2校。

4強には、快進撃・相模田名に完封勝ちの日大、横浜隼人に競り勝った桐光学園、桐蔭学園と延長13回の大熱戦の末サヨナラ勝ちした東海大相模、平塚学園・上野との好左腕対決を制した慶応が進出。

春の4強、第1シード校が夏も進出。


準決勝
第1試合、桐光学園が日大に9回追いつかれながら延長押し出しサヨナラ勝ちし、3年ぶりに決勝進出。


第2試合、慶応・中林と東海大相模・小泉の気合いの入った投手戦。幾度のピンチを切り抜けた慶応が延長11回サヨナラ勝ちし、10年ぶりに決勝進出。


決勝
決勝が中盤まで主導権を握る。慶応・中林の疲れが出始めた頃に桐光学園打線がとらえ始め、村山選手の逆転3ランHRで逆転。その後も攻め続けた桐光学園が11ー5で慶応を下して3年ぶりに頂点。


【選手権・甲子園】
県大会から逆転で勝ち上がった桐光学園が甲子園でも展開し2勝。

エース・山室がこの大会調子が上がりませんでしたが、後を継いだ石渡投手が見事な投球を見せました。


  • [35]
  • プレイバック2006年夏神奈川

  • 投稿者:野球王国神奈川
  • 投稿日:2013年 1月11日(金)00時16分50秒
 
旧チームから経験者残る4チーム。下水流・白井・福田ら強打の横浜、同じく田中コンビが引っ張る東海大相模、加賀美・原と投打の軸が残る桐蔭学園。甲子園メンバー残る桐光学園、慶応に注目。


【センバツ】
注目していた5校のうち4校が秋県準決勝に進出。


横浜・東海大相模が突破しましたが、桐蔭学園も力のあるところを見せました。


突破した横浜と東海大相模は順当にセンバツ出場し、優勝候補の中に数えられました。


横浜が辛勝ながら“鬼門の初戦”を突破、2回戦以降は本来の攻撃力を発揮し、3年ぶりに決勝進出。決勝も清峰(長崎)を一蹴し、8年ぶり3回目の優勝。これで神奈川勢は98年以降4度の決勝進出し、3度目の優勝。


ただ優勝したものの、今の投手力では夏は相当厳しいかなぁとも思っていました。


東海大相模は惜しくも2回戦で延長の末敗れましたが、ここを突破していたら・・と悔やまれる敗戦でした。


【神奈川・夏】
センバツ出場の横浜と東海大相模が軸。僅差で桐蔭学園、更に連覇狙う桐光学園、春4強の慶応がどこまで迫れるか。


比較的波乱が少なく強豪が順当に勝ち上がった印象。


8強は全て私学。


4強には、5回戦慶応をコールドで破った勢いそのままに鎌倉学園を圧倒した横浜商大、菅野投手の好投で桐光学園の連覇を止めた東海大相模、横浜創学館を5本塁打で圧勝した横浜、光明相模原の好投手・三富を攻略した桐蔭学園が進出。

準決勝
第1試合
東海大相模が序盤から横浜商大投手陣の乱調、守備の乱れに乗じて圧倒し7回コールドで下し、4年ぶりに決勝進出。


第2試合
秋春対戦がなかったこのカード。もし横浜が破れるとしたら加賀美投手が余力を持って上がってきた時の桐蔭学園ではないかと思っていました。案の定、加賀美投手は最後まで表情が引き締まり魂のこもった投球を披露してくれましたが、結果はそれをも跳ね返した攻撃力を発揮した横浜が勝り、2年ぶりに決勝進出。


決勝
秋春に続いて、夏も決勝対決。ただ春を見た限り、高山投手以外の東海投手陣では横浜打線には通用しそうになかった為、高山投手がどこまで踏ん張れるかにかかっていました。しかし横浜打線はそれを全く寄せつけず、前半までで勝負を決め、その後の東海大相模の反撃を抑え15ー7で下し、横浜が2年ぶりの頂点。


【選手権・甲子園】
史上初の同一校による春夏連覇を目指す横浜か、戦後初の3連覇なるか駒大苫小牧。
注目された大会でした。


しかし横浜は大会初日に敗退。相手が大阪桐蔭だったとは言え正直、大阪大会決勝の映像を見た限り、負ける気が全く起きなかったので非常にショックだったのを覚えています。

  • [36]
  • プレイバック2007年夏神奈川

  • 投稿者:野球王国神奈川
  • 投稿日:2013年 1月11日(金)00時17分25秒
 
傑出したチームが見当たらず混戦模様。


【センバツ】
日大藤沢が9年ぶりに出場。あれからそんなに歳月がたったのか?と不思議な感覚でした。そのぐらい9年前のインパクトが強かったと言うことでしょうか。


しかし残念ながら初戦サヨナラ負けで、日大藤沢としては春夏計4回目の甲子園で初の初戦敗退。


【神奈川・夏】
秋Vの桐光学園、春Vの慶応、センバツ出場の日大藤沢、連覇狙う横浜、大型選手並べた東海大相模、好投手擁する横浜商大など横一線。


落司・浦川・土屋ら投手陣の横浜が初戦からの3試合を相手に1本も安打を許さない好スタート。


8強に公立2校。


4強には、横浜商大に勝った川和の好投手・丸山を攻略した横浜、光明相模原に先制・中押し・ダメ押しと加点した東海大相模、横浜商をコールドで下した慶応、11点リードから横浜創学館に猛追され辛うじて逃げきった桐光学園が進出。


準決勝
第1試合
“振り逃げ3ラン”等で6点を奪った東海大相模が横浜の反撃を抑え、2年連続の決勝進出。


第2試合
慶応に終盤追加点を奪われた直後に逆転した桐光学園が2年ぶりに決勝進出。


決勝
追いつ追われつの打撃戦。3点のリード奪い、“30年ぶりの悲願”がチラついた東海大相模に終盤桐光学園が粘って追いつき、9回に勝ち越し。2005年を彷彿させる救援丸山投手がその後の相手を抑え、桐光学園が10ー8で東海大相模を下し3年ぶりに頂点。


【選手権・甲子園】
過去いずれも2勝した桐光学園に期待がもたれました。
しかし、日南学園(宮崎)相手に驚異的な粘りをみせましたが、初戦で力つきてしまいました。



  • [37]
  • プレイバック2008年夏神奈川①北

  • 投稿者:野球王国神奈川
  • 投稿日:2013年 1月11日(金)00時18分2秒
 
98年の東西からこの年の記念大会は南北に。恐らくセンバツに出場し共に初戦敗退したもの力はある慶応、横浜を考慮された部分もあったかと思われます。

注目は夏の経験者が残った東海大相模、桐光学園、慶応。


【センバツ】
秋横浜と同一ブロックに入らなければ間違いなくセンバツに行ってたかもしれない東海大相模を横目に、慶応がその席を獲得し3年ぶりの出場を果たす。


優勝候補の一角に挙げられながら、相手の“スミ1”を最後まで跳ね返すことが出来ず初戦敗退。


これで06年夏から08年春まで出場した神奈川勢は5連続初戦敗退と暗いトンネルに入る悪い流れ。


【北神奈川・夏】
大城・大田・角ら戦力充実の東海大相模がリードし、大石・筒井・建部ら甲子園メンバー残る桐光学園、センバツ出場の慶応、秋旋風の川崎北が追う展開。

4回戦で桐蔭学園が川崎工にコールド負け。前回98年にも同校に敗れており、記念大会の時は鬼門の相手?。


8強に公立3校。

4強には、川崎工から立ち上がり主導権を握り快勝した慶応、強打・川崎北を7回で退けた桐光学園、武相の猛追をしのいだ綾瀬、日大を圧倒した東海大相模が進出。


準決勝
第1試合
前年夏準決勝の再戦対決は、先制した慶応が田村・只野投手陣の踏ん張りもあり、後半粘る桐光学園の反撃を絶ちリベンジ。3年ぶりに決勝進出。


第2試合
夏は綾瀬が連勝した84年・85年以来の対戦は、23年分の思いをぶつけた東海大相模が綾瀬を初回から圧倒し、5回コールドで下す“うれしい”初勝利で、3年連続の決勝進出。


決勝
決勝名勝負の一つ。
共に力の全てを出した試合は、東海大相模・大田の本塁打から動きだし、慶応が逆転すれば直後に東海が逆転と一歩も引かない展開。9回2点差を追いついた慶応が豪腕・大田から延長13回に勝ち越すと続く山崎選手の2ラン本塁打でトドメ。

慶応が31年ぶりの東海大相模の悲願、大田の夢を打ち砕いて9ー6で勝ち、夏は46年ぶりに復活。


【選手権・甲子園】
慶応は、初戦で相手小尾監督曰く、“最強チーム”の松商学園(長野)を突破。春の呪縛から解放された後は8強まで進出。惜しくも延長の末敗れましたが、センバツの借りは返してくれた感じがして堪能した夏でした。



  • [38]
  • プレイバック2008年夏神奈川②南

  • 投稿者:野球王国神奈川
  • 投稿日:2013年 1月11日(金)00時19分20秒
 
土屋・松本・小川・筒香ら旧チームの大半が残る横浜が断トツで、正直“敵は我にあり”と言った感じ。


【センバツ】
横浜が優勝候補に挙げられながら、まさかの初戦敗退。とにもかくにも横浜は鬼門の初戦突破が上位進出へのカギを握るようです。


この後の春県・春関もフラフラしながら勝っているというピリッとしない状態が続き、不安も。


【南神奈川・夏】
横浜がどこまで立て直してくるかが焦点。それ以外のチームは全く読めない展開。


開幕戦で秋4強の相洋が藤沢西に敗退。


横浜は、初戦日大藤沢、3回戦藤嶺藤沢と厳しい組み合わせとなったことが幸いしたのか春とは違う出来で順当に突破。


8強に公立5校。

4強は、桜丘に競り勝った藤沢西、鎌倉学園に初の失点を許すも最後はコールドで下した横浜、横須賀総合に快勝した藤沢総合、横浜商を振り切った横浜創学館が進出。


準決勝
第1試合
状態が上がって来た横浜が前半で勝負を決めて藤沢西を下し、2年ぶりに決勝進出。


第2試合
横浜創学館が地力の差を見せ、守りで食い下がる藤沢総合を完封し、初の決勝進出。


決勝
スタートが早く序盤・中盤・終盤のポイントとなるところで加点した横浜が8ー2で横浜創学館を下し、2年ぶりに頂点。


対抗できるチームが見当たらないほど横浜が図抜けた珍しい大会でした。


【選手権・甲子園】
横浜が初戦・浦和学院(埼玉)を振り切り、夏は4年ぶり勝利。
次戦から徐々に横浜らしい野球を展開し、01年以来の4強入りを果たしました。


慶応と同じくセンバツの借りを返した感があり、春のフラツキから考えるとよくやった方だと思います。


  • [39]
  • プレイバック2009年夏神奈川

  • 投稿者:野球王国神奈川
  • 投稿日:2013年 1月11日(金)00時19分53秒
 
旧チームに比べると明らかにレベルが今イチと言う感じで、混戦模様。


【センバツ】
慶応が秋関・明治神宮野球Vで優勝候補筆頭で2年連続出場。


しかし主戦・白村投手がピリッとせず、不用意ではないにしろ四球から崩れ、初戦敗退。前半は山口県の21世紀枠と滋賀県、この春は島根県のチームに敗れるという、“とうとうセンバツは落ちる処まで落ちたな”と言った印象。


慶応の試合当日はWBCの決勝でもあった関係で、見る側もセンバツに気持ちがいって無かったです。ごめんなさい。


【神奈川・夏】
春Vの横浜に絶対的な強さはなく、好投手東條の“切り札”擁する桐光学園、センバツ出場の慶応等横一線の展開。


3回戦で慶応が桐蔭学園と対戦。往年の“イヤらしい”野球を展開し、今大会初登板の白村投手が最後の夏に。序盤戦での強豪対決は調整が難しいです。


8強には私学が独占。

4強には、連覇を狙う横浜に4点リードを追いつかれながら延長の末サヨナラ勝ちした横浜隼人、藤嶺藤沢を5回コールドで下した桐光学園、向上との接戦を制した横浜創学館、第1シード横浜商大を赤子扱いで5回コールドで下したノーシード桐蔭学園が進出。


準決勝
第1試合
大方の予想を覆し、横浜隼人は桐光学園に先制されながら、好投手東條を攻略。終盤にも加点して振り切り、初の決勝進出。


第2試合
両チーム合わせて5本塁打等、効果的な長打が飛び交った打撃戦。桐蔭学園が3点差に広げられた直後に田畑の本塁打で逆転、リリーフ船本が横浜創学館の反撃をしのぎ、10年ぶりに決勝進出。


決勝
“少し新鮮”な決勝はなかなかの名勝負。
桐蔭学園が主導権を握ったと思えば横浜隼人が追いつく展開。延長戦に入ってもしのぎ合った11回裏、セカンド前の難しいバウンドが抜けて安打となり、横浜隼人が6ー5で桐蔭学園をサヨナラで下し歓喜の初優勝。
瞬間の横浜隼人・水谷監督の涙が印象的でした。


横浜・筒香、横浜創学館・円垣内、桐蔭学園・田畑選手らの強打(特に打球の速さ)には目を見張りました。


【選手権・甲子園】
横浜隼人が初の甲子園ながら記念すべき1勝を挙げました。


2回戦で岩手県のチームに敗れましたが、この年の神奈川勢は厳しいかなと思っていたのでショックもありませんでした。

  • [40]
  • プレイバック2010年夏神奈川

  • 投稿者:野球王国神奈川
  • 投稿日:2013年 1月11日(金)00時20分38秒
 
これまた混戦模様ながら、甲子園経験者残る横浜隼人、森投手健在の桐光学園、評判だった一二三投手が最終学年となった東海大相模、巧者の横浜、桐蔭学園に注目。


【センバツ】
東海大相模が実力を出し始め、秋の県・関東を制して4年ぶりに出場。


この年も優勝候補で乗り込んだ神奈川勢。
しかし、一二三投手の投球が秋とは別人。前年の慶応同様に終盤堪えきれず、また・また・また・また初戦敗退。今度は春夏通じて甲子園初出場チームの前に沈む。


【神奈川・夏】
センバツ出場の東海大相模、春Vの桐光学園、秋準Vの桐蔭学園、連覇狙う横浜隼人、春準Vの横浜創学館、三宮投球の慶応、ノーシードながら地力健在の横浜など混戦。


3回戦、強豪私学対横須賀公立校が行われた相模原球場は、いずれもドラマチックな展開で強豪私学が勝利。


5回戦で桐光学園が武相に競り負け敗退。


8強には今年も私学勢が独占。


4強には、桐蔭学園に秋のリベンジなった横浜、横浜創学館との打撃戦を延長の末制した横浜隼人、光明相模原に快勝した武相、慶応・三宮投手を後半捕えた東海大相模が進出。

準決勝
第1試合
前年同様、立ち上がりに大量失点されたものの、“今年は違う”と言わんばかりに中盤から粘っこく盛り返し逆転。その後も着々と加点した横浜が横浜隼人を下し、2年ぶりに決勝進出。


第2試合
準決勝では34年ぶりの対戦となったカード。東海大相模が主導権を握り楽勝ムードのところ、武相が猛反撃し2点差まで詰め寄るも、最後は一二三投手が抑え、2年ぶりに決勝進出。


決勝
決勝では4年ぶり、2年連続の対戦となった“黄金カード”は1日雨で順延。
この雨が微妙に影響を与えたことは否めなかったと思います。
東海大相模の一二三投手が最高のピッチングで横浜打線をねじ伏せ、攻めては横浜相手にアグレッシブベースボールを展開し、常にプレッシャーをかける理想的な内容。結局、東海大相模が9ー3で横浜を下し、33年ぶりに神奈川の頂点に。


29年前の決勝と同じ境遇(1日順延)で3ー9で敗れた相手に逆スコアでの勝利でした。


【選手権・甲子園】
優勝候補の一角で挑んだ東海大相模がセンバツの鬱憤を晴らす快進撃。


34年ぶりに夏1勝、35年ぶりの8強、40年ぶりに決勝進出。


最後は興南(沖縄)に大差で敗れたものの、“元祖タテジマ”がホント久しぶりに躍動した夏でした。


08年夏を逃した時、正直“もう夏の甲子園は出れないのではないか”と思っていたので、全国を沸かした黄金期を知るものとして感慨深いものがありました。



  • [41]
  • プレイバック2011年夏神奈川

  • 投稿者:野球王国神奈川
  • 投稿日:2013年 1月11日(金)00時21分7秒
 
東海大相模が甲子園準Vした後の世代。
結構期待値の高そうなチームがありました。

渡辺・田中ら甲子園メンバーが残った東海大相模、斎藤・近藤・乙坂ら神奈川準Vの横浜、共に強力な投打の軸を持つ慶応(三宮・谷田)、桐蔭学園(内海・茂木)に注目。


【センバツ】
横浜と東海大相模が夏に続いて上位に。

秋関でも順当に上位へ入り、横浜は3年ぶり、東海大相模は2年連続の出場。


横浜は投手に決定力を持つ長崎県チームから“経験者が居ないので一緒”と互角以上の精神状態で挑戦を受け、先発投手の自滅、あと一本が出ない打撃等負ける時のパターンで初戦敗退。


これでセンバツ神奈川勢は07年から6戦連続初戦敗退。


しかし、東海大相模がそれまでの不振を払拭する快進撃で、前年夏に続いて2季連続決勝に進出し優勝。自校としては11年ぶり、神奈川勢では5年ぶりに紫紺の大旗を手中。


98年以降で決勝進出5度、うち4度目の優勝で結構ハイペース!?

カウントをとりにくる球を悉くミートし、逆に相手投手を追い込んでチーム大会通算最多安打を塗り替える強力・好打ぶりを披露。


【神奈川・夏】
センバツVの東海大相模、春Vの慶応、春8強の桐蔭学園、センバツ出場の横浜、秋春横浜以外に負けていない桐光学園など激戦。


4回戦で第1シード慶応が日大藤沢に敗退。三宮、谷田の故障もあり力を発揮する前に姿消す。


5回戦で東海大相模と横浜が激突(チーム3年連続の対戦)。大観衆も固唾を飲んで見詰めた試合は、横浜が巧者ぶりを発揮し、東海大相模の春夏連覇を阻む。


8強はこの年も私学勢が独占。


4強には、立花学園に競り勝った横浜、春準Vの向上に快勝した横浜創学館、久々法政二をコールドで下した桐光学園、逃げる武相を延長12回にかわした桐蔭学園が進出。


準決勝
第1試合
秋の再戦も横浜創学館・住吉投手が見違える投球を披露。
横浜が後半リードを奪えば、横浜創学館が粘り強く食らいついた展開も最後は横浜が逃げ切り、2年連続の決勝進出。


第2試合
繰り出す投球陣、攻撃陣など全く互角の試合内容。どちらが勝ってもおかしくない試合は僅差で桐光学園が桐蔭学園を下し、4年ぶりに決勝進出。


決勝
近年観たことのないロースコアの決勝戦は、横浜が延長10回近藤のサヨナラ安打で桐光学園を2ー1で下し、3年ぶりに頂点。


【選手権・甲子園】
横浜が3年ぶりに甲子園1勝。3回戦で最終回逆転を食らって、奈良県のチームに春夏対神奈川勢初勝利をプレゼント。


その試合、内容が物語っていますが、普通にやれば全く問題なく勝てる状況でした。8回まで本来の横浜野球を見せていたので“この野球で負けたら仕方ないな”と案外冷静でした。甲子園の怖いところです。



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