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2017.09.23@保土ヶ谷2

 投稿者:ベイダー  投稿日:2017年 9月26日(火)22時22分33秒
  [準決勝]
慶應|000|010|000|1|
鎌学|000|000|000|0|
(慶)生井1
(鎌)小島1

<記録>
慶838130009
★安四三犠盗併WP失残
★打死振打塁殺PB策塁
鎌2214100004


*手元集計のため、公式記録と異なる場合があります

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◆スタメン◆
【慶應義塾】
L1(遊)宮尾
L2(中)大川
R3(左) 関
L4(三)下山
R5(二)奥村
R6(右)石田
L7(一)吉川
R8(捕)善波
L9(投)生井

【鎌倉学園】
R1(左)西山
R2(中)玉野
R3(右)新倉
R4(二)松丸
R5(一)中野
R6(三)相澤
R7(捕)西畑
R8(投)小島
R9(遊)竹村

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鎌学の試合は、普段から関係者と思われる方が熱心に応援されています。この日は大一番ということもあり、普段の比ではありませんでした。ネット裏の三塁方向から応援団席まで、鎌学ファンでぎっしり埋まる。ストライクが一つ入れば大歓声が沸いておりました。こういう雰囲気を作れるのは、Y校と鎌学くらいでしょうか。横浜も地鳴りのような応援が起きますけど、また違うものですね。

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初回は両投手が落ち着かず、互いにチャンスを掴みました。慶應義塾は死球と盗塁で二死二塁、鎌倉学園は二つの四球で二死1・2塁まで攻めるが無得点。2回表、慶應は二死走者なしから二つの四球と、9番生井選手の右安打で二死満塁のチャンスを作る。しかし、1番宮尾選手は1-1から変化球を打たされ、二ゴロに倒れました。以降は、尻上がりに両投手が調子を上げる。準々決勝と比べて、長身左腕・生井投手はストレート(135km前後)に角度がありました。中盤から変化球も決まり始めて、4~5回は六者連続三振を奪う。ちょっと手がつけられない、素晴らしい投球でした。

対する、小島投手は内外を突き、変化球でタイミングを外す投球を見せました。走者を背負ってからは粘り強く投げる、慶應は5回表、一死から1番宮尾選手が二内野安打で出塁。2番大川選手は2-1から内角ストレートに詰まり、正面に転がる二ゴロ。(二)が握り直したため、無理せず一塁送球でアウト。二死二塁となり、3番関選手は1-1から内角球に差し込まれる。これが幸いして左前安打、慶應が先制する。結果的に見ると、この1点が大きなものになりました。前の打者の併殺コースで、二塁封殺を取れなかったことが響く。

7回表はヒットと送りバントで一死二塁。8回表にはヒットと盗塁で一死二塁。終盤に入り、慶應はチャンスを作るようになる。9回表、一死から7番吉川選手が右安打。初球の甘いストレートを捉えました。一死一塁となり、8番善波選手は1-1からバスターを敢行し、一二塁間を破るヒットでつなぐ。しかし、後続は二つの中飛に倒れて、追加点を取れませんでした。対する鎌学、4回以降は走者を出せずに苦しむ。9回裏は、チャンスに流れる“アッコちゃん”でエンドレスに応援。ネット裏から三塁側が手拍子で呼応して、スタンドは異様な熱気を帯びました。

先頭の1番西山選手は三塁側に弱いセフティーバント。一塁はギリギリのセーフとなり、地鳴りのような大歓声があがる。2番玉野選手は、1-3から三塁側へセフティー気味のバントを敢行。今度は一塁ギリギリアウトで一死二塁。チャンスを作り、3番新倉選手は1-2から外角ストレートを引っ掛ける。三遊間に弱く、いやらしい打球が飛ぶが、宮尾選手が落ち着いて処理するナイスプレー。二死三塁となり、4番松丸選手はカウント2-3。投じた8球目は、低めに落ちるスライダーで空振り三振。慶應が関東大会出場を決めました。

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慶應は二年連続の関東大会に出場となりました。接戦を競り勝ってきただけに、ディフェンスの堅さが光りました。関東大会でもロースコアの試合に持ち込めるか、鍵を握るのは生井投手です。準決勝くらいの出来ならば、他県の1位とも良い試合が出来ると思います。決勝戦後、森林監督が“攻撃力”、“エースの連投”とあげた課題を、どこまで埋められるでしょうか。

鎌学は3位決定戦を含めて、1点の壁が高かった。攻撃は2回戦の“つなぎ”の印象から、準々決勝以降は“強く振り切る”打線に変貌したと感じます。準決勝、3位決定戦は上手く交わされてしまいました。一方の守備、細かい部分が準決勝の勝敗を分けました。ここまで勝ち上がったからこその課題を、これから強化して壁に挑んでもらいたいです。近年は観戦すると、良い意味で裏切られることが多いチーム。今後が楽しみです。

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2017.09.23@保土ヶ谷1

 投稿者:ベイダー  投稿日:2017年 9月26日(火)22時22分30秒
  [準決勝]
東海|100|022|2|7|
桐光|000|000|0|0|
(東)齋藤1
(桐)谷村10冨田1

<記録>
東1254510007
★安四三犠盗併WP失残
★打死振打塁殺PB策塁
桐247000006

[本]小松(東)
[二]吉田2、小松、金城(東)
[盗塁死]3表(東)
[牽制死]1表、2表(東)

*手元集計のため、公式記録と異なる場合があります

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◆スタメン◆
【東海大相模】
L1(遊)小松
L2(二)山田
R3(中)森下
L4(一)渡辺
R5(三)吉田
L6(右)田内
L7(左)本間
L8(投)齋藤
R9(捕)佐藤

【桐光学園】
R1(遊)楠本
L2(中) 辻
R3(三)山田
L4(一)天野
R5(左)田村
R6(捕)高橋
R7(二)唐橋
L8(右)渡邉
R9(投)谷村

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準々決勝で今ひとつの調子だった、桐光学園の投手陣がどこまで踏ん張れるか。1回表、1番小松選手のカウント2-3から、6球目はストライクを取りに来た甘いストレート。これを鋭く振り抜き、ライナーで伸びる右本塁打。東海大相模が先制点をあげる。1回裏、桐光は死球で無死一塁。2番辻選手は0-3になるが、2-3と立て直して高めストレートで空振り三振。3番山田選手は1-2から内角変化球を捉えるが、予め左中間に守る(左)の守備範囲で左飛。4番天野選手は浮いた変化球に合わず左飛。無死からの走者を、生かすことができませんでした。

2回表、5番吉田選手が左越え二塁打で無死二塁。1-2から高めに抜けたストレートをフルスイングしました。送りバントと四球で一死1・3塁となり、8番齋藤選手は1-0からスクイズを敢行。これをバッテリーが読んでおり、外したボールにバントが空振り。三走が挟まれてアウトになりました。3回表は四球で無死一塁。1番小松選手は2-3からエンドランを仕掛けるが、低めストレートに空振り三振。一走はスタート時に足を滑らせたため、塁間に挟まれてアウトになりました。2イニング連続で、相模は好機を手放す。

反撃したい桐光でしたが、相模・齋藤投手が上回りました。準々決勝よりもストレートが走っており、130km後半は出ていたか。多彩な変化球を交ぜて、緩急、高低、内外と巧みに投げ分けていました。5回表、相模は一死から8番齋藤選手の中安打と、送りバントで二死二塁とチャンスを作る。ここで桐光は冨田投手に交代。先発した谷村投手は前半のピンチを凌ぎ、徐々に立ち直っていました。準々決勝よりも、変化球を多く使っていた印象です。走者を出しつつも、試合は作りました。

一方、冨田投手は制球が落ち着かず、四球と2番山田選手の右安打で二死満塁。迎えた3番森下選手は押し出しの四球①。4番渡辺選手は、1-1からストレートを一二塁間にゴロ。(二)がシングルキャッチを試みるが、バウンドが合わなかったか右安打。相模が点差を3点に広げる。6回表は、6番田内選手の遊内野安打、8番齋藤選手の右前安打などで二死1・3塁。盗塁で2・3塁となり、1番小松選手は中前二塁打②を打ちました。(中)が左中間寄りのシフトで空いた右中間に、フライが落ちる。点差は5点に広がる。

冨田投手は持ち前の制球力が冴えず、流れを止めることができませんでした。7回表は3番森下選手の左安打と、送りバントで一死二塁。5番吉田選手は0-2からランエンド・ヒットを敢行し、右越え二塁打で6点目。なおも一死二塁、6番田内選手の2-1から、代打は金城選手。とても足が速い選手です。代打の初球を三塁線にゴロを打ち、逆シングルの(三)を破って左二塁打。点差はコールド圏の7点に広がる。齋藤投手は被安打2、四死球4、奪三振7、最後まで危なげなく完封勝利を飾りました。

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桐光は投打で完敗。冨田投手に持ち前の制球力が戻れば、谷村投手と共に関東大会で試合を作れるはずです。打線は甘い球を仕留めた準々決勝と違い、甘い球が殆ど来なかったので沈黙しました。メンバーの入れ替わりも多かったので、力強さや対応力は夏に向けての課題でしょうか。この経験を生かして、関東大会に臨んでもらいたいです。

相模は決勝戦も圧勝でした。投攻守で何枚も上回っていたので、妥当な結果だと思います。4回戦の向上戦で薄氷を踏む勝利をしており、その経験が大きいのかもしれませんね。神奈川新聞に「先を見ると目がくらむ。目の前の準備だけを繰り返しできるチームが(関東でも)勝つ」と、門馬監督の談話が掲載されていました。関東大会では神奈川の盟主として、ひとつでも多く勝ち星を重ねてきてもらいたいです。決勝で右手を負傷した齋藤投手、回復が少しでも早まることを願っております。

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まだまだこれから

 投稿者:野球王国神奈川  投稿日:2017年 9月24日(日)21時15分9秒
  東海大相模、慶応、桐光学園が関東大会出場。終わってみれば“大本命”の横浜は消えたものの、最近の勢力構図通りに落ち着きました。

東海大相模は新チーム結成から負けなしで秋の神奈川を駆け抜けました。齋藤投手の怪我の回復具合が気になりますが、練習試合で投手陣や走攻守の底上げで本番を迎えて欲しいと思います。

慶応は生井投手の出来に全てが懸かってそうです。昨日の投球は見事の一言、今日も序盤はまずまずの投球をしたのではないかと思います。宮野・下山選手含めた攻撃陣がどこまで調子を上げてこれるか注目です。

神奈川開催でクビの皮残った桐光学園。昨日よりは良いところが見られました。

いずれのチームも投手・野手共まだまだのびしろ十分なので、約1か月後には成長した姿を見せて欲しいと思います。

ところで来年夏の地区割りですが、桐光学園が関東大会出場を決めたことで“東西”となる可能性が極めて高くなったものと思われます。
 

秋の神奈川!

 投稿者:高校野球大好き  投稿日:2017年 9月24日(日)17時21分58秒
編集済
  相模の優勝で幕を閉じました!
優勝おめでとうございます!
一戦ごとに強くなっていった印象です!
森下選手のホームラン、素晴らしかったです!
ただ、齋籐投手、負傷で交代した影響がどうか?そこが少し心配ですが・・・

慶應は生井投手が今日は連投の影響でキレが今一つでしたが
関東大会までには、調子を取り戻して欲しいと思います!
あと打線は調子が良くなさそうですので、関東大会までに
調整してきてほしいと思います!

桐光は、谷村投手と冨田投手の出来が鍵になるかと思います!
こちらも、打線は悪くはないと思いますが、慶應と同じく
関東大会までに調整してきてほしいと思います!

鎌学は、今日は惜しかったですけど、この秋の戦いはすばらしかったと思います!
投手の小島投手と新倉選手は印象に残りましたが、他の選手や、応援等
一体感があって良かったと思いました!
(個人的には、神奈川の21世紀枠候補の1推しです!)

相模、慶應、桐光には、他の関東のチームも強豪だらけですが
センバツ切符を今回こそは掴んできて欲しいと思います!


 

3位は桐光

 投稿者:英恵  投稿日:2017年 9月24日(日)11時37分37秒
  3位決定戦は桐光学園が鎌倉学園を3対2で破り、
関東大会出場を決めました。
取り急ぎお知らせでした。
 

ベイダーさんへ

 投稿者:野球王国神奈川  投稿日:2017年 9月22日(金)23時55分22秒
  横浜・板川投手の出来に関してありがとうございました。数字程ではなかったようですね。
私も翌日記事(板川投手は準決勝から)を見て驚きました。昨年のこの時期は確か1週間で再試合含む“孤軍奮投・完投”で驚異的なスタミナ、粘りを見せ大車輪の活躍でした。そんなイメージもあったので“準々から3試合はそれなりに抑えるんだろうなぁ”と思っておりました。及川投手の立ち上がりの課題を克服させたい意図も理解できますが、それは決勝進出してからでも、秋県後の練習試合でも良かったのでは?とも思いますし・・・何とも横浜にとっては勿体無い秋になってしまいましたね。

来夏まで心技体全ての面でどう立て直してくるか注目したいです。
横浜消えても明日の準決勝は好カード。関東切符がかかるため本気モード。楽しみです。
 

2017.09.20@保土ヶ谷②

 投稿者:ベイダー  投稿日:2017年 9月22日(金)22時09分0秒
編集済
  [準々決勝]
横浜|210|002|03 |8|
鎌学|402|110|07x|15|
(横)及川10黒須11板川1土生
(鎌)小島1大浦10新倉9

<記録>
横9102100119
★安四三犠盗併WP失残
★打死振打塁殺PB策塁
鎌11158021218

[本]中野、新倉(鎌)
[三]玉野、新倉(鎌)
[二]齊藤、長南(横)/西山、新倉(鎌)
[走塁死]5表、6表(横)
[牽制死]7裏(鎌)

*手元集計のため、公式記録と異なる場合があります

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◆スタメン◆
【横浜】
R1(三)山崎
L2(一)内海
R3(二)齊藤
R4(中)万波
L5(左)長南
R6(右)小泉
L7(遊)遠藤
L8(投)及川
R9(捕)河原木

【鎌倉学園】
R1(左)西山
R2(中)玉野
R3(右)新倉
R4(二)松丸
R5(一)中野
R6(三)相澤
R7(捕)西畑
R8(投)小島
R9(遊)竹村

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横浜は初回、二死走者なしから3番齊藤選手が左中間二塁打。カウント1-2から浮いたスライダーをフライで左中間、(左)が追い付きそうで僅かに届きませんでした。四球とパスボールで二死2・3塁となり、5番長南選手が左二塁打②で先制点をあげる。2-3から外寄りストレートを逆らわずにミートして、ライン側へ弾き返す良い打撃でした。鎌倉学園・小島投手は右腕。立ち上がりは外角中心で、変化球が多い印象を持ちました。一方、横浜の先発は左腕・及川投手。立ち上がりは硬く、球速は130km台前半、制球も定まっていませんでした。そのため、鎌学の反撃が早々に始まる。

1回裏は、四球と送りバント失敗の二封で一死一塁。3番新倉選手の1-1からの3球目、盗塁が成功。ノック時から、横浜の(捕)は二塁にきちっと送球をできていなかった。一死二塁となり、新倉選手の左安打、四球で満塁。5番中野選手の初球はど真ん中のストレートで、振り抜いた打球が左中間へ伸びていき本塁打。鎌学が一挙4点を取り逆転する。2回表、横浜は7番遠藤選手が2-2から綺麗に流して左前安打で無死一塁。送りバントの後、9番河原木選手が0-1から甘い変化球を捉えて中安打。点差が1点に詰まる。

2回に入り、及川投手は二者連続三振を奪いました。130km後半くらいのストレートを外角低めへ、右打者が手を出せず。3回も先頭から三振を奪い、立ち直ったかと思った矢先に、落とし穴が待っていました。迎えた3番新倉選手の初球はど真ん中のストレート。これをフルスイングで振り抜き、打った瞬間にわかる左本塁打で5点目。その後、二死一塁から三者連続の四球で押し出しを許し、点差が3点に開いたところで降板となりました。マウンドには、大型サイドハンドの黒須投手が上がる。インステップして、球速は135kmくらい、変化球は曲がるスライダー。

継投でも流れは止まらず、4回裏は一死から2番玉野選手が外寄りを叩き、(中)の右中間側を破る三塁打。3番新倉選手は2-1から外角スライダーを何とか当てて、右線上に落ちるヒットで4点差になる。5回裏、一死からのマウンド上へのフライを、(一)と(三)が交錯して落球してしまう。送りバントで二死二塁として、1番西山選手が2-1からスライダーを捉え、左越え二塁打。点差が5点に広がり、ようやく板川投手がマウンドに上がる。神奈川新聞の談話によると、“準決勝に備えて、この日は登板予定なし”だったとのこと。正直驚きました。

そうであっても、板川投手は流石のマウンド捌きを見せました。走者を背負っても巧みに併殺、牽制でアウトを重ねていく。対して、小島投手は尻上がりに内角を突けるようになる。横浜は3回と4回に得点圏へ進めたものの、思うように得点が入らず、点差だけが開いていきました。5回表は3番齊藤選手が死球で無死一塁。4番万波選手の捕邪飛が真後ろのネット裏前に飛ぶ。これを見て、一走がタッチアップを試みる。(捕)が慌てずに送球をして、二塁はアウト。成功すれば、好走塁と称えられていたでしょうが、この展開だと“焦り”と映ってしまいました。

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5回を終え、“15個のアウトのうち11個”がフライアウトだった横浜。6回表、先頭が四球で出塁も、7番遠藤選手のセフティー気味のバントが投飛。飛び出していた一走が戻れず、ダブルプレーになってしまう。嫌な雰囲気になった中、死球で二死一塁から三連打が生まれて、2点が入る。9番河原木選手の中前安打、1番山崎選手の左前安打①、2番内海選手の左前安打①と、つなぐ意識が感じられました。3点差で迎えた7回表、鎌学は大浦投手に交代。187㎝から130km後半のストレートを投げ下ろし、馬力がある右腕です。

8回表、横浜は8番から上位に繋いでビッグイニングを作りたい攻撃。一死から9番河原木選手が中安打。この日は3本のヒットを放ち、何れもセンター返しの良い打撃でした。その後、連続四球やワイルドピッチで一死満塁となり、3番齊藤選手が打席に入る。1-2からの低めストレートを捉えて、打球は左中間へのライナー。(左)が届かず二塁打③となり、(左)からの返球が乱れる間に一走も生還。ついに横浜が追い付く。打者走者も三塁まで進み、逆転のチャンスが継続する。

ここで鎌学、(右)から新倉投手がマウンドへ上がる。前の二人と異なり、135km前後のキレのあるストレートがピュッと来る右腕。一死三塁で再開し、前の2打席で内角に詰まって凡退した、万波選手が打席へ入る。0-3から2-3にバッテリーが立て直し、投じた6球目は内角高めのストレート。これに空振りで三振、打席内で暫くしゃがみこむ。次は先制打の5番長南選手。2-1から外角寄りストレートを思い切り引っ張るが、深く守っていた(一)正面に飛んでアウト。鎌学が同点で踏み止まる。反対に、横浜は中軸二人で勝ち越せずに終わる。

8回裏、四球で無死一塁から、3番新倉選手が浮いたスライダーを振り抜く。打球は(中)の右中間側をライナーで抜く三塁打。鎌学が1点を勝ち越す。無死三塁となり、板川投手は際どいところを突いていきましたが、二者連続四球を与えて無死満塁。6番相澤選手(1-3からの邪飛を捕れず)、7番西畑選手に対して、2-3から低めにズバッとストレートを投げ込んだものの、球審の手は上がらなかった。連続の押し出しとなり、鎌学のリードが3点に広がる。投手の立場からすれば、「そこは取ってよ」と感じる良い球でした。ここで投手交代。

厳しい場面で登板は右腕・土生投手。投げるだけで精一杯、という感じでした。ただ、135kmは出ているストレートは勢いがありました。一人目は三ゴロで本塁封殺。一死満塁となり、9番竹村選手は2-2から二つ外れて四球①。1番西山選手は2-2から内角スライダーを左安打①。点差は5点に広がる。2番が三振後、打席にはココまで4安打の3番新倉選手。カウント1-2から外角高めストレートを振り抜き、(中)の右中間側を破る二塁打。二者が生還する。横浜の野手はしゃがみこみ、8裏のボードに“7x”と刻まれたのを見て、私はコールドだと気付きました。

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投手起用などを見て、言葉は悪いですが「鎌学はナメられている」と感じる試合でした。5回を終わった時点で、「これで横浜に勝たせるようでいいんだろうか」と、ふと思ったのが正直なところです。横浜ファンの方には申し訳ございませんが…。6回から追い上げた横浜の地力は流石の一言。それでも果敢に勝負して、重圧を跳ね返した鎌学の“やってやろう”という“気迫”が素晴らしかったです。新聞記事を読むと、竹内監督は36歳の情熱のある指導者のようですね。

横浜は藤平投手、増田選手のような大黒柱が存在せず、また福永捕手の抜けた穴が大きいと感じる試合でした。春までに柱として一本立ちする選手が出てくるでしょうか。神奈川新聞には、「チームも自分も、謙虚な気持ちで一からつくり直したい」という平田監督の談話が掲載されていました。新しい取り組みは成果も出ていますし、今度は失敗を糧に進化することを期待しております。

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2017.09.20@保土ヶ谷①

 投稿者:ベイダー  投稿日:2017年 9月22日(金)22時08分44秒
  [準々決勝]
慶應|000|010|102|4|
藤嶺|000|002|000|2|
(慶)生井1渡部10
(藤)矢澤8

<記録>
慶31294000110
★安四三犠盗併WP失残
★打死振打塁殺PB策塁
藤7744000011

[三]大川(慶)/一井(藤)
[牽制死]4表(慶)
[盗塁死]5裏(藤)

*手元集計のため、公式記録と異なる場合があります

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◆スタメン◆
【慶應義塾】
L1(遊)宮尾
L2(中)大川
R3(二)奥村
L4(三)下山
R5(左) 関
R6(右)石田
L7(一)吉川
R8(捕)善波
L9(投)生井

【藤嶺藤沢】
R1(中)大城
L2(左)池澤
L3(投)矢澤
R4(一)宮原
R5(三)須田
R6(右)和田
R7(捕)一井
R8(二)石井
L9(遊)原田

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藤嶺藤沢・矢澤投手は今秋初の先発。春観戦時に独り相撲をとるなど、制球面が課題の左腕です。立ち上がりは上々でした。1回から2回にかけては4者連続三振を奪う。バネを感じる投手であり、放たれるストレートは140km前後。変化球は落差のある高速カーブとスライダーを投げ込んでいました。荒れ球とはいえ、右打者の内外、左打者の外角低めに決まる、勝負球のストレートは惚れ惚れしました。対する慶應義塾・生井投手は、長身から腕がしなる左腕。135km前後のストレート、手元で曲がるスライダーとチェンジアップを有効に使っていました。

藤嶺は1回裏、四球と送りバントで一死二塁となるが、後続はストレートに差し込まれて凡退。4回裏、同じ形で一死二塁のチャンスを掴むが、上手く打たされて凡退。一方、慶應は3回表、ふたつの四球で一死1・2塁のチャンスを逃す。試合は投手戦の様相で進む。慶應は5回表、7番吉川選手が1・3・4間にプッシュバントが決まり、無死一塁。四球、送りバントなどで二死2・3塁となった後、2~3番に対しては連続四球。押し出しで、慶應が先制点をあげる。ボール先行のカウントで振らず、ウェイトをされたことも影響したか、矢澤投手は5回を終えて103球を投じる。

5回裏、藤嶺は8番石井選手が左前安打。無死一塁から、9番原田選手はバントの構えを見せる。これに対して、(一)と(三)が前進して重圧を掛け、正面に強いバントをさせて二塁封殺。一死一塁、次打者の初球に盗塁を仕掛けるが失敗。慶應の守備が光る。二死走者なしとなるが、1番大城選手の二強襲安打、2番(打)阿方選手の中前ポテン安打でつなぎ、二死1・2塁のチャンスを作り直す。3番矢澤選手はバッテリーに2球で上手く追い込こまれて、最後は外角ストレートで弱い左飛。藤嶺はチャンスを逃したとはいえ、徐々に対応できるようになってきた印象が残る。

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5回を終えて、慶應のヒットはバント安打ひとつのみ。6回表、5番関選手が中安打で無死一塁。2-2から外角スライダーに上手く合わせて、二遊間へ転がす。送りバントで一死二塁とするが、中飛、左飛でチェンジ。6回裏、藤嶺は先頭の4番宮原選手が二内野安打。2-2からスライダーを二遊間の良いところに転がす。送りバント、一ゴロで二死三塁となり、7番一井選手は初球の外寄りストレートを捉える。通常ならば中前安打の打球でしたが、右中間に寄るシフトの(中)の反対へ飛んで転がり、中三塁打①。同点になり、慶應は渡部投手に継投する。

渡部投手は変則左腕。多彩な変化球を持ち、左右や緩急の揺さぶりが自在でした。ストレートは125km前後で、球速以上に速く感じる。ただ、登板直後は真ん中付近へと、ボールが集まっていました。二死三塁で再開、8番石井選手は初球のスライダーをコンパクトに振り抜き左前安打。藤嶺が逆転する。さらに9番原田選手が左前安打。二死1・2塁と、チャンスが広がる。迎えた1番大城選手は、チェンジアップに外されて遊ゴロ。3点目を与えず、7回からの渡部投手は投球術が冴える。

7回表、慶應は一死から連続四球、中飛、四球で一死満塁のチャンスを掴む。一死走者なしから出塁したのは宮尾選手。大きくリードを取り、何度も牽制球を投げさせて揺さぶっていました。迎えた5番関選手の1-3から5球目、ボール球の空振りパスポール。三走が生還して同点になる。なおも二死2・3塁、矢澤投手が2-3から外角低めのストレートを投じ、見逃し三振を取って踏ん張る。その裏、藤嶺は先頭の四球後、3番矢澤選手に送りバントを命じて一死二塁。しかし、二ゴロ、遊飛と、変化球に泳がされて、決定打が出ませんでした。

最終回に入り、表の慶應は先頭の1番宮尾選手が四球で出塁。無死一塁から強攻策をとり、2番大川選手は1-1から浮いたスライダーを捉える。打球は(一)頭上を一直線で越えるライナーとなり、一走が生還。慶應が逆転する。続く3番奥村選手は1-3からストレートに差し込まれたものの、右犠飛には十分で4点目。鮮やかな攻撃でした。9回裏、二死走者なしから、藤嶺は二者連続四球で1・2塁のチャンスを掴む。迎えるは4回戦でスリーランを打った4番宮原選手。ファールで粘った後、カウント2-3からの9球目は内角スライダー。詰まった投手正面のゴロとなり、試合が終わりました。

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矢澤投手は187球の完投でした。3失点に四球が絡むなど、課題は制球力。右打者の膝元に決まったストレートとスライダーはエグイ球でした。ベンチ外でしたが、右腕・千島投手もストレート(春の時点で135km前後)は良いものがあります。右サイドの田代投手は白山で完投しましたし、投手陣は大きな強みだと思います。投打で進化して、春も上位進出を期待しております。

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へんしんでしす

 投稿者:ベイダー  投稿日:2017年 9月21日(木)00時19分43秒
  秋の大会で、横浜が満塁本塁打を浴びて敗れた試合というと、思い出すのは2004年秋ですね。2004年秋の準決勝は“慶應×横浜”でした。慶應が平川選手の逆転満塁弾で勝利し、そこから選抜ベスト8までたどり着きました。鎌学はあの時の慶應と何となく似た空気を感じます。まとまりが良い。関東の切符を手にする三校はどこになるか楽しみです。

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◆高校野球大好きさん
1点リードからジワジワ攻め崩した鎌学が見事でしたね。8回表に追い付かれ、なおも一死三塁のピンチを守り切ったことが大きかったのだと思います。

◆保土ヶ谷さん
確かにキャッチボールなどから、いろいろと感じるものはありましたね。この敗戦がよい戒めになればいいのですが。

◆アレックスさん
これまでは“横浜×日藤”、“横浜×慶應”と、秋決勝の対戦カードで綺麗に分けていた感じですね。この時は関東大会の決勝も同カードでした。今回はベスト4で2校ずつに別れるので、東西の分割が個人的に良いと思っています。

◆野球王国神奈川さん
ご丁寧にありがとうございます。今日は二試合ともにストライクゾーンが狭く、特に低めは辛かった印象です。そのため、四死球乱発に繋がったのだと思います。板川投手は至って普通でした。8回に9点目を取られた後、四者連続を許しましたが、低めの良い球を投げ続けるも球審の腕が上がらず…。たらればを言えば、3点差の4回にエースを投入せず、出し惜しみをしたことが響いたと思います。秀岳館戦の時と同じような感じでした

 

いやはや何とも

 投稿者:野球王国神奈川  投稿日:2017年 9月20日(水)23時19分31秒
  藤嶺藤沢12与四死球で2ー4、横浜15与四死球で8ー15。逆にこれで勝ってたら凄いことですが野球は甘くないですな。ベイダーさんお疲れ様でした。

横浜コールド負けでしたか。ベイダーさんの終了時コメントで“エース温存”とありました。私は弥栄戦の1イニングは試運転と見て、正直万を持してこの試合から板川投手中心にと思っていたのですが結果8四死球だけを見ると本調子にはほど遠い出来でしたでしょうかね。
力は認めるところですので、この冬から来夏にかけてどれだけ成長できるか、ですね。

来夏の神奈川地区割りについてですが、秋準決勝の結果、関東大会の結果(選抜出場2校の場合)次第で如何ようにもなりそうな気がしてます。
仮に県大会の結果だけで見た場合、決勝パターンが①東海大相模ー鎌倉学園だと南北、それ以外の②東海大相模ー慶応③桐光学園ー慶応④桐光学園ー鎌倉学園だと東西って感じでしょうか。
 

来夏の地区割りは?

 投稿者:アレックス  投稿日:2017年 9月20日(水)21時42分58秒
  秋もベスト4が出そろいました。

ところで、来夏の地区割りですが、このベスト4を割り振ると、東西では東2(慶應、桐光)、西2(相模、鎌学)。南北だと南0、北4(慶應、桐光、相模、鎌学)となります。バランスを考えると80回大会同様、東西が妥当ではないかと思いますが、最終的には何を根拠に決めるのでしょうか。他の有力校、横浜、日藤、平学、日大、隼人などを考慮しても、東西がいい線ではないでしょうか。皆さんはどう思われますか?
 

へんしんです

 投稿者:ベイダー  投稿日:2017年 9月19日(火)22時02分42秒
  明日は速報する予定です。明日は心配ありませんが、土曜日は傘マークが付いているんですね…。

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◆高校野球大好きさん
片桐監督が前回就任された半年後、08年春に見た第一印象が「粗っぽいけど、随分とバットが振れるようになったなぁ」でした。あの続きを見てみたかった監督ですし、実績のある二人の投手コーチも加入したようなので楽しみです。土屋監督の頃とは野球部を取り巻く環境が異なるようですが、ちょっとずつでも浮上してもらいたいですね。
 

2017.09.16@保土ヶ谷2

 投稿者:ベイダー  投稿日:2017年 9月19日(火)21時44分46秒
  [準々決勝]
磯子|000|000|0|0|
東海|202|021|X|7|
(磯)牧内1伊藤5牧内1
(東)齋藤1

<記録>
磯317000223
★安四三犠盗併WP失残
★打死振打塁殺PB策塁
東71032201011

[三]後藤(東)
[二]石田(磯)/森下2、渡辺、小松、本間
[走塁死]7表(磯)

*手元集計のため、公式記録と異なる場合があります

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◆スタメン◆
【磯子】
L1(中)塚田
L2(二)佐塚
R3(遊)石田
R4(捕)飯野
L5(左)菅谷
R6(三)伊藤
L7(右)松本
R8(投)牧内
R9(一)杉本

【東海大相模】
L1(遊)小松
L2(二)山田
R3(中)森下
L4(一)渡辺
R5(三)吉田
L6(右)本間
R7(左)後藤
L8(投)齋藤
R9(捕)佐藤

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磯子がどこまで食らい付けるかに尽きる一戦。1回表、磯子は二死走者なしとなり、3番石田選手が1-2から内角寄りストレートを捉え、浅めの(左)頭上を越す二塁打。さらに四球とパスボールで二死1・3塁となるが、二ゴロでチェンジ。ここまで打ち勝ってきた打線も、見せ場はここくらいで3安打止まりでした。巧くいなしたのは東海大相模・齋藤投手。右腕から低めにボールが集まっていました。三者凡退が4イニングあり、テンポが良かったです。ストレート(135km前後)をコーナーに決め、スライダーで打ち気を外し、ゴロアウトが“10/21”でした。

磯子の先発は右腕・牧内投手。コーナーを散らすことと、特に左打者に対しての内角を使う意識が感じられました。投球内容は4回戦よりも良かったと思います。しかしながら、相模は甘くなったところを逃してくれませんでした。1回表、1番小松選手が2-2から内角寄り変化球を捉えて右前安打。盗塁などで一死二塁となり、3番森下選手は2-0からの浮いた緩い変化球を捉え、(二)横を鋭いゴロで抜いて中二塁打①。続く4番渡辺選手も浮いたスライダーを捉えた中二塁打①、相模が2点を先制しました。

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3回表は連続死球などで二死1・2塁となり、7番後藤選手が2-0から外角ストレートを捉える。スライスする打球は(中)から逃げていき右中間二塁打となり、点差が4点に広がりました。5回表は一死から敵失で走者を出すと、6番本間選手がフェンス直撃の右越え二塁打で2・3塁に好機が拡大。第1打席の鋭い右飛といい、初球の甘い球を捉えました。ここで磯子は伊藤投手に交代。一人目の7番後藤選手はスライダーでタイミングを外すが左犠飛で5点目。なおも一死二塁から三者連続四死球で押し出しとなり、点差が6点に広がる。

6回裏、先頭の3番森下選手が0-2からのスライダーを捉え、鋭いライナーで(三)頭上を越える左二塁打。続く4番は送りバントを成功させた後、死球とワイルドピッチで7点目が入る。一死二塁から6番に死球を与えたところで、伊藤投手は降板しました。この日は制球が定まらず、打者9人に対して四死球が5個。変化球の揺さぶりで打者を翻弄させる、自分の土俵に持ち込むことができませんでした。コールドを阻止したい7回表、磯子は4番飯野選手が中ポテン安打で出塁。しかし、5番菅谷選手の投直がダブルプレーになり、得点をあげられませんでした。

勢いに乗る磯子を寄せ付けず、試合は相模の貫禄勝ちでした。1番小松選手、3番森下選手、4番渡辺選手と、打線の軸が強固です。秋から加わった渡辺選手は、如何にもという風格がある左の強打者でした。対して、磯子は創学館、Y校を連覇したからこそ、相模を体感できた経験を生かしてもらいたいです。これまでの相手より何枚も上手だった齋藤投手を見て、打線がどうなるか。投打に磨きをかけて、春はシードを獲得してもらいたいです。

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2017.09.16@保土ヶ谷1

 投稿者:ベイダー  投稿日:2017年 9月19日(火)21時44分42秒
  [準々決勝]
桐光|200|041|3|10|
隼人|010|000|0|1|
(桐)谷村10冨田1
(隼)青山1鈴木翔11小石川10

<記録>
桐1362100108
★安四三犠盗併WP失残
★打死振打塁殺PB策塁
隼470100219

[本]山田、楠本(桐)
[三]田村(桐)
[二]天野、渡邉(桐)/佐藤(隼)
[走塁死]1裏(隼)
[牽制死]3表(桐)

*手元集計のため、公式記録と異なる場合があります

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◆スタメン◆
【桐光学園】
R1(遊)楠本
L2(中)辻
R3(三)山田
L4(一)天野
R5(左)田村
R6(捕)高橋
R7(二)唐橋
L8(右)渡邉
R9(投)谷村

【横浜隼人】
両1(中)佐藤
L2(二)河野
R3(遊)横瀬
L4(三)百合野
L5(右)秋丸
L6(左)藤田
R7(捕)米滿
R8(一)鎌田
R9(投)青山

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横浜隼人の先発は右腕・青山投手。ストレートは135km前後でしたが、キレや球威がさほどありませんでした。本来は快速球を投げるイメージです。対して、桐光学園の先発は谷村投手。こちらも135km前後の右腕。ストレートで押すものの、夏ほどの球威がありませんでした。どちらの投手も出来が良い感じではなく、試合は初回から動きました。1回表、桐光は2点を先制しました。死球で無死一塁から、3番山田選手が左中間へ本塁打。高めにスーッと浮いたストレートを捉え、完璧な打球でした。

1回裏、隼人は1番佐藤選手がカウント1-2から浮いたストレートを捉え、右中間をライナーで破る三塁打。2番河野選手は0-1から低めを打ち上げた浅い中飛。本塁返球が一塁側に少し流れたのを見て、ハーフウェーの三走が様子見で少し本塁側に出たところを、(捕)が三塁へ送球。慌てて戻るがアウトになり、痛いミスになりました。それでも2回裏、5番秋丸選手、6番藤田選手の連打(左前安打、一内野安打)と、送りバントで一死2・3塁のチャンスを掴むと、8番鎌田選手は三ゴロ。桐光内野陣は前進していなかったので、隼人が1点を返しました。

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桐光は3回表と4回表、一死1・2塁のチャンスを生かせず無得点。対して、隼人は4回裏、先頭四球後、5番秋丸選手が鋭い中直で一死一塁となり、桐光は冨田投手へ継投しました。その後、二者に四球を許して二死満塁となったものの、9番青山選手が弱い左飛で無得点。凌いだ桐光は5回表、死球と3番山田選手の中前安打で一死1・2塁。チャンスで5番天野選手は、2-1からの外角変化球を上手く当てる。ふらふらっと弱い打球が左線に落ち、二走が迷うことなく本塁突入。良い返球でアウトのタイミングも、クロスプレーがセーフとなり、3点目が入る。

これがアウトになっていれば、違う展開が待っていたのかもしれません。結果的に見ると、この1点が試合の分岐点となり、以降は雪崩をうったように流れが桐光へと傾く。なおも2・3塁から、5番田村選手が中越え三塁打②で5点目。ここで隼人は投手を交代するが、6番高橋選手が2-2から粘った末の左安打。点差が5点に広がる。その裏、二死走者なしから連続四死球で、隼人に二死1・2塁の好機が転がり込む。しかし、6番秋丸選手は1-3から変化球を打たされて中飛。点差は5点で前半を折り返しました。

6回表に1番楠本選手の左本塁打で1点を追加すると、桐光は7回表にも好機を作る。一死から7番唐橋選手の中安打、8番渡邉選手の左中間二塁打で8点目。ここで隼人は小石川投手に交代。二死二塁からワイルドピッチとなり、二走が一気に生還で9点目。四球で無死1・2塁となり、2番辻選手は右前にライナーを放つ。これを(右)が弾くワンヒット・ワンエラーとなり、一走が一気に生還。点差が9点に広がる。隼人の守備が踏ん張れず、大差で試合が決しました。

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隼人は5イニングで得点圏に走者を置きましたが、1点止まりで終わる。ガツンと流れを引き寄せる、タイムリーが出ませんでした。ひと冬を越えて、打撃が磨かれてくるでしょう。守備は最後に崩れたものの、二遊間や外野に良いプレーがありました。投手陣は良い球もありましたが、甘いところを打たれる。鈴木翔投手は左腕。右打者の内角を厳しく突き、低めのチェンジアップで打ち取る形が良かったです。5打数3安打とやられた左打者対策など、精度が上がれば楽しみです。小石川投手は力投型右腕。制球云々よりも、130km後半の球威で勝負していました。

桐光は甘い球をしっかり仕留めて二桁得点。夏から打撃が抜きん出ている3番山田選手は勿論、4番天野選手も威圧感がある左の強打者でした。ストレートを強く叩き、変化球は上手くミートしてヒットゾーンに落とす。一方、投手陣は良い出来ではなかったです。本来はストライク先行の左腕・冨田投手。この日は3回2/3を投げ、四死球5個を与えました。それでも縦横のスライダーを使い、上手く打たせる。準決勝は谷村投手との二枚がキーマンになりそうです。

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桐蔭学園大川監督辞任

 投稿者:高校野球大好き  投稿日:2017年 9月16日(土)16時17分18秒
  思うように成績が残せなかったので仕方ない事だと思いますが
桐蔭、大川監督が辞任しましたね!桐蔭はラグビーが全国レベルで目立っていて
硬式野球部がおとなしくなった印象ですが、個人的には古豪でなく、強豪であってほしいし
現代の野球ではどちらかと言うと打撃力がないと不利な状況だと思いますが
片桐監督には、復活するには時間かかるかもしれませんが
頑張ってほしいと思います!
 

へんしんです

 投稿者:ベイダー  投稿日:2017年 9月14日(木)00時52分47秒
  ◆英恵さん
準々決勝のアナウンスをしていただき、ありがとうございました。日曜日は台風の影響で怪しくなってきましたが…。
 

2017.09.10@横須賀2

 投稿者:ベイダー  投稿日:2017年 9月14日(木)00時49分10秒
  [4回戦]
白山|001|000|003|4|
藤嶺|020|001|03X|6|
(白)小林10小浦1
(藤)田代1

<記録>
白837300008
★安四三犠盗併WP失残
★打死振打塁殺PB策塁
藤932300003

[本]宮原(藤)
[三]野澤(白)
[二]横山、小浦(白)
[走塁死]2裏、6裏(藤)
[盗塁死]8裏(藤)

*手元集計のため、公式記録と異なる場合があります

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◆スタメン◆
【白山】
L1(中)野澤
R2(捕)金城
R3(右)渡邉
R4(二)山村
L5(遊)森田
R6(左)小浦
R7(三)渡部
R8(一)横山
R9(投)小林

【藤嶺藤沢】
R1(左)大城
L2(二)兜森
L3(中)矢澤
R4(一)宮原
R5(三)須田
R6(右)和田
R7(捕)一井
L8(遊)原田
R9(投)田代

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白山は村田監督が就任して4年目くらいでしょうか。敗れたとはいえ、「骨のある公立勢がまた出てきた」と感じる戦いぶりでした。

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藤嶺は春に観戦時、矢澤投手と千島投手が登板し、左右の二枚を擁する秋は面白いという印象を抱きました。しかし、矢澤選手は背番号8、千島投手がベンチ外と、想像とは違う布陣でした。背番号1の田代投手はサイドハンドより少し上から投げる右腕。丁寧にコースを突いていくタイプのようで、この日はスライダーを上手く使い、よく粘りました。対する白山の先発は、背番号10の小柄な小林投手。右腕から小気味良く125km前後のストレートを投げ込み、小さく変化するツーシームとカットボールで芯を外していました。

先手を取ったのは藤嶺。一死から5番須田選手の中安打と送りバントで二死二塁として、7番一井選手が左安打。カウント2-1から、低めの変化球を三遊間に転がす。本塁はクロスプレーになるが生還し、送球間に打者走者が二塁へ進む。二死二塁となり、8番原田選手は2-1からの外角ストレートに合わせて左安打。浅い位置の(左)がファンブルして2点目。二塁を狙った打者走者は7-5-4のカットプレーでアウト。判断が良く、ムダがない好プレーでした。シートノックでも挟殺、重盗対策の連係プレーを確認しており、日頃から鍛えられていることが伺えました。

2点を追う白山は3回表、先頭の8番横山選手が1-2からの甘いストレートを捉え、大飛球の左越え二塁打。7回には左ポール近くに場外ファールを飛ばすなど、なぜ8番なのかというパンチ力を有する右打者でした。送って一死三塁となり、藤嶺の内野は前進せず、ゴロなら1点のシフトを敷く。迎えた1番野澤選手は2-1から内角に詰まり、二ゴロで1点を返す。白山の打撃は「遠くまで飛ばすことを目指しているのかな」という印象が残りました。最終的にはフライアウトが“14/27”でした。中盤から「転がせ」という声がベンチより聞こえてきましたが、打ち上げる場面が多かったです。

直後の3回裏、藤嶺は1番大城選手が左安打で出塁。人工芝特有の高く跳ね上がる打球で(三)を越す。四球などで二死1・2塁となり、試合の分岐点になりそうな局面がやって来ました。得点した後に凌いで「いける!」となるか、失点してズルズルと離されるか…。迎えた4番宮原選手は0-2から力んだか、高めストレートに手を出して一邪飛。白山が踏ん張りました。4回と5回は互いの投手が持ち味を発揮して無失点に抑える。田代投手は三者連続の空振り三振を奪い、小林投手は2イニング連続三者凡退に抑えました。

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1点差で前半を折り返し、最初にチャンスを作ったのは藤嶺。6回裏は先頭の四球後、3番矢澤選手が右安打でチャンスを広げる。無死1・3塁となり、4番宮原選手が1-0から中犠飛で3点目。このとき(二)と(遊)の互いがカットマンに入ろうとしたため、一走が空いた二塁へタッチアップを成功させる。ここで白山はエース・大浦投手を(左)からマウンドへ送る。一死二塁で再開し、5番須田選手が初球の甘いストレートを左安打。(左)が浅い位置で捕球、それでも暴走気味に二走が本塁突入してアウト。白山は最小失点でピンチを切り抜ける。

流れが白山に移りそうな雰囲気の中、7回表は先頭の6番森田選手が左安打。長打を期待できる選手が並ぶからか、無死一塁から強攻策に出たものの、中飛、右飛、左飛に倒れて無得点に終わる。8回表は先頭の9番倉本選手が二遊間に弱いゴロの内野安打。そこから死球と送りバントで一死2・3塁となり、中軸が打てるかで決まる局面を作りました。3番渡邉選手は初球のストレートに差し込まれ、浅い中飛。4番山村選手は1-0からのスライダーを打たされて三ゴロ。白山は2イニング連続でチャンスを潰す形になる。

守備で耐えた藤嶺、8回裏は1番からの攻撃で大城選手が左前安打。2-1からの低めストレートを良く当てました。送りバント、3番矢澤選手の敬遠四球で一死1・2塁となり、三打席連続で4番宮原選手がチャンスで打席へ入る。0-1から、ど真ん中に入ったストレートを振り抜き、打球は一直線で左中間場外へ消える3点本塁打。長身の1年生が4打点を稼ぐ活躍で、大きな追加点が入る。白山・大浦投手は長身から投げ下ろす右腕。130km前半くらいの速球派という印象でしたが、連投の影響か球威やキレは感じませんでした。

9回裏、白山は意地を見せる。先頭の5番森田選手が二遊間に跳ねる内野安打。6番小浦選手は三塁線を破る二塁打①。1点を返して三振後、8番横山選手が1-2から甘いスライダーを鋭く左前安打①。3点差となり三振後、二死一塁で打順がトップへ戻る。1番野澤選手は1-2から甘いストレートを逆方向にライナーで打ち返す。(左)の前でバウンドが大きく跳ね、バンザイする形で頭を越して三塁打①、点差が2点に詰まる。2番四球で二死1・3塁となり、3番は守備固めで出場の高橋優選手。1-1からのストレートを打ち返すが遊ゴロ、藤嶺が8強進出を決めました。

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2017.09.10@横須賀1

 投稿者:ベイダー  投稿日:2017年 9月14日(木)00時49分7秒
  [4回戦]
磯子|210|000|004|7|
Y校|001|210|200|6|
(磯)牧内1伊藤5
(Y)篠崎10竹内21茂木11

<記録>
磯1323200109
★安四三犠盗併WP失残
★打死振打塁殺PB策塁
Y1145430218

[本]塚目(Y)
[三]菅谷(磯)
[二]飯野(磯)/加山2(Y)
[走塁死]4裏(Y)
[盗塁死]5裏(Y)

*手元集計のため、公式記録と異なる場合があります

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◆スタメン◆
【磯子】
L1(中)塚田
L2(二)佐塚
R3(遊)石田
R4(捕)飯野
R5(三)伊藤
L6(左)菅谷
L7(右)神明→山田
R8(投)牧内
R9(一)杉本

【横浜商】
R1(遊)藤井
L2(三)稲妻
R3(中)新沼
R4(一)内田
L5(二)塚目
R6(右)渡邉
R7(捕)加山
R8(投)篠崎
R9(左)牛越

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磯子は初回から打線が好調でした。一死から2番佐塚選手と3番石田選手の連打(中前安打、三強襲安打)で1・2塁とし、4番飯野選手が右前二塁打。初球の外角に上手く合わせ、突っ込んだ(右)はバウンドが合わず後逸して、二者が生還。2回表は一死から9番杉本選手の右前安打、1番は二遊間側の詰まった二ゴロ。併殺コースもお手玉で取れず二死二塁となり、2番佐塚選手は1-0から外角ストレートをちょこんと合わせました。二遊間に転がる弱い打球がしぶとく抜けて3点目。Y校・篠崎投手は内外に散らす意図を感たものの、ボールが浮いてしまいました。

磯子・牧内投手は120km前後と125km前後のストレートを使い分け、変化球を混ぜる右腕。夏は精密な制球が光ったものの、この日は浮く球が目立つ。3回裏は9番(打)片桐選手の右安打、(走)関の盗塁に送りバントで一死三塁。1番藤井選手が初球を叩きつけて(投)足下を破る中安打で1点。4回裏は先頭の四球後、5番塚目選手が1-1からの内角ストレートを捉えて右前安打。(右)が突っ込んで捕りに行った結果は後逸、同点ランニング本塁打になる。その後、6番渡邉選手(鋭い中飛)、7番加山選手(右中間二塁打)と、良い当たりが続いたところで、磯子は継投に入りしました。

マウンドには前日119球完投の伊藤投手。この日もスライダーの曲がりが良く、散らして辛抱強く抑えていました。一死二塁で再開し、9番のバントが正面のフライとなり、ダブルプレーでピンチを切り抜ける。5回表、磯子は一死2・3塁(2番佐塚選手の二安、四球、送りバント)のチャンスを迎えました。しかし、後続が右飛、二ゴロで無得点に終わる。Y校の2番手・竹内投手(1年)は左腕。120km前後のストレートながら、落差のあるカーブ、チェンジアップが決まる。磯子の勢いを止め、4回からロングリリーフで好投しました。

ピンチを凌いだY校、5回表は一死から1番藤井選手と2番稲妻選手が連打(中前安、盗塁、左安)を放つ。一死1・3塁となり、迎えた3番の初球がパスボール。呆気なくY校が逆転しました。さらに二死1・2塁と攻めたものの、5番の3球目に三盗失敗でチェンジ。サイン違いなのか何なのか、当たっている打者だっただけに、勿体ない終わり方になってしまいました。

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前半を1点差で折り返し、6回裏は一死1・2塁、7回表は一死二塁と、互いがチャンスを生かせず、勝負は終盤に入りました。7回裏、二死走者なしから3番新沼選手と4番内田選手の連打(中前安、中前安)などで、Y校が二死2・3塁のチャンスを掴む。5番大薗選手は2-3から外角スライダーを引っ掛けた遊ゴロ。と思いきや、ちょうど二走が打球と重なったこともあってか、(遊)が弾いて転々とする間に、二者が生還して3点差になる。Y校は8回裏にも一死三塁(7番加山の左越え二塁打、送りバント)と攻め立てましたが、後続は空振り三振と三ゴロに倒れました。

篠崎投手に手を焼いたまま、磯子は最終回を迎える。一死から、先頭の塚田選手は一二塁間へ弱いゴロ。(二)が良く止めたが間に合わない。2番は(一)正面の一ゴロも3-6-3の併殺崩れで二死一塁。ここから四球とパスボールで二死2・3塁となり、4番飯野選手は三塁線へのゴロを打つ。(三)の前で打球が大きく跳ね上がり、記録は強襲安打①。なおも二死1・3塁、5番伊藤選手は甘いスライダーを捉えて左安打。点差が1点に詰まる。ここでY校は継投策。荒れ球と球威のエース・樺田投手ではなく、ストライクが取れる茂木投手を送ったように見えました。

二死1・2塁で再開し、パスボールで1・3塁となり、6番菅谷選手は1-2からの高めに浮いたストレートを振り抜く。打球は高く上がり、下がる(右)の頭上を越える三塁打②。土壇場で磯子が逆転する。しかし、まだ1点差、裏のY校は先頭の2番稲妻選手の四球と送りバントで、一死二塁の好機が到来する。4番内田選手は1-1から内角に詰まる遊ゴロで二死三塁となり、5番にL(打)大石選手が送られる。0-1からの2球目、投球がショートバウンドも(捕)がナイス・ストップ。0-2からの3球目は左線へ鋭いファール。1球ごとに、緊張感が走る。2-3から投じた6球目は外角に沈む変化球。バットは空を切り三振となり、磯子が8強進出を決めました。

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2017.09.09@俣野2

 投稿者:ベイダー  投稿日:2017年 9月14日(木)00時49分4秒
  [3回戦]
川和|000|120|100|4|
Y校|012|001|02X|6|
(川)佐藤1齋藤正10佐藤1
(Y)樺田1篠崎10

<記録>
川7711110210
★安四三犠盗併WP失残
★打死振打塁殺PB策塁
Y1432411018

[三]毛塚(川)
[二]新沼、渡邉(川)
[走塁死]5裏(Y)
[牽制死]2裏、4裏、7裏(Y)


*手元集計のため、公式記録と異なる場合があります

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◆スタメン◆
【川和】
R1(三)吉田
R2(遊)三家本
R3(捕)毛塚
R4(右)村上
R5(一)前川
R6(中)嶺岸
R7(投)佐藤
L8(二)五群
L9(左)佐井

【横浜商】
R1(遊)藤井
L2(三)稲妻
R3(中)新沼
R4(一)内田
R5(右)渡邉
L6(二)塚目
R7(投)樺田
R8(捕)加山
R9(左)牛越

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川和・佐藤投手は、低めへの制球が生命線になる右腕。125km前後のストレート、カット気味と抜いた変化球を駆使して、打者のタイミングを外す投球が持ち味のようでした。この日は浮いたところを捉えられ、2回裏は5番渡邉選手と6番塚目選手の連打(中越え二塁打、中前安打①)で先制点を与える。3回裏は9番牛越選手と1番藤井選手の連打(中前安打、エンドランの左前安打)と送りバントで一死2・3塁とされ、3番新沼の中犠飛で2点目を許す。ここで齋藤投手へ継投に入りました。その矢先、4番内田選手が中安打で3点目。序盤はY校が主導権を握りました。

Y校・先発は長身右腕の樺田投手。インステップして投げ下ろし、130km前半のストレートの勢いで勝負する投球でした。3回表には一死1・2塁まで攻められたものの、併殺で切り抜ける。序盤は危なげない内容でした。4回表、川和は二死走者なしから5番前川選手が中安打。高めのボール球を二遊間へ運ぶ。盗塁で二死二塁となり、6番嶺岸選手はカウント2-1から浮いたスライダーを捉える。浅い(左)の正面に低いライナーが飛び、滑り込んで止めにいくがグラブに収まらず左前安打。川和が1点を返しました。

中盤はチャンスが行ったり来たりの展開になりました。4回裏、Y校は先頭が死球で出塁も(投)牽制でアウト。二死走者なしから8番加山選手、9番牛越の連打(二安、遊安)が出るも無得点に終わりました。5回表、川和は先頭の死球と、2番三家本選手と3番毛塚選手の連打(中前安打、右ポテン安打)で一死満塁のチャンスを掴む。4番村上選手は死球①、5番前川は中犠飛①で同点に追い付く。5回表、Y校は先頭・稲妻選手の遊内野安打と、送りバントなどで二死二塁のチャンスを掴む。5番渡邉選手は、0-1から内角寄りのストレートを捉えて左安打。二走が本塁突入も、(左)佐藤選手が見事な返球でアウト。同点で前半を折り返す。

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先にチャンスを掴んだのはY校でした。6回裏、先頭の四球と敵失で無死1・2塁。8番がバントできず三振後、9番のボテボテの三ゴロで二死2・3塁となる。迎えた1番藤井選手は1-2から三遊間側へのゴロ。(三)がよく捕球した後、送球が中途半端になる。(一)が精一杯伸びて掬いにいくが、ボールは溢れて内野安打。Y校が1点を勝ち越す。直後の7回表、川和が一死から四球で出塁したところで、Y校は篠崎投手にスイッチ。インステップの影響か、樺田投手は回を追うごとに制球が乱れてきたので、代え時としては良かったと思います。

一死一塁で、迎えるは3番毛塚選手。1-1からの甘いスライダーを捉えて低いライナーの難しい打球、(左)が前進して滑り込むが逸らして転々。川和が追い付く。なおも一死三塁だったが、三邪飛、中飛に倒れて、逆転はできませんでした。篠崎投手は120km後半で、ストライクを投げられる右腕。対して、川和の二番手・齋藤正投手は左のサイドハンド。スライダーにキレがあり、打者に引っ掛けさせてアウトを重ねる。毎回走者を背負いつつ、粘りの投球で試合を作りました。そのスライダーは、7回あたりからキレを失ってきました。

8回裏、Y校は死球とバント処理のエラーで無死1・2塁。8番加山選手はバントとエンドランが決まらず2-1になったものの、甘いスライダーを左前安打で結果オーライになる。9番牛越選手に代打を送り、打席には長身の大木選手が入る。初球の内角寄りスライダーを左中間へ運び、二者が生還するタイムリーで突き放す。なおも一死1・2塁のピンチは、再登板の佐藤投手が抑える。9回表、川和は二死1・2塁まで攻めたものの及ばず、Y校が16強進出を決めました。

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最後は地力で上回る、Y校が競り勝つ。8回の二塁打コースのタイムリーがシングルヒットになり、思うように決まらないバントミス、三度の牽制死など、詰めの甘さを露呈する場面がありました。打撃は大振りせず、コンパクトに振る意識が統一されている感じでした。一方、川和は夏ほどブンブン振り回す感じではなかったですが、冬を越してどうなっているでしょうか。佐藤投手は、低めに集めての駆け引きは巧いので、ストレートの球威が上がってくれば楽しみです。

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2017.09.09@俣野1

 投稿者:ベイダー  投稿日:2017年 9月14日(木)00時49分1秒
  [3回戦]
磯  子|012|200|100|6|
創学館|200|000|010|3|
(磯)伊藤5
(創)里光10角田11藤林21佐藤20

<記録>
磯125105100312
★安四三犠盗併WP失残
★打死振打塁殺PB策塁
創532201116

[三]角津、山本(創)
[二]儀同(創)/菅谷、飯野(磯)

*手元集計のため、公式記録と異なる場合があります

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◆スタメン◆
【磯子】
L1(中)塚田
L2(二)佐塚
R3(遊)石田
R4(捕)飯野
R5(投)伊藤
L6(左)菅谷
L7(右)山田
R8(三)牧内
R9(一)杉本

【横浜創学館】
R1(中)角津
L2(遊)加藤
R3(捕)儀同
L4(一)荒木
L5(右)佐上
R6(二)浅見
L7(左)池田
L8(三)近藤
R9(投)里光

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アナウンスを聞く限り、横浜創学館はエースと思われた枯木投手がベンチ外。先発した里光投手は120km後半くらいの右腕。ボールが浮き気味で、甘い球が目立った。初回は二死1・3塁のピンチを空振り三振で切り抜ける。対する磯子の先発は右サイドハンドの伊藤投手。先頭の1番角津選手は4・9間の右線方向へフライを打ち上げる。最後は(右)が滑り込むもグラブを弾き、ボールはファールゾーンを転々。打者走者は一気に本塁へ生還で先制点が入る。2番加藤選手は弱い二ゴロを送球エラーで二塁へ進み、バントで送った後、4番荒木が左犠飛。創学館が2点をリードしました。

守備で浮足立った2回表、先頭7番菅谷選手が左越え二塁打。カウント2-2から外角寄りをしっかり叩き、ナイス打撃でした。バントで送って二死三塁、8番牧内選手はカウント2-2からの甘いストレートを中前安打で1点を返す。続く3回、死球と4番飯野の左二塁打で一死2・3塁として、5番伊藤選手が中犠飛で同点。ほぼ定位置正面の打球、送球が三塁側に流れてしまいました。二死二塁となり、6番菅谷選手は弱い打球も、二遊間の良いところを抜ける中安打。二走が生還して、磯子が逆転する。

4回から創学館は角田投手がマウンドへ。先発と似たタイプの右腕の上、球速も劣ったため、磯子が難なく対応していました。先頭8番牧内選手の左前安打を皮切りに、バントを挟んで4連打で2点を追加し、点差が3点に広がる。なおも一死1・3塁のピンチで、創学館は藤林投手(1年)をマウンドへ送る。連続三振でピンチを切り抜けました。インステップして投げ込み、制球がアバウトながら、130km前半くらいのストレートで押し切れる強さがある右腕。外角いっぱいに決める勝負球が良かったです。

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7回表、磯子は一死1・3塁からスクイズを決めて、点差が4点に広がる。投手前への強いバントに対して、グラブトスの体勢に入るが、ボールが入り切りませんでした。記録はエラーが付く。磯子・伊藤投手はコンパクトな右サイドハンド。120km台前半のストレート、曲がるスライダー、沈むシンカー系と、キレがありました。これらを上手く内外へ投げ分ける。打者はあくまでもストレート待ちだったのか、大振りして変化球に対応できず凡打。この形を繰り返し、7回まではゴロアウトが14/21(66%)。しかしながら、球数が100球に近付くに連れて、甘い球が増えていきました。

8回裏、一死から3番儀同選手が初球の甘いストレートを捉えて左越え二塁打。続く4番荒木選手も初球の甘い球を捉え、一二塁間を鋭く破る右安打で1点を返す。荒木選手は初回の左犠飛、3回の二直と、唯一の序盤から終盤まで対応出来ている打者でした。なおも一死一塁から反撃したい創学館でしたが、左飛、二直と詰まった打球でチェンジ。7番から始まる9回表は三直、中飛と弱い当たりで二死をとられ、最後は空振り三振で試合終了。磯子が序盤に連鎖した守備のミスを断ち切り、打撃で挽回する見事な勝利でした。

創学館は投打で圧倒されてしまい、二季連続で公立校に敗れました。希望の光は藤林投手と佐藤投手の1年生が好投したこと。藤林投手は3・2/3回を投げて5奪三振。佐藤投手は丁寧に投げ分ける左腕。将来的には夏のエースだった川井投手のようなタイプになるのかもしれません。2回を投げて無失点、被安打1、与四死球0、奪三振3でした。枯木投手、旧チームの1番打者・斉藤選手が不在だったので、春は巻き返してもらいたいです。

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