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  • ~Playback Final~

  • 投稿者:管理人
 
英恵さんが連載してくださった『Playback Final』の保存スレです。
2000年代の夏神奈川大会決勝を厳選して振り返った連載です。

*こちらは保存専用スレなので投稿は御遠慮ください*

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  • Playback Final①2000 桐光学園対横浜~血脈常勝~

  • 投稿者:英恵
  • 投稿日:2013年 1月20日(日)23時43分43秒
 
今日から開幕まで、近年の決勝戦を振り返っていきたいと思います。
第1回の今回は、2000年決勝、桐光学園対横浜戦です。

【決勝までの背景】
大本命・東海大相模が県商工に敗れるという大波乱の中、桐光学園が初の甲子園へ王手を掛けた。
ここまで二年生四番・石井選手を軸に6試合全てで二桁得点を奪ってきた。
一方、横浜は春季大会の不振や怪我人続出から、「今年は駄目だ」と言われ続けてきた。
それでも一戦ごとに力をつけ、決勝の舞台に立った。
力の桐光か、技の横浜か。日程が一日延びた7月31日月曜日。

【両校スタメン】先攻横浜1(中)大河原 2(左)松岡(偵察に山中) 3(遊)浜口 4(一)松浦 5(右)黒瀬 6(三)柳野 7(捕)土屋 8(投)小沢 9(二)杉浦
後攻桐光1(二)近藤 2(遊)山村 3(捕)矢野 4(左)石井 5(一)斎藤 6(三)黒木 7(右)藤崎 8(中)藤田 9(投)猪原

(1表)左飛、二ゴロ二つで三者凡退。
(1裏)山村、石井のヒットで一、三塁とするが斎藤が三振で無得点。

(2表)一死から連続四死球で一、二塁とするが二ゴロ、二飛で先制ならず。
(2裏)一死後藤崎がヒットするも後続なし。

(3表)一死後大河原が死球で出塁もフライアウト2つでチェンジ。
(3裏)近藤三振の後山村が内野安打。矢野が送って二死二塁から石井がライト前に運ぶ。
強肩の右翼手黒瀬のバックホームも及ばず桐光先制!その後斎藤は三振。

(4表)先頭松浦が死球で出る。両者通じて初の無死のランナー。
だが黒瀬はバント失敗、柳野の時二塁盗塁成功で送球が逸れる間に三塁狙うがタッチアウト。
噛み合わない攻撃でチャンスを潰す。
(4裏)右飛とゴロ二つ、桐光は初の三者凡退。

(5表)一死から小沢が四球、杉浦送って二死二塁。
ここで二年生・大河原がチーム初ヒットとなる中越え同点三塁打!なおもチャンスは松岡一ゴロ。
(5裏)一死後四球、バントで二死二塁。横浜と同じ形を作るが矢野は二ゴロ。
ここまでやや桐光が押し気味の展開。

(6表)三番からの好打順も三者凡退。
(6裏)先頭、石井がレフト線に二塁打でチャンスメイク。斎藤が送って一死三塁とすると
黒木の当たりは二ゴロ。杉浦はバックホームできず桐光が渋く勝ち越しに成功。

(7表)再びリードした桐光。しかし先頭・柳野を一ゴロエラーで出してしまう。
土屋はバントの構え。桐光内野陣はバントシフト。これを見てバスター、左前安打で一、二塁。
ここで桐光は一塁の斎藤をマウンドへ(一塁に丸)。
バント、四球で満塁から大河原がライト前へ弾き返してまず同点。なお満塁から松岡主将の走者一掃三塁打!
その後は浜口の内野ゴロで本塁憤死のあと松浦のヒット、黒瀬遊飛とやや勿体ない攻撃。しかし横浜が初めてリードを奪う。
(7裏)フライアウト三つ。流れはこのまま横浜か?

(8表)二塁打の柳野を送って一死三塁。小沢がスクイズするが本塁タッチアウト。
その後内野安打にエラーが絡んで二、三塁とするが大河原は遊ゴロ。追加点を取れないことがどう響く?
(8裏)一死後、矢野の死球から反撃開始。石井の幸運な二塁打と四球で一死満塁の大チャンス。
黒木が三遊間を抜いて2点差。なお満塁で藤崎捕ゴロ。藤田のボテボテの三ゴロ、タイミングは際どかったが間一髪アウト。
結局1点にとどまる。

(9表)二ゴロ送球エラーとバントで一死二塁のチャンスも4、5番倒れ駄目を押せず。
(9裏)先頭丸は中飛も近藤が中越え二塁打。山村倒れ打者は矢野。
繋げば今日四安打の石井に回る。カウント2-2.高めのボール球に空振り三振。
横浜が20世紀最後の神奈川王者に。

誰もが駄目だと思っていたが、やはり横浜は強かった。甲子園でもベスト8に進む活躍。
一方桐光はこの頃から守りと機動力を重視したスタイルに変え、現在に至るまで4度の甲子園出場を果たしている。

次回は2005年、桐光学園対慶應義塾戦を取り上げます。
(01~04までの資料がありません。悪しからずご了承下さい。)

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  • Playback Final②2005 桐光学園対慶応義塾~真昼のエチュード~

  • 投稿者:英恵
  • 投稿日:2013年 1月20日(日)23時44分18秒
 
今回は2005年、桐光学園対慶応義塾を振り返ってみましょう。
【決勝までの背景】左腕エース中林投手を軸にこの春43年振りに甲子園に復活、ベスト8に進んだ慶応。四回戦の横浜戦は平日にも関わらず大和球場が満員に。
(他県ナンバーの車まで来ていたという)
それを制し波に乗りファイナルへ。
対する桐光は関東ナンバー1右腕と言われた山室投手が本来の調子にない。しかし背番号10・石渡投手がカバー。五回戦以降全て逆転で勝ち上がった。
打線はどちらも長打力は中の上程度だが切れ目がない。
五回戦以降はどちらも全て1点差を制していた。準決勝は桐光が日大を、慶応が東海大相模を共にサヨナラで破った。
酷暑の空の下、頂点に立つのは?

【スタメン】先攻慶応  1(中)新谷  2(左)竹内  3(右)山口  4(一)湯浅  5(二)高尾
6(投)中林  7(遊)漆畑  8(捕)高橋  9(三)渕上
後攻・桐光  1(右)政野  2(二)増田  3(遊)村山  4(一)岡山  5(左)清島
6(中)松本  7(三)手島  8(捕)梶  9(投)山室

(1表)新谷安打、竹内バント、山口四球で一、二塁のチャンス。
湯浅は遊飛も高尾がセンター前に運び先制。なおもチャンスは中林中飛。
(1裏)二飛と二ゴロ2つでチェンジ。初回は明暗を分けた。

(2表)遊ゴロ2つと二ゴロ。
(2裏)三振、二飛、三ゴロ。

(3表)一死後竹内四球、山口の時盗塁失敗、その後二塁打。湯浅投ゴロ。
(3裏)二死後山室の代打宮川のヒットと四球でチャンスも増田三ゴロ。桐光は早くも継投に。

(4表)桐光二番手はやはり石渡。この段階での交代は予定外だったろう。
代わりバナ四球、ヒットで一、三塁。
漆畑がきっちり犠飛で2-0。
二死後渕上の二塁打で再度チャンスも新谷三振。
(4裏)ヒットと四球で無死一二塁の絶好のチャンス。
だが清島がバントを空振りした際に二走が飛び出しアウト、直後に併殺打。
最悪の形でチャンスが潰える。流れは慶応。

(5表)二ゴロエラーとバント、内野安打で一三塁から湯浅が二塁打。
続く二者はゴロに倒れるが4-0と突き放す。
(5裏)三塁打の松本が手島の犠飛で還り1点を返す。なおも二死二塁は活かせず。

(6表)渕上の四球等で二死二塁から竹内のタイムリーで再び4点差。
ここまで完全に慶応がゲームを支配。
(6裏)増田のヒットと内野ゴロで一死二塁から岡山以下の三連打で2点、5-3。
続くチャンスは逃すも桐光が追撃開始。

(7表)高尾がヒットを放つが無得点。
(7裏)四球、バント、ヒットで一死一三塁。
三番村山が高めの球を捕らえライトスタンドへ逆転スリーラン!
ここで慶応は中林をライトに回し二番手忠本にスイッチ。
しかし死球の岡山が清島の二塁打で長駆生還、7-5。
松本に四球を与えたところで田代に交代。
しかし手島四球で満塁、梶タイムリーに宮川犠飛で9-5。
この回打者12人で6点。大騒ぎの桐光応援団、一方静まり返る慶応側。

(8表)渕上がヒットを打つが無得点。
(8裏)代打を出した関係で四番手の宮本に交代。
だが彼もいきなり連打を浴び、バント失敗を挟んで松本、手島の連続二塁打でダメ押しの2点が入る。

(9表)簡単に二死となると、最後の打者高尾が左飛。清島がウイニングボールを掴んだ。11-5。
桐光、二年ぶり三回目の夏制覇。

桐光は甲子園では石渡投手が「1」を付けた。
初戦の近江戦は山室投手が初回に5失点。しかしコツコツと点を返し、3点差の5回に6連打で逆転。
石渡投手が近江の反撃を9-8でかわした。
二回戦の聖光学院戦は2点先行されるも6、7回で追い付き8回に宮川選手がレフトスタンドに叩き込み逆転勝ち。
三回戦、京都外大西に初回に先制され、4回には石渡投手も捕まり3失点。
打線も北岡投手からスーパー1年生・本田投手のリレーを崩せず完封負けで甲子園を去った。

だが桐光は県大会から7試合連続の逆転勝ち、この頃から「逆転の桐光」の異名が付いた。

一方敗れた慶応も完全復活をアピール。神奈川の勢力図を変えた。
この頃までは横浜・相模・桐蔭・桐光を「四天王」と呼んでいたがこの夏以後これに慶応を加え「五強」、
或いは一時期成績の落ちた桐蔭を外して「新四天王」と言う呼び方もされるようになった(現在は桐蔭も盛り返しつつあるのでこれを外した「四天王」はあまり言われなくなっている)。

次回は06年、東海大相模対横浜を振り返ります。

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  • Playback Final③2006 東海大相模対横浜~野球貴族~

  • 投稿者:英恵
  • 投稿日:2013年 1月20日(日)23時44分54秒
 
【決勝までの背景】決勝の清峰戦の21得点など圧倒的な力を見せて春の頂点に立った横浜。今大会も横浜創学館、桐蔭学園などを危なげなく破ってきた。
一方の東海大相模は選抜で一勝止まり。それでも「打倒横浜」を掲げ29年ぶりの夏を目指す。
黄金カードと言われるこの戦い、土曜日ということもあり試合開始時に満員札止めが告げられた。
このカードが夏の決勝で実現するのは25年ぶりであった。
小雨パラつく中決戦は幕を開けた。

【スタメン】先攻横浜  1(二)白井  2(遊)松本  3(三)高浜  4(捕)福田  5(右)佐藤
6(左)越前  7(中)下水流  8(一)高木※偵察に安西  9(投)川角
後攻相模  1(二)田中広  2(遊)竹内  3(一)田中大  4(右)兵動
5(左)小玉  6(捕)鈴木  7(三)村瀬  8(投)高山  9(中)長谷川隼

(1表)白井センター前、松本送って高浜四球。
福田は三振も佐藤が右中間二塁打で2点先制。
(1裏)フライ3つでチェンジ。

(2表)一死後高木、川角の連続二塁打で3点目。
さらにヒットと四球で満塁、高浜の一ゴロが悪送球となり二人還る。
福田もタイムリーでこの回4点、完全に横浜が主導権を握る。
(2裏)内野ゴロ3つで攻撃終了。

(3表)一死後高木がレフトスタンドに叩き込み7-0。
(3裏)内野ゴロ2つと三振。相模ここまで全くいいところ無し。

(4表)横浜の猛攻は止まらない。2本のヒットと四球で二死満塁から下水流の走者一掃二塁打で10-0、相模のエース高山をKO。
二番手長谷川将が三振を取りチェンジ。
(4裏)二死からようやく田中大の二塁打も兵動三ゴロ。

(5表)先頭川角ヒットも白井併殺打。初めて0が入る。
(5裏)小玉、鈴木の連打で無死一三塁。
村瀬のタイムリーで1点返す。だが代打成田の投直で村瀬飛び出し併殺、1点止まり。10-1という予想外の展開。

(6表)三番手菅野。だがこの時の彼に横浜は荷が重かった。
一死二塁から佐藤のタイムリーで加点。
さらに二走者置いて途中出場の岡田のスリーラン、この回4点。
(6裏)やられっ放しだった相模が漸く反攻。
連続死球とエラーで一死満塁から併殺崩れ、鈴木の二塁打、村瀬タイムリーで4点返す。

(7表)相模四番手は藤田。
二死から二塁打と四球を許すも佐藤を三振に。
(7裏)先頭の代打田中将二塁打に続き田中広がライトにツーラン、14-7。
ここで二番手西嶋にスイッチ。三者を内野ゴロ。
(8表)先頭の越前以下の三連打で15点目。
一死後白井の内野ゴロが併殺崩れの間に二走がホームを突くがタッチアウト。
点差のついた余裕にも見える。
(8裏)ゴロ2つとフライアウト。この頃小雨も止み、晴れ間が出ていた。

(9表)二死から福田がヒットで毎回の20安打。
この回は無得点。
(9裏)二走者を出したが田中大が二ゴロでゲームセット。
15-7、横浜が春夏連覇の挑戦権を得た。

甲子園に乗り込んだ横浜だったが、初戦で中田翔選手擁する大阪桐蔭と当たる。
このくじ運の悪さ最早伝統だ。
先制するもいまいち攻撃が噛み合わず、同点の7回に勝ち越しを許す。
さらに8回謝敷選手のスリーランに続き中田選手にも特大の一発を浴び完全に駄目を押された。
9回の越前選手のホームランも焼け石に水。一回戦で春夏連覇の夢を絶たれた。

この年は斎藤佑樹投手の早稲田実業との田中将大投手の駒大苫小牧の激闘で大いに盛り上がった年だった。普段高校野球をあまり見ない人も含め近十年で一番盛り上がった年だろう。

勿論筆者も決勝戦は言うに及ばず、他にも智弁和歌山対帝京など好ゲームが多かったと思う。駒苫の青森山田戦の大逆転劇は甲子園で生観戦した。
だが、一方でイマイチ心の底から世間の熱狂についていけない自分の姿を感じていた。無論その理由は横浜の初戦敗退に他ならなかった。
例え負けてもベスト8辺りまでいったのなら多少は違ったのかも知れない。

この横浜は文句なく強いチームだ。だが強いチームでもあっさりと負けることはあるのだ、と改めて感じた。

この年は神様が佑ちゃんとマー君に名勝負して欲しかった。
そこで最も彼らを倒し得る恐れの高い横浜を排除したのだ…と何とも自分勝手で出鱈目な解釈をした。
そうでもしなければ心の整理がつかなかったのだ。

次回は07年、東海大相模対桐光学園をお送りします。

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  • Playback Final④2007 東海大相模対桐光学園~絶対に諦めない男達がそこにいる~

  • 投稿者:英恵
  • 投稿日:2013年 1月20日(日)23時45分27秒
 
【決勝までの背景】特待生問題で揺れたこの年。
東海大相模は巨人・原辰徳監督の甥であるエース菅野投手に2年生四番大田選手が中心の強力打線が噛み合い30年ぶりの夏を狙う。
準決勝の横浜戦では相手のミスによる「降り逃げスリーラン事件」が起きた。4回に3点を先制しなお二死一三塁で追い込まれた菅野選手はショートバウンドを空振り。
この場面では振り逃げが成立するのでタッチもしくは一塁送球が必要だが、横浜の捕手はチェンジと勘違いそれをせず、他のナインも気付かずベンチへ戻ってしまいその間に三者が生還した。
その後2点差とされただけに結果的にこれが大きくものをいったのだ。

一方の桐光は立木・丸山両投手を使い分けてきた。準々決勝では横浜創学館に対し実に11点のリードを1点差に追い上げられるという漫画でも無いような展開を逃げきった。準決勝では慶応に逆転勝ちし2年ぶりの決勝。
日曜日のファイナル。スタンドはほぼ満員に埋まった。

【スタメン】先攻桐光  1(三)建部  2(二)筒井  3(右)政野  4(一)上田
5(左)秋山  6(遊)西川  7(捕)奥野  8(投)立木  9(中)大石
後攻相模  1(遊)田中  2(左)秦※偵察に山口  3(中)長谷川  4(三)大田
5(右)大城  6(二)内田  7(一)原  8(捕)伊藤  9(投)菅野

(1表)三振にゴロ2つでチェンジ。
(1裏)内野安打の田中を秦が送る。
二死となって四番大田がバックスクリーン横に先制ツーラン。まさしく「弾丸ライナー」という一発で2-0。

(2表)連続ヒットと犠打失策で無死満塁。内野ゴロと立木のタイムリーであっさり同点。
なおも一死一二塁は大石、建部倒れ勝ち越せず。
(2裏)ゴロ2つと三振。

(3表)筒井と上田のヒットに犠打と盗塁を絡めて一死二三塁。
秋山の2点タイムリーで4-2と逆転に成功。
なお二死二塁は奥野三振。
(3裏)菅野、田中の連打の後秦の遊撃内野安打に悪送球が絡み1点。
更に二三塁から内野ゴロと大田の左翼線二塁打で相模再逆転、5-4。
なお大城ヒットで一三塁は盗塁失敗等で活かせず。

(4表)ゴロ2つと三振。
(4裏)中越え二塁打の原が犠打と内野ゴロで生還、6-4で相模2点リード。

(5表)二死から上田が四球を選ぶも後続なし。
(5裏)秦がヒットを打ったところで桐光は丸山にスイッチ。
長谷川の時に盗塁失敗、その後三塁打。大田と大城はフライに倒れ無得点。

(6表)西川が左越え二塁打。バントと内野ゴロで生還、5-6に。
(6裏)内田がサードのエラーで出るとバントで二塁へ。
二死後菅野が自らを助ける右中間二塁打で7-5。
更に田中の中越え三塁打で8-5、打者走者もホーム突くがタッチアウト。
この時桐光の奥野捕手が膝を負傷してしまう。

(7表)3点を追う桐光、建部と筒井の連続長短打で無死一三塁。
不振だったキャプテン政野が右中間に三塁打で1点差。
一死後秋山がセンターに打ち上げ同点。流石は桐光、リードされてもズルズルいかない。
(7裏)桐光の捕手に山野周。ゴロ2つと三振、三者凡退。流れが桐光に?

(8表)二死から大石の右翼線二塁打が出るが建部は三振。
(8裏)前の回に続いて三者凡退。

(9表)邪飛、三振で二死から内野安打を挟んで2四球で満塁。菅野の球数は150を超えていた。
このチャンスに途中出場の山野周がライト前に弾き返し2点勝ち越し!途中退場した奥野、ベンチで男泣き。
なお盗塁で二死二三塁は丸山右飛。あとアウト3つで桐光が神奈川王者。
(9裏)先頭伊藤が内野安打で出塁。
菅野の邪飛を追った上田のユニホームが切れ一時中断。
再開後フルカウントからボール球に手を出し三振。
続く田中は初球を叩くも一塁上田正面のライナー。一走に戻る術は無かった。
ベースを踏んで併殺完成、ゲームセット。
桐光が二年ぶりの夏へ。

相模の戦力的優位が囁かれていたが終わってみれば桐光のしぶとさがそれを崩した。
相模はまたしても夏の扉を閉ざされた。

桐光は甲子園で宮崎・日南学園と対戦。延長に入り10回に3点を勝ち越される。その裏政野・上田両選手の連続タイムリーで同点に。
だが11回に二死からホームランなどで4点失い力尽きた。

春の日大藤沢が初戦で敗れており、この年は県勢が21年ぶりに甲子園で1勝も出来ない屈辱を味わった。
筆者は日南と常葉菊川戦を生観戦した。桐光が勝つことを前提で予定を組んだのではなく、偶然別件で神戸に行く予定があったのだ。
必ずしもそうしなくてはならない訳では無かったが、
別件の都合上試合途中で球場を去り、神戸へ向かった。
仮に桐光だったら途中で出れないよなあ、皮肉とはこの事だと阪神電車の中で考えていた。

次回は2008年南大会、横浜対横浜創学館をお送りします。

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  • Playback Final⑤2008南決勝 横浜対横浜創学館~SECRET AMBITON~

  • 投稿者:英恵
  • 投稿日:2013年 1月20日(日)23時46分14秒
 
【決勝までの背景】記念大会で南北分離の今回、南の大本命は横浜だった。
秋の県大会と関東優勝、春も共に準優勝の実績に加え
相模・桐光・慶応等近年覇権を争ったチームは殆どが北だったのである。
投打にタレントを揃え選抜初戦敗退の雪辱を果たせるか。
対する創学館は唯一横浜に対抗し得るチームと言われた。
森田監督は横浜OB、師匠を超えたい。

【スタメン】先攻横浜  1(三)倉本  2(遊)大石  3(二)松本  4(右)小川健
5(左)岩間  6(投)土屋  7(一)筒香  8(捕)小田  9(中)中原
後攻創学館  1(左)小泉  2(二)中西  3(右)槇野  4(遊)秋山
5(捕)青木  6(中)和光  7(一)圓垣内  8(三)鈴木  9(投)森

(1表)右中間二塁打の倉本を大石が送り、松本がスクイズを決めて7球で先制。
04年の神奈川工業戦と瓜二つの先制劇だった。
その後は小川四球、岩間中飛でチェンジ。
(1裏)小泉レフト前、中西バントヒットで一二塁。
しかし槇野はバント失敗三封。秋山の二ゴロでそれぞれ進塁。
一打逆転のチャンスに青木は三振。

(2表)土屋が左中間二塁打、二ゴロで三進すると小田のタイムリーで2-0。
中原はバントヒット狙うが未遂、倉本遊ゴロ。
(2裏)一死後圓垣内の内野安打などで二死二塁。
森が右寄りに守っていたセンターの逆方向に落として1点差。
なお二塁は小泉遊ゴロで同点ならず。

(3表)大石と松本の連続内野安打で無死一三塁。
二塁盗塁の後小川が中堅に犠牲フライを打ち上げ3-1。
四球を挟んで土屋の大飛球を中堅和光がフェンスにぶつかりながら好捕。
二死一三塁は筒香遊飛。
(3裏)四球の中西を槇野が送るが秋山三振、青木右飛。

(4表)小田のヒットにバント、二死後大石四球に暴投絡んで二三塁。
松本二ゴロで追加点ならず。
(4裏)二死後鈴木がセンター前へ。森の打順で代打高橋も投ゴロ。
創学館はヒットは出るも単発で終わってしまう。集中打が出ない。

(5表)創学館二番手は鍛治。
一死後岩間ライト前、土屋の左超え二塁打で長駆生還。
さらに筒香のタイムリーで5-1とリードを拡げる。続く二者は凡退。
(5裏)一死後ヒットの中西が二死から盗塁を決める。
秋山の遊ゴロを大石が悪送球し1点返す、5-2。
一塁の筒香を工藤に交代。記録は遊撃悪送球だが、捕れない球ではないのに取れなかったことに対するペナルティと思えた。
続く二死二塁は青木三振。走者のいる場面で三回目の凡退だ。

(6表)二死後松本ヒットも小川遊ゴロ。
(6裏)先頭和光左翼線二塁打、バントで三塁へ。
このチャンスで鈴木三振、鍛治中飛。

(7表)一死後土屋が右越え打。当たり良すぎてシングル。
代打藤原バント失敗の後小田のヒット、中原センター前タイムリーで追加点。
さらに倉本の右中間三塁打で8-2。大石は二ゴロ。
(7裏)小泉バントヒットもフライ2つに三振。

(8表)一死後小川がライト前ヒット、隙を突いて二塁狙うもタッチアウト。6点リードの余裕か。
(8裏)先頭青木が二塁打と暴投で三進も遊直、三振、三ゴロ。
走者出せども繋がらず。

(9表)一ゴロエラーをバントで送るがゴロ2つで無得点。
(9裏)ゴロ2つで二死。
中西の三塁線の当たりを倉本上手く捌いて大遠投。最後はファインプレーで締めた。
横浜、13回目の夏へ。

他チームとの力量差から絶対視されていた横浜。
見事そのプレッシャーをはね除け勝ち抜いた。
「勝って当たり前」の状況で勝つことは実は難しい。改めて横浜の力を知らしめた。
創学館は毎回のように走者は出したが土屋投手の持ち味の粘りの前に打線を分断されてしまった。

乗り込んだ甲子園、初戦の浦和学院戦。県大会で不振を極めた筒香選手がツーラン含む4打点の大当り。
土屋投手の粘投と固い守りで浦学の反撃を1点差凌いだ。
二回戦の広陵戦、大石選手のランニングホームラン(厳密には三塁打とエラー)で打線が勢い付き、03選抜の雪辱を果たした。
仙台育英戦は同点の9回、三塁走者の中原選手の好走塁で決勝点をもぎ取った。
生観戦したこの試合、2つ前の試合で慶応もベスト8入りしていた。ホテルで飲んだビールの旨かったこと…
話が逸れてしまった。準々決勝の聖光学院戦はまたも筒香選手が爆発、ツーランに満塁と2発8打点。15-1で圧勝した。
頂点まであと2つ。相手は2年前煮え湯を飲まされた大阪桐蔭。先制も3回に5失点し主導権を握られる。終盤にも加点され9-4。10年ぶりの頂点には届かなかった。

それでも選抜の借りは十分返したと言えよう。最後まで楽しめた夏だった。

次回は同じ年の夏、北の決勝・慶応義塾対東海大相模をお送りします。

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  • Playback Final⑥前編 2008北大会決勝 慶応義塾対東海大相模~あなたの瞳に映るもの~

  • 投稿者:英恵
  • 投稿日:2013年 1月20日(日)23時46分54秒
 
【決勝までの背景】東海大相模は31年間夏から遠ざかっていた。
超高校級スラッガー、大田選手を軸としたメンバーを擁し怨敵・横浜と別ブロックの今回は
「今年行かずしていつ行く」という条件と言えた。
春の県大会を制し、夏も全く危なげなく勝ち上がってきた。
大田選手は4本のホームランを打っていた。

一方の慶応義塾は秋県と関東で準優勝。
先発が力道山の孫・田村投手。リリーフが只野投手という継投策を用いていた。
だが期待された選抜で思わぬ初戦敗退。
その後春県大会では桐光にコールド負けなどチームは一時どん底に陥った。
しかし一度地獄を見た強み、夏に立ち直った。準決勝で桐光を破り、46年ぶりの夏まであと一つ。
前日南の決勝は両者の力に開きがあると思われたか試合開始時外野に空席があった。
しかしこの試合は両者拮抗と見てか満員札止めに。
TVKの解説は前日甲子園行きを決めた横浜・渡辺監督。

【スタメン】先攻慶応  1(右)内藤  2(三)福富  3(二)山崎  4(一)鈴木裕
5(左)阿加多  6(投)田村  7(捕)鈴木亮  8(遊)斎藤  9(中)溝口
後攻相模  1(一)内田  2(中)秦  3(遊)大田  4(二)角
5(右)原  6(投)大城  7(左)河口  8(三)石川  9(捕)高田

(1表)二死後山崎がセンター前も鈴木裕は三振。
(1裏)二死無走者で大田、歩かせてもいいという感じで四球。
角は空振り三振。

(2表)ゴロ2つの後連続四死球に暴投で二三塁のチャンス。
しかし溝口三ゴロで先制ならず。
(2裏)二ゴロの後大城ヒット。しかし後続無し。

(3表)二ゴロの後福富が中越え二塁打でチャンスを掴む。
しかし期待の山崎、鈴木裕が連続三振。
(3裏)ゴロ2つとフライでチェンジ。

(4表)二死から二ゴロエラーと死球で一二塁のチャンス。
ここで溝口が三遊間を抜く。二走は本塁へ。
レフト河口がストライク返球でタッチアウト!
(4裏)先頭大田。一球外れて二球目の甘い変化球を捕らえると放物線を描きレフトスタンドへ!
大会5本目の新記録のおまけ付きだった。相模先制。
これで慶応・田村は動揺したか一死後原にもヒットを打たれる。バントで二進すると先程好返球の河口。
だがその6球目に二走が飛び出してしまいタッチアウト。慶応は1点で止めた。

(5表)追う慶応は先頭内藤が左翼へ二塁打、福富送って三塁。
山崎の遊ゴロで本塁突入、完璧アウトのタイミングだったが捕手の高田がタッチの際に落球、同点。
盗塁失敗と三振でその後は抑えたが相模はミスで追い付かれた。
(5裏)フライ2つとゴロで三者凡退。

(6表)フライと三振2つ、慶応初の三者凡退。
(6裏)内田四球を秦が送って一死二塁で大田。
進塁打を意識してか右狙いで中飛、二死三塁。
渡辺監督「引っ張ってたら本塁打だったかも知れない」
このチャンスに角がセンター前へ弾き返し2-1、相模勝ち越し!
原は二ゴロでチェンジ。

(7表)ラッキーセブン、神宮でお馴染みの「若き血」が浜スタに響く。
バント挟んで2四球で一二塁、福富が中越え二塁打で二者還り逆転!
更に山崎もライトに二塁打で4-2!後続は三振と一ゴロも慶応が初めてリードを奪う。
(7裏)慶応は二番手只野に交代。陸の王者の勝ちパターンだ。
先頭大城がヒットもバントミス等で二死。しかし高田がヒットで繋ぎ、内田が右中間を破る二塁打で同点。
更に秦、大田が連続タイムリーで6-4。
相模再逆転!

(8表)連続三振に遊ゴロ、大城が立ち直りを見せる。
(8裏)二ゴロの後原の二塁打、敵失に盗塁を絡め二三塁。
しかし河口三振、石川一ゴロ、相模ダメ押しならず。慶応首の皮一枚繋がる。

(9表)三塁側応援席が大拍手でナインを送り出す。夏の扉が開くまであと三人。
溝口の代打・巨漢普久原が三遊間を抜いて総反撃の口火を切る。
内藤もヒット、福富送って二三塁。
主将山崎、叩きつけて内野安打でまず1点差。
なお一三塁でここまで4三振の鈴木裕。絶不調だった主砲は初球をセンターに打ち上げた。同点。
阿加多中飛でチェンジ。
土壇場で慶応が振り出しに戻した。

(9裏)追い付かれた相模、いや同点で止めた相模。1点でいいのだ。
一ゴロの後内田がライト線二塁打。
秦のいい当たりはレフト正面で二死。
大田は敬遠。相模側からはブーイングが起こるが当然の策と言えた。
打席に4番角、決められるか?

一球で決着した。投ゴロ。
決勝としては89年の横浜対日大藤沢以来の延長突入となった。

勝手ながら2つに区切らせて頂きます。すみません。

  • [7]
  • Playback Final⑥後編

  • 投稿者:英恵
  • 投稿日:2013年 1月20日(日)23時47分32秒
 
延長に入った慶応対相模の一戦。
ここまでで十分名勝負と呼べるものだ。
解説の横浜・渡辺監督は「切なくなりますねえ」と語った。
TVK・吉井アナウンサーの一言。「今年は神奈川県から三校出したいと思っている方もいるのではないでしょうか」
神奈川県に限らず激戦区は毎年二校出場で良いのではないか、という声は多い。
その二校出場の年に「三校に出来ないか」とは…
それだけ素晴らしい戦いであるということを表現している。
勿論その願いが叶うことは無い。どちらか片方は聖地への道を閉ざされる。
一人の勝者が立ち、一人の敗者が去る―それが戦いの論理。
その論理には何人たりとも逆らうことは出来ない。

(10表)只野三振の後鈴木亮がセンター前へ。
斎藤の時捕逸で二進。しかしいい当たりがレフト正面を突く。
荒川(9回代走でそのまま中堅に入った)三振で勝ち越せず。
(10裏)原左飛、大城二ゴロを山崎が取れず。
河口三振の時二塁盗塁、しかし石川は遊飛。
投手が盗塁までしたが決められず、これがどう響くか。

(11回)大城の投球にやはり悪影響が出たか。連続四球と投ゴロ併殺崩れで一三塁の大ピンチ。
打席は4番鈴木裕。慶応ベンチは初球にスクイズのサイン。
相模バッテリーは読んでいた。冷静に外して走ってくる走者を刺した。その後も投ゴロで切り抜けた。
(11裏)中飛、三振の後秦が二塁打でサヨナラのチャンス。
またも大田敬遠で角勝負。9回と同じシチュエーション。
結果も同じだった。投ゴロで12回へ。

(12表)相模は大城を降ろし、右横手の二年生熊谷。
先頭阿加多が内野安打も只野遊ゴロ。大田が長い足を伸ばして二塁を踏み、併殺を完成した。
鈴木亮も三振。二年生堂々たるピッチング。
(12回)右飛の後初打席の熊谷がコツンと当てて中前へ。
捕ゴロで二塁へ、またもサヨナラのチャンスに石川。
だがここも三ゴロで逸機。いつ、どんな形で決着を見るのか。

(13表)先頭斎藤が四球を選び、荒川がきっちり送り一死二塁。
内藤は変化球に見逃し三振。ここで相模ベンチが動く。何と大田をマウンドへ。
彼は投手もやり、春県では桐光を完封していた。だがこの状況でのリリーフは予想外、場内はどよめく。
迎える打者は福富。直球一本に絞って振り抜いた打球は右中間を破る三塁打。慶応勝ち越し。
さらに山崎がライトに叩き込む。9-6。
四球、三振でようやくチェンジ。相模はまたしてもダメなのか。

(13裏)右飛、三振であと一人。しかし秦がしぶとく四球を選ぶと大田がレフト前へ、一三塁でまたも角。
打球はライトへ。内藤が足を止めた。4時間20分の戦いに終止符が打たれた。
開いた扉は、より長く閉ざされていた方だった。
翌日はサンスポと日刊が一面で慶応優勝を伝えた。

だが筆者個人はむしろ敗れた相模の方に目が行った。
三年連続決勝敗退。
しかも2点を9回に追い付かれた。
あり得ない、いやあってはいけない結末。
仮に自分が当事者ならどうしたらいいのだろう、と考えていた。

さて、甲子園での慶応。
初戦に松商学園と対戦。
中盤まで6点を奪うと田村・只野両投手が2失点ずつで抑えた。約半世紀ぶりの夏の凱歌だった。
高岡商業戦は5-0で完封。先制、中押し、ダメ押しの完勝だった。
青森山田戦は初回に山崎選手のタイムリーで先制して以降1-0が続いた。
7回二死から只野投手が登板。いつもは回の頭からだが、敢えて回の途中から投げさせたのは理由があった。
上田監督が同宿の横浜・小倉部長に「只野は替わりバナに捕まることが多いのですよ」と相談した。
すると小倉部長は「只野君は回の途中からの方がいいと思う」とアドバイスしたという。
二校出場ならではの情報交換だ。

その裏溝口選手のスクイズで加点すると只野投手が完封リレーを完成させた。
横浜より一足早くベスト8を決めた。

準々決勝は浦添商業。この日はいつもと逆で只野投手が先発。
先制されるも7回に逆転。しかしリリーフで出ていた田村投手がその回の攻撃で負傷。
8回に追い付かれてしまう。
9回のサヨナラ機を逃すと10回にスクイズで決勝点を奪われた。

陸の王者はベスト8という成績を残し、日吉へと帰っていった。

次回は2009年、横浜隼人対桐蔭学園戦をお送りします。    

  • [8]
  • Playback Final⑦2009 横浜隼人対桐蔭学園~笑顔の下の野望~

  • 投稿者:英恵
  • 投稿日:2013年 1月20日(日)23時48分34秒
 
【決勝までの背景】横浜隼人の前評判は芳しくなかった。水谷監督自ら「今年は史上最弱」と評価していた。
事実初戦の厚木東戦は延長に入り一度勝ち越された。
それでも何とか追い付きサヨナラで勝ち上がる。
すると準々決勝で横浜に6点差を追い付かれながらもサヨナラ勝ち、ついに王者を倒した。
準決勝も桐光学園に5-1。初めてファイナルに駒を進めた。
このチームのキーワードは「笑顔」。
特に背番号11ながら主戦格の今岡投手は一部で「スマイル王子」と名付けられた。

対する桐蔭学園は03春を最後に甲子園から遠ざかり、近年は早い段階で敗れることもしばしばあった。
この大会もノーシード。しかし三回戦で選抜出場の慶応を破り勢いに乗る。
その後は商大も下し、準決勝では創学館に9-7と打ち勝った。
決勝は10年振り。それを含めファイナル5連勝中だ。

【スタメン】先攻桐蔭  1(二)田畑  2(右)影山  3(中)中嶋  4(捕)石川
5(左)石田  6(三)中村  7(一)後藤  8(投)能間  9(遊)吉澤
後攻隼人  1(三)森  2(中)與那覇  3(捕)船木  4(一)大野
5(二)徳永  6(右)山口  7(左)菅原  8(遊)菅野  9(投)今岡

(1表)中前安打の田畑を影山が送る。
中嶋投飛で二死となり石川の3球目に田畑が盗塁。
これを船木が悪送球。桐蔭先制。
なお石川四球も石田三振。
(1裏)一死後與那覇が死球、船木の2球目に盗塁。
船木(水谷監督曰く「監督」)がタイムリーを放ち早くも同点。
続く大野は二ゴロ併殺。

(2表)一死後、後藤、能間が連打。内野ゴロで一三塁。
打撃好調の田畑が二塁打で3-1、影山も二塁打で4点目。
なお盗塁で三塁は中嶋遊ゴロ。
(2裏)中飛と遊ゴロ2つ。

(3表)ゴロ2つと三振。
(3裏)一死後今岡の内野安打、併殺崩れと盗塁、四球で一二塁。
船木がレフト線二塁打で1点差、敵失の間に三塁へ。
更に大野も二塁打で4-4の同点に。
ここで左の能間から右横手の船本へ。
なおも二塁は徳永中飛。

(4表)三者凡退。
(4裏)山口ヒット、菅原エンドランを決めさらに盗塁も絡め二三塁。
しかし連続三振と右飛で絶好の勝ち越し機を逃す。

(5表)内野安打の田畑を影山が送り、さらにヒットと四球で満塁。
石田の内野安打で5-4。だがその後は三振と一ゴロで1点止まり。
(5裏)二死から大野四球も無得点。
この頃には外野が解放されほぼ満員に。

(6表)船本の当たりを與那覇が好捕、続く二人はゴロ。
(6裏)ヒットの山口が一死後盗塁。
しかし菅野捕邪飛、今岡二直。

(7表)二番からの好打順も三者凡退。
(7裏)森が左翼線二塁打で同点のチャンス。
しかし後続がフライアウト3つ。

(8表)先頭石田がヒット、代走澤村盗塁死。
その後中村ヒットも後続無し。
(8裏)一死後、山口がレフトスタンドに叩き込み振り出しに戻す!

(9表)吉澤四球、併殺崩れで走者入れ替わり。
影山はエンドランで左前へ、田畑は三塁へ。
だが影山も二塁を狙ったのを隼人守備陣は見逃さず挟殺プレイに追い込む。
その間に田畑が本塁突くもタッチアウト。中嶋遊ゴロで無得点。
桐蔭の激しい揺さぶりにも隼人は冷静に対処した。
(9裏)三者凡退、延長に。

(10表)バント挟んで2本のヒットで一三塁。
途中出場の関口の4球目にスクイズのサイン。
しかし隼人に読まれ三走アウト。
四球でチャンス続くが船本遊ゴロ。
(10裏)船木のヒットと盗塁、打撃妨害で一二塁。
二死後途中出場の細野がライト前へ、サヨナラか?
ライト影山の好返球、11回へ。

(11表)一死後田畑ヒットも足を痛める。二死二塁も中嶋左飛。
(11裏)田畑は治療の後プレイ続行。
二死から森がヒットで出ると今日チーム6個目の盗塁。ただしタイミングはアウトにも見えた。
そして與那覇が叩き付けるとハーフバウンドで二塁へ。これを田畑取れず、森がサヨナラのホームへ…

史上最弱と突き放したチームの偉業に指揮官は男泣きした。
皆が甲子園へ飛び立つ隼を祝福した。

甲子園、阪神そっくりのユニフォームを地元の人は大拍手で迎えてくれた。
雨で二日延びた初戦。伊万里農林に対しバントは使わず、強打で押した。
県大会から貫いた攻めだ。
5、6回に3点ずつを奪うと「1」を付けた今岡投手が反撃を2点に抑え初陣を飾った。
二回戦、選抜準優勝、菊池雄星投手擁する花巻東が相手。
相手の佐々木監督はかつて隼人のコーチをしていた。
先制されたが、森選手が4回に一発を放ち追い付く。
しかし7回、二死からエラーで出すとツーランで勝ち越され、8回にもダメを押された。
「ハマトラ」の甲子園初挑戦は、1勝で終わった。
とはいえ、常連校の勝利とは違った喜びをもたらしてくれた。
神奈川から20校目の出場。21校目はいつ、どこが果たすか。

次回は2010年、横浜対東海大相模をお送りします。

  • [9]
  • Playback Final⑧(最終回)2010年 横浜対東海大相模~男達の檻~

  • 投稿者:英恵
  • 投稿日:2013年 1月20日(日)23時49分18秒
 
【決勝までの背景】春、東海大相模は苦境に立たされていた。
エース一二三投手を擁し優勝候補で乗り込んだ選抜で初戦敗退。
さらに県大会は新興の橘学苑にコールド負けの屈辱で第一シードを失った。
ここで一二三投手が博打に出た。横手投げへの転向である。
これが効を奏したか、順当に縦縞は勝ち進んだ。
宿願以外の何物でもない頂点まであと一つ。

横浜もまたノーシードの屈辱にいた。
夏に入ると三回戦で横須賀総合にあと一歩のところまで追い詰められた。
だがこれが転機となったか、商大、桐蔭、隼人らを連破してファイナルに。

雨で一日順延となった酷暑の7月30日、快晴。
四年ぶりの決勝戦の黄金カードは試合前に外野解放された。

【スタメン】先攻相模  1(右)渡辺  2(左)伊集院  3(二)田中  4(捕)大城卓
5(投)一二三  6(三)福山  7(一)大城建  8(遊)染谷  9(中)臼田
後攻横浜  1(左)木藤  2(二)大石  3(捕)近藤  4(一)新井
5(中)荒木  6(三)徳井  7(右)乙坂  8(投)斎藤  9(遊)青木

(1表)渡辺ライト前、伊集院が送り一死二塁。
田中が高めを捕らえ左中間二塁打、相模先制。
なお二塁はフライとライナー。
(1裏)一死後大石四球でガッツポーズ。
近藤もレフト前へ、新井二球目にノーマークをつき三盗。
高く弾む三ゴロ間に1-1。なお二塁は遊ゴロ。

(2表)ゴロ三つでチェンジ。
(2裏)三者凡退。

(3表)臼田三ゴロを徳井がファンブル、犠打とバントヒットで一三塁。
このチャンスに田中がレフト前で2-1。
さらにヒットで満塁は一二三が二ゴロ併殺打、横浜1点で止める。
(3裏)ゴロ三つ、相模にリズムが出てきたか?

(4表)福山右翼線二塁打。
大城建のバントを斎藤が間に合わない三塁に投げてしまい無死一三塁。
染谷右前タイムリーで3-1。
一死後渡辺が二塁手の逆をつく右前打で4点目。
伊集院の当たりは二塁手触るが抜けて5点目。
二盗と死球で一死満塁となったところで一年生左腕・山内がマウンドへ。
一年生にはあまりにも酷と思われたが浅い左飛、三振で切り抜ける。
(4裏)近藤内野安打とバントで一死二塁も連続三振。

(5表)ヒット、バント、死球、バントで二三塁。
渡辺が右越え二塁打で7-1(三塁狙いタッチアウト)。
(5裏)山内四球で出るも無得点。
ここまで完全な相模ペース。天も縦縞に与えるべき試練が無くなったか?

(6表)二死から大城卓ヒットも無得点。
(6裏)一死後四球、ヒットで一二塁。
荒木は遊ゴロ。しかし二塁送球を田中後逸、その間に1点。
なお一死一三塁で徳井が三塁前に絶妙セーフティで3-7。
だがこの時一走が一気に三塁を狙ったがタッチアウト。
二死一塁、乙坂のレフト線のライナーを伊集院がダイビングキャッチ!
変わりそうな流れを食い止めた。

(7表)フライ3つ。
(7裏)三者凡退。

(8表)一死後渡辺センター前、この日4の4。
伊集院のバントを山内一塁へ悪送球、一気に渡辺ホームへ。
なお走者三塁、田中がスクイズを決め9-3。
(8裏)二ゴロ3つ。

(9表)三者凡退。33年ぶりに扉が開こうとしていた。
(9裏)荒木死球もゴロ2つで二死三塁。
山内の代打井上は一ゴロ。大城建が万歳してベースに入った。

門馬監督の目に涙が溢れた。自身も選手として決勝で負けた。ついに呪縛から解き放たれた。
一つのジンクスがその生涯を終えた。「相模は夏に勝てない」

甲子園の初戦、一二三投手が制球に苦しむも粘り、打線も援護。
茨城の水城に初出場の洗礼を浴びせた。34年ぶり夏1勝。
土岐商業戦は一二三投手が8回途中まで無安打投球。結局1安打完封で35年ぶりのベスト8。
九州学院戦は先制、中押し、ダメ押しと理想的に加点し10-3で勝利。
準決勝成田戦は3点リードが一時3点のビハインドに。
だが中盤以降外野フライで二者が還るなど打線が中川投手を攻略。
11-7で打ち勝ち、40年ぶりの頂点まであと一つ。
決勝戦は春夏連覇を狙う沖縄・興南。
左腕エース島袋投手を強力打線が援護する。
初回の先制のチャンスを潰すと4回に一二三投手捕まり一挙7失点。
その後も容赦なく打たれ実に13点を奪われた。
打線は7回に伊地知選手のタイムリーで完封を逃れるのが精一杯。
最後の打者が三振に倒れ興南が史上6校目の春夏連覇を達成した。

筆者は神奈川大会は中立に見る(特定校の応援をしない)ようにしている。
しかし、この年(去年だが)だけは無性に相模に出て欲しかった。理由は解らない。
その願いが叶い、しかも甲子園で準優勝した。最後の日まで、優勝という夢が見られた。
最後の願いは叶えられなかったが、決勝戦が終わって心から

「有難う相模、おめでとう興南、沖縄の皆さん」

こう思えたのだ。

お送りしましたPlayback Finalシリーズはこれが最終回です。
拙稿をお読み頂き誠に有難うございます。

  • [10]
  • Playback Final2011 横浜対桐光学園 ~BASEBALL CATSLE~

  • 投稿者:英恵
  • 投稿日:2013年 1月20日(日)23時49分55秒
 
開幕まで十日余りとなりました。今日は去年の決勝・横浜対桐光学園戦を振り返りたく思います。


先攻桐光  1(三)伊東  2(中)神保  3(右)藤島  4(一)久保田
5(捕)宇川  6(遊)篠崎  7(二)鈴木  8(左)橋本  9(投)松井

後攻横浜  1(右)乙坂  2(遊)高橋  3(捕)近藤  4(一)斎藤
5(二)樋口  6(中)中瀬※偵察に尾関  7(三)青木  8(投)柳  9(左)伊達

(1表)遊ゴロ2つの後藤島が一・二塁間を抜くが久保田一ゴロ。
(1裏)中飛2つと遊飛。
一年生左腕・松井堂々の立ち上がり。

(2表)遊ゴロ2つと二飛。
(2裏)一飛、遊ゴロ、中飛。

(3表)先頭橋本が左前安打、バントで二進。
しかし伊東の遊ゴロで三塁に走ってアウト。神保右前安打で一・三塁も藤島三振。
(3裏)右飛、中飛の後伊達が中前安打するが乙坂一ゴロ。

(4表)久保田三ゴロが悪送球となり出塁。
宇川バント失敗、篠崎二ゴロで二塁に。
このチャンスに鈴木は一ゴロ。
(4裏)中飛2つと遊ゴロ。

(5表)三振で一死後松井中前、伊東左前で一・二塁のチャンス。
神保はセーフティ気味のバントで二・三塁。
またチャンスで藤島に回るも左飛。
(5裏)先頭樋口が右中間二塁打したところで桐光はエース柏原にスイッチ。
中瀬送って一死三塁、打席は今大会二度スクイズを決めている青木。
三回目も決めた。横浜先制。柳三ゴロでチェンジ。

(6表)右飛、一飛、左飛。
点を取った直後を三人で抑える。
(6裏)遊ゴロで一死から乙坂の高く弾んだゴロを(遊)が見失いヒットに。
高橋の時エンドランを仕掛け三ゴロで二塁に。
追加点のチャンスも近藤二ゴロ。柏原も一点差で止める。

(7表)鈴木が中途半端な高さの球を左前へ。
橋本送って二塁、柏原も左前で一・三塁。
このチャンスでキャプテン伊東がきっちりレフトへ犠飛を上げた。神保は一ゴロも桐光同点。
(7裏)遊ゴロ2つの後中瀬中前安打、しかし青木二ゴロ。

(8表)二ゴロ2つの後宇川が投手強襲ヒットを放つが篠崎投ゴロ。
(8裏)柳フェンス手前まで伸びる当たりも左直。続く二者は何れも二ゴロ。

(9表)左飛で一死後橋本レフトオーバー二塁打で勝ち越しのチャンス。
柏原三ゴロの後伊東は敬遠気味に歩かせ、横浜は左腕の相馬にスイッチ。
神保との勝負はフルカウントとなるも最後膝元に決めて三振。
(9裏)高橋死球、近藤エンドランを仕掛け左前安打、サヨナラのチャンス。
伝令後斎藤バント失敗投ゴロも併殺ならず。
樋口が一・二塁間を抜き満塁、桐光絶体絶命のピンチ。
だが中瀬三振、青木も二飛に打ち取り凌いだ。
柏原に大拍手が起こった。決勝は二年ぶりの延長戦に。

(10表)クリーンアップの攻撃も左飛、中飛、遊ゴロ。
(10裏)二ゴロの後業師・伊達がセーフティも三ゴロで二死。
だが乙坂右翼フェンス直撃二塁打、高橋右前安打で一・三塁。ここで決まるか、柏原再び凌ぐか。

初球に二塁盗塁、捕手は投げない。

そして二球目を叩きつけた近藤の打球はマウンドを越えセンターへ転がった。乙坂が頭からサヨナラのホームへ。

横浜、14回目の頂点に。

果たして今年はどんな結末になるのでしょうか。

  • [11]
  • Playback Final 2012 桐光学園対桐蔭学園~Endless Story~

  • 投稿者:英恵
  • 投稿日:2013年 7月 1日(月)00時40分13秒
 
開幕までカウントダウン一桁。去年のファイナル、桐光学園対桐蔭学園を振り返ります。

先攻桐蔭  1(遊)嵩  2(左)菊池  3(中)佐藤  4(三)小河  5(捕)森川  6(一)久保  7(右)松岡  8(投)斎藤  9(二)山野辺

後攻桐光  1(二)鈴木拓  2(捕)宇川  3(右)水海  4(左)植草  5(一)田中  6(中)坂本  7(投)松井  8(遊)武  9(三)中野

(1表)嵩三振①、菊池四球、佐藤、小河連続三振②③。

(1裏)鈴木拓捕邪飛、宇川遊飛の後水海の遊ゴロを嵩が悪送球。
植草がレフト前で一・二塁のチャンス。早くも最初の伝令。
田中は遊ゴロで桐蔭は凌ぐ。

(2表)森川四球、久保送って一死二塁。
松岡三振④のあと斎藤が三塁線を破るタイムリーで桐蔭先制。
さらに山野辺が左中間三塁打で二点目。
嵩は遊ゴロ、しかし桐蔭が2ー0とリードを奪う。

(2裏)坂本死球、松井バント失敗で一死一塁。
武一ゴロでベースを踏み二塁に送るが嵩がこれを捕れず二死二塁。
しかし中野は二ゴロ。

(3表)菊池センター前、佐藤三振⑤の後小河センター前で一死一・三塁。
しかし森川右飛、久保三振⑥で追加点ならず。

(3裏)鈴木拓左中間二塁打、宇川送って水海四球、一死一・三塁。
だが植草三振、田中二ゴロ。お互いにチャンスを潰す展開。

(4表)松岡二ゴロ、斎藤遊飛、山野辺四球、嵩中飛。

(4裏)坂本三ゴロの後松井がライト前に運ぶ。
ここでまず武のバントが内野安打、さらに中野の三塁線バントもヒットとなり満塁のチャンス。
二回目の伝令の後鈴木がセンター前タイムリーでまず一点。
宇川は三振も水海のセンター前タイムリーで二者が還り逆転。
更に植草に死球を与えたところで二年生左腕壇上に交代。
彼はキャプテン田中から三振を奪い満塁を切り抜けた。

(5表)菊池が左中間二塁打で突破口を開く。
佐藤が送って小河は死球、一死一・三塁のチャンス。
最初の伝令の後森川のライト前タイムリーで桐蔭あっさり追い付く。
久保の代打・永田は遊ゴロ、エンドランがかかっており二死二・三塁。
しかし松岡は三振⑦。松井はここぞという時三振が奪える。

(5裏)永田に替わり(左)に西田、菊池が(一)へ。
坂本四球、松井送って一死二塁。武もライト前で一・三塁。
中野は詰まりながらも一塁後方に落として桐光すぐさま4ー3と勝ち越し。
鈴木拓三振、宇川の抜けようかというゴロは山野辺が何とか止めて内野安打、満塁。打者は水海。
ここで1番をつけた横塚がマウンドへ。
満塁のピンチ、エースは三番から三振を奪い凌いだ。

(6表)横塚三振⑧、山野辺四球。
嵩三振⑨、菊池の二球目に暴投で二進するが三振⑩でチェンジ。

(6裏)植草、田中の代打山口連続三振。
坂本左中間二塁打、松井脚に死球受け臨時代走。
一・二塁は武三振。

(7表)松井は治療の後続投。山口そのまま(左)、植草(一)へ。
佐藤三振⑪、小河三ゴロ、森川三振⑫。
両チーム通じ初の三者凡退。

(7裏)中野四球、鈴木拓バント、宇川死球。
水海のライン際の右飛を松岡がボールから目を切ってしまったのか落球、一死満塁。
植草は意表つくスクイズ、横塚懸命の本塁トスも間に合わず6ー4。
その後は山口三振、坂本三ゴロ。

(8表)久保センター前、松岡の詰まった捕ゴロが内野安打となり桐蔭絶好のチャンス。
横塚送って一死二・三塁。山野辺遊ゴロの間に一点入り5ー4。
なお走者三塁は嵩三振⑬、同点ならず。

(8裏)追加点の欲しい桐光、絶対やれない桐蔭。
松井四球、武バント、一死二塁で左の辻中を投入。
しかし中野四球、鈴木拓死球で一死満塁。
宇川がセンター前2点タイムリー、7ー4。
さらに水海四球で満塁となると桐蔭は(一)の菊池をマウンドへ、松岡が(一)、(右)に鈴木。
だが植草レフト前タイムリーで2者生還、さらに連携ミスで水海三塁へ。その間に植草も二塁狙うがタッチアウト。
そして山口の当たりはセンターへ、佐藤決死のダイブも届かず。
ボールは89年選抜決勝の東邦ー上宮よろしく外野を点々。
水海生還はおろか山口までも四つのベースを駆けた。
ランニングホームランで11ー4。
決勝戦終盤の猛攻は最早桐光の伝統だ。
坂本が中飛に倒れ、ようやく桐蔭悪夢の8回が終わった。

(9表)桐蔭に最早打つ手はなかった。菊池三振⑭、佐藤二飛。
そしてスライダーに小河のバットが空を切った。⑮個目の三振でゲームセット。
桐光、五年ぶり四回目の神奈川チャンピオン。

この数日後、二年生エースがこの日より七個も多くの三振を奪い全国を驚愕させることをまだ誰も知らなかった。
彼は4試合で実に68個の三振を取った。
チームはベスト8で敗れたものの、春夏連覇の大阪桐蔭、三期連続準Vの光星学院に勝るとも劣らぬインパクトを残した。



  • [12]
  • Playback Final2013 横浜対平塚学園~疾走する獣たち~

  • 投稿者:英恵
  • 投稿日:2014年 7月11日(金)23時20分0秒
 
先攻平塚学園 1(一)大谷 2(二)蛭田 3(中)角井 4(投)熊谷 5(左)堀江
6(三)伊達 7(右)亀山 8(遊)石井 9(捕)長谷川

後攻横浜 1(三)川口 2(二)松崎 3(中)浅間 4(遊)高濱 5(一)渡辺
6(捕)高井 7(左)長谷川 8(投)伊藤 9(右)根本

(1表)空振り三振、レフトフライ、ショートゴロ。
伊藤、課題の立ち上がりを無難に切り抜ける。
(1裏)一死後松崎がフォアボールを選ぶ。
浅間の打席でエンドラン、ライト前ヒットで一、三塁・・・と思いきや松崎が本塁突入、
狭殺されてタッチアウト。二死三塁から高濱ショートフライで先制ならず。

(2表)熊谷ヒット、堀江ストレート四球で一、二塁。
しかし伊達のバントを伊藤が上手くさばいてゲッツー。四球で再び一、二塁となるが
石井ショートゴロ、平学もチャンスを生かせず。
(2裏)セカンドゴロ、ライトフライ、サードゴロ。

(3表)三振、ショートフライ、ショートゴロ。
(3裏)一死後根本がセーフティバントするが失敗、三者凡退。ようやく両者落ち着いたか。

(4表)サードゴロ2つと三振。
(4裏)先頭松崎今日2つ目の四球で出る。
しかし期待の浅間三振、高濱ファーストフライ、渡辺ファーストゴロ。

(5表)伊達のヒット、一死後石井が送って二死二塁。
長谷川の時に伊達が三塁盗塁失敗でチェンジ。途中で止まりかけてしまったのが響いた。
(5裏)高井の一塁線の当たりを大谷が好捕し一死。
スタメン唯一の3年、キャプテン長谷川がライト前へ運ぶ。
8番ながら打撃も良い伊藤はバスターでレフト線へ、堀江飛び込むが及ばず打球は転々。
長谷川生還し横浜先制!さらに一死二塁で根本が右中間を割るツーベースで2点目。
川口も畳み掛けてライト前タイムリーで3点目。その後はゴロ2つ、しかし横浜がついに熊谷を捕らえた。

(6表)長谷川粘ってフォアボールも大谷はゲッツー。蛭田はサード川口の悪送球で出塁、
しかし角井が三振。平学もうひとつかみ合わない。
(6裏)高濱からの攻撃は三者凡退。熊谷立ち直って終盤の反撃を待つ。

(7表)主砲熊谷3ボールから打って出るがショートゴロ。堀江11球粘るも邪飛。
三者凡退。平学懸命に食らいつくが伊藤は根気で振り払う。
(7裏)一死後伊藤がヒットで出るが後続なく無得点。

(8表)亀山と大谷のヒットで二死一、二塁のチャンス。しかし蛭田はショートゴロ、1点が遠い。
(8裏)二死から高濱がヒット、渡辺の初球に盗塁を企てるが失敗。最終回へ。

(9表)角井が初球、三遊間を抜いて出る。
熊谷も初球をジャストミート、しかし二塁に寄っていたショート高濱へのライナー。
堀江の代打に松本、暴投で走者二塁へ。しかしピッチャーゴロ、横浜あと一人。
キャプテン伊達の当たりはセンターへ伸びるが浅間のほぼ正面。
横浜、2年ぶり15回目の神奈川王者に。

  • [13]
  • Playback Final2014 向上対東海大相模~Succesful Mission~

  • 投稿者:英恵
  • 投稿日:2015年 7月 4日(土)23時29分10秒
 
先攻東海大相模 1(左)楠 2(遊)杉崎 3(右)豊田  4(三)平山 5(一)南谷
6(捕)長倉 7(二)小酒井(偵察に帯川) 8(中)宮地 9(投)吉田

後攻向上 1(中)三廻部 2(右)鈴木陵 3(遊)菅野 4(捕)安達 5(一)田村
6(投)鈴木翔 7(二)亀井 8(左)大塚 9(三)松澤

(1表)楠一ゴロの後杉崎がライトスタンドに叩き込み先制。続く二人はいずれも初球打ち、三ゴロと遊ゴロ。
(1裏)三廻部空振り三振①、鈴木陵四球。菅野の時盗塁、捕手悪送球が絡んで一死三塁のチャンス。
菅野空振り三振②、安達四球、田村の時二塁盗塁で二死二三塁。しかし田村空振り三振③。

(2表)南谷中飛、長倉左中間二塁打でチャンス。だが小酒井中飛、宮地三ゴロで追加点ならず。
(2裏)三者連続三振(大塚のみ見逃し)で三振⑥。吉田にエンジンがかかってきた。

(3表)吉田中安打で出るも楠右飛、杉崎一ゴロ併殺打。
(3裏)またもや三者連続三振(松澤のみ見逃し)で三振⑨。ここまでアウトが全て三振という快投だ。

(4表)楠遊安打、平山の打席でエンドラン、右安打で無死一三塁。南谷の3球目に二塁盗塁、一ゴロで本塁タッチアウト。
一死一三塁から長倉左前タイムリーで2-0。
ここでエース高橋がマウンドへ、鈴木翔は(左)へ。小酒井中飛、宮路の三遊間の当たりを菅野上手くさばいて二封。
エースが踏ん張り攻撃につなげる。
(4裏)先ほど好守の菅野がセンター前へ、反撃の糸口をつかむ。
だが安達空振り三振⑩、菅野も盗塁失敗の三振ゲッツー。田村も空振り三振⑪。

(5表)吉田遊ゴロ、楠空振り三振。杉崎がライト前で出るが豊田の初球に盗塁失敗。
(5裏)鈴木翔一ゴロ、亀井二ゴロ、高橋空振り三振⑫。
2回以降手も足も出ない向上打線、しかしまだ2点差。試合の行方はまだわからない。

(6表)豊田右安打、けん制悪送球で二塁へ。平山右安打、南谷の3球目に二塁盗塁。南谷は空振り三振に倒れたが
長倉がセンター前に2点打で4-0。さらに小酒井ライト前。宮地は粘ったが遊ゴロ、二死一三塁。
吉田の2球目に二塁盗塁からセンター前に2点タイムリー、6-0。楠三直。
相模に欲しかった追加点が入る。
(6裏)自らタイムリーで気を良くしたか、吉田は三者連続空振り三振を奪い⑮。

(7表)杉崎左前安打、今日3安打。豊田が送って一死二塁。平山の2球目に杉崎が飛び出しタッチアウト。
だが平山左前安打、南谷がライトスタンドにぶち込んだ。8-0。長倉遊飛。
「これで勝負あり」の空気が包む。
(7裏)クリーンアップも菅野中飛。続く二人は空振り三振で⑰。

(8表)小酒井遊強襲安打、宮地のバントは投手正面、しかし二塁悪送球で無死一二塁。吉田はバント失敗三封。
ここで向上は高橋を諦め宮崎をマウンドへ(打順は5番)。(一)に福田。
代わりばな、楠がライトへ二塁打。吉田も長躯生還で10-0。さらに杉崎がこの日2本目をライトスタンドへ、12-0。
豊田にもレフトへヒットを打たれ、日名子に交代。平山空振り三振、南谷(2球目盗塁)右飛。
(8裏)鈴木翔がライトへ二塁打、1点でも返したい。亀井三邪飛、福田の代打向山左飛。松澤は四球。
しかし三廻部三振⑱。

(9表)(一)に加藤。長倉の三ゴロを松澤一塁悪送球。小酒井送って一死二塁、宮地セーフティ試みるが一塁アウトで二死三塁。
吉田の2球目に暴投で13-0、中飛でチェンジ。
向上は後半勢いに乗る相模打線を全く抑え切れなかった。
(9裏)鈴木陵中安打、菅野空振り三振⑲。安達の2球目に二塁盗塁、5球目に三塁盗塁。この5球目で空振り三振⑳。
ここで相模はエース青島をマウンドへ。日名子の代打・福山は空振り三振でゲームセット。

相模、4年ぶりの頂点へ。

  • [14]
  • Playback Final2015 横浜対東海大相模~俺たちはひとつの光~

  • 投稿者:英恵
  • 投稿日:2016年 7月 8日(金)22時14分35秒
 
(先攻相模)④千野 ⑧宮地 ⑥杉崎 ⑨豊田 ③磯網 ②長倉 ⑦竹内 ⑤川地 ①小笠原

(後攻横浜)⑧増田 ④戸堀 ③三河 ⑤公家 ①石川 ⑨小野 ⑦村田 ⑥矢後 ②山田

(1表)千野レフトフライ、宮地フォアボール。杉崎はファーストゴロで二封、しかし併殺を狙った
ショート矢後が高投してしまう。だが逸れたボールがカバーに入った石川に当たり、すぐ拾って二塁に投げてタッチアウト。
幸運な形で横浜はスコアボードに0を一つ刻んだ。

(1裏)増田セカンドライナー、戸堀セカンドゴロ、三河空振り三振。小笠原上々の立ち上がり。

(2表)豊田と磯網ピッチャーゴロ、長倉はレフト前ヒットで出塁。しかし石川のけん制に刺される。

(2裏)公家ピッチャーゴロ、石川レフト前ヒット。小野のバントは小笠原の正面、だがジャッグルしてしまい一塁に送球。
結果的にバント成功で二死二塁。このチャンスに村田はショートゴロ。

(3表)竹内サードゴロ、川地ショートゴロ、小笠原のサード横のゴロを公家が好捕でチェンジ。

(3裏)矢後がフォアボールで出塁。だが山田のバントは小フライとなり二封。増田(3球目に山田盗塁失敗)デッドボール。
戸堀の時エンドランをかけるがショートゴロ。

(4表)千野がスローカーブをしっかりとらえてレフト前へ、しかもレフト村田がバウンドを合わせられずツーベース。
宮地がきっちりバントを決めて一死三塁。杉崎の叩きつける打球は三河の頭を超えてライト前へ、相模先制!
豊田もたたき付けてサードへ内野安打。磯網はライトフライで二死一三塁。
ここで長倉が高目を捉えライト前タイムリー、ライト小野が後逸し一塁走者も生還、3-0。
なおも二死二塁で竹内はセンター前へ。長倉がホームへ、増田ストライク返球でタッチアウト。だが相模が主導権を奪う。

(4裏)三河サードゴロ、公家ピッチャーゴロ、石川ショートゴロ。小笠原が三者凡退で援護に応える。

(5表)この回から横浜はエース藤平が登板(打順7番、石川レフトへ)。川地ショートフライ、小笠原ファーストゴロ。
その二死から千野フォアボール、宮地センター前ヒット、杉崎の三遊間への当たりを矢後上手くさばいたが内野安打で満塁。
ここで豊田、内角直球に見逃し三振。横浜なんとか踏ん張る。

(5裏)小野と藤平ショートゴロ、矢後レフトフライ。小笠原の左腕が冴える。

(6表)磯網ライトフライ、長倉フォアボール。竹内のバントは小フライに。川地ショートゴロでチェンジ。

(6裏)山田ショートゴロ、増田見逃し三振の後戸堀たたき付けてレフト前へ。三河(初球に盗塁成功)フォアボール。
公家の三遊間への当たりを杉崎好捕も内野安打で今度は横浜が満塁。地鳴りのような応援が響く。
だが石川は外のチェンジアップに空振り三振。小笠原がガッツポーズを見せた。

(7表)小笠原が左中間にツーベースを放つと、千野のサードへのバントは内野安打。無死一三塁。
宮地がセンター前へタイムリー、4-0。さらに無死一三塁から杉崎(2球目に宮地盗塁)が真ん中を捉えバックスクリーンへ、7-0。
ここで左腕の春日井に投手交代、藤平レフトへ。豊田空振り三振、磯網セカンドゴロ、長倉見逃し三振。

(7裏)小野がバントヒットを決めたが藤平は4-6-3の併殺打。矢後センター前ヒットも山田ショートゴロ。
完全に相模が試合を支配していた。

(8表)竹内空振り三振、川地のセカンドゴロを戸堀一塁悪送球。小笠原はスリーバント失敗三振。
千野の叩きつける打球を三河は何とか捕ったが内野安打に。宮地がレフト前タイムリーで8点目。
杉崎一塁線を破るタイムリー(グラウンドレベルの客席に当たりシングル)で9点目、二死一三塁。
投手は北山に交代。豊田(初球に杉崎二塁盗塁)フォアボールで満塁。磯網空振り三振。

(8裏)増田ショートゴロ、戸堀レフトへツーベース。三河もレフト前ヒットで続く。少しでも点を返したい。
(三河の代走にキャプテン・相川)期待の公家、ショートゴロ併殺打。大量リードにも小笠原の気は緩まない。

(9表)長倉空振り三振。竹内フォアボール。川地バントで二死二塁、小笠原ピッチャーゴロ。

(9裏)(北山の代打)大野空振り三振。小野サードライナー。藤平セカンド後方へのフライ、千野がウイニングボールを掴んだ。
東海大相模、二年連続の神奈川制覇。

相模の完勝と言ってよかった。神奈川の高校野球に新しい時代が訪れた。
試合後、取材を受ける渡辺監督のもとに門馬監督が出向いた。
渡辺監督は「相模だけじゃなく、神奈川の野球をな」そう門馬監督を激励し、握手を交わした。
「有難うございました」門馬監督は頭を下げた。

そして果たせるかな、相模は真紅の大旗を持って帰ってきたのである。
その旗を一人で返すことになるのか、それとも全員で返しに行くのか。

今年も神奈川の夏が始まる。

※昨年投稿し、優勝記念スレに保存頂いたものを一部修正し再投稿したものです。

  • [15]
  • Playback Final2016 慶応義塾対横浜~REBIRTH 王者転生~

  • 投稿者:英恵
  • 投稿日:2017年 7月 7日(金)21時33分45秒
 
(先攻横浜)④戸堀 ⑤遠藤 ⑧増田 ⑦村田 ⑨石川 ③公家 ①藤平 ②徳田 ⑥渡辺

(後攻慶応)⑤下山 ④矢澤 ⑨大串 ⑦正木 ③綿引 ⑧水久保 ⑥瀬戸西 ②西澤 ①森田

(1表)戸堀セカンドゴロ。遠藤サード強襲ヒットで出塁。
増田が初球を左中間スタンドへ、横浜2点先制。村田空振り三振、石川セカンドゴロ。

(1裏)雨が強くなり数分中断。
下山セカンドゴロ、矢澤セカンドフライ、大串見逃し三振で三者凡退。
立ち上がりは明暗が分かれた。

(2表)雨から一転、太陽が出てくる。
公家、藤平共にショートゴロ。徳田フォアボール、渡辺ショートゴロ。

(2裏)正木レフト前ヒット、綿引送って一死二塁のチャンス。
しかし水久保ショートフライ、瀬戸西空振り三振で追撃ならず。

(3表)戸堀ショートゴロ、遠藤右寄りセンターの守備範囲のフライ。増田サードゴロで初の三者凡退。

(4表)村田、石川連続空振り三振の後公家センター前ヒット。藤平サードゴロを悪送球で二死一三塁のチャンス。
徳田はファーストフライで無得点。

(4裏)大串空振り三振、正木セカンドゴロ、綿引レフトフライ。

(5表)渡辺レフトフライ、戸堀ピッチャーへのセーフティバントが決まる。それに森田悪送球絡んで二塁へ。
遠藤サードゴロ、ここで増田。慶応バッテリーは2球で追い込む。
しかし3球目に掴まった。レフトへ今日2本目、4-0。
後日小倉・横浜前部長は「慶応バッテリーは勝負を急ぎすぎた。結果論でなく1球外すべきだった」という旨を語った。

村田のセンターへのフライ、水久保一旦下がった後慌てて前進、飛び込むも届かずツーベース。
慶応は前日の桐蔭戦は外野の好守の連発で勝った。しかしここで名手にミスが出た。
そこを石川が逃さずセンターへタイムリーツーベース、5-0。

公家もライト前で投手は井上に交代。
森田はレフト、正木ライト、大串センターと変わった。藤平をライトフライでチェンジ。

(5裏)6番に入った井上、追い込まれてからデッドボールで出塁。
だが瀬戸西ハーフスイング空振り三振、西澤ショートゴロ併殺。ここまで横浜の流れだ。

(6表)徳田フォアボール、渡辺バント、戸堀フォアボールで一死一二塁。
遠藤のセンターへの当たり、前進する大串のグラブの下を抜けてフェンスへ転々スリーベース。
勿論2人還って7-0。増田フォアボールで投手は木澤に交代。

村田(4球目に増田二塁盗塁、捕手投げず)レフトへ犠牲フライ、8-0。石川空振り三振。
このまま慶応はズルズルいってしまうのか?

(6裏)森田空振り三振、下山セカンドゴロ。
矢澤フォアボール、大串セカンドゴロを戸堀エラーで二死一二塁のチャンス。
ここで主砲正木に期待がかかるが空振り三振。

(7表)公家セカンドライナー、藤平ライトフライ。
徳田レフト前ヒットも渡辺センターフライ。

(7裏)雲行きが怪しくなり、回途中から再び雨が降り出す。
それに合わせた訳ではないが藤平が綿引に右中間ツーベース、木澤の代打堀内にセンター前ヒットを打たれる。
ここで慶応打線がつながり、瀬戸西ライト前タイムリーでまず1点。
続く西澤の当たりもファーストを抜ける、しかしセカンド戸堀が好捕し一塁はアウト、一死二三塁。
森田は空振り三振で二死。

しかし慶応はまたつながる。下山センター前タイムリーで2人還って8-3。
矢澤もレフト前、ここで横浜はライトの左腕・石川をマウンドへ。藤平はライトへ。
大串粘ってフォアボール、満塁。

下山にまたもチャンスで回る。ここでヒットが出ればわからなくなる。
2ストライクから2球ボールで5球目、外角を狙った球はストライクゾーンへ。しかし正木は手が出ない、見逃し三振。
右打席でスラッガーは項垂れた。

(8表)レフトの森田が再びマウンドへ、これ以上失点しないことが絶対条件だ。代打堀内はレフトに入る。
戸堀セカンドゴロ、遠藤ライトライナー。増田ショート内野安打、瀬戸西悪送球で二死二塁。
主砲村田がセンターオーバーツーベースで9-3。石川レフト前ヒットで二死一三塁から公家は空振り三振。
横浜がダメ押しとも言える1点を奪った。

(8裏)上空は再び夏の青空が広がる。綿引空振り三振、堀内右中間ツーベース、今日2の2。
だが石川は6点リードで余裕の投球、瀬戸西見逃し三振、西澤センターフライ。

(9表)藤平センターフライ、徳田ライト前にポテンヒット。二塁を狙うが正木の素早い打球処理でタッチアウト。
渡辺セカンドゴロ。

(9裏)森田の代打・山本センターオーバーツーベース(代走に林)、下山セカンドゴロで一死三塁。
矢澤ボール球を空振り三振、大串フルカウントから空振り三振でゲームセット。

平田監督の新生・横浜が神奈川を制した。


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